チャイ・スパイス・カフェインなどのおすすめ情報量は日本最大級

ジャスミンティーに利尿作用はある?飲みすぎNGなのか解説!

ジャスミンティーの利尿作用や1日の許容量を解説!

ジャスミンティーは幅広い年齢層に人気の高いお茶で、スーパーやコンビニなどで見かける機会も増えてきました。

スッキリとした味わいで人気のジャスミンティーですが、ジャスミンティーを飲むとトイレが近くなるのでは?と利尿作用が気になる方も多いようです。

そこで今回は、ジャスミンティーの利尿作用や1日の許容量を詳しく解説していきます。

ジャスミンティーに利尿作用はある?

ジャスミンティーを普段よく飲んでいても、どのようなお茶なのかを知っている人は少ないかもしれません。

ジャスミンティーは、ハーブティーだと思っている方も多いですが実際はそうではなく、緑茶(またはウーロン茶)をジャスミンの花で香りづけしたお茶になります。

中国では緑茶などに花の香りを付けたお茶、花そのものを原材料としたお茶のことを花茶(フアチャー)と呼びますが、ジャスミンティーは数ある花茶の中でも代表格と言えるお茶です。

このようにジャスミンティーは、ハーブティーではなく原料は緑茶ですので、緑茶の利尿作用がジャスミンティーにも含まれています。

ジャスミンティーに含まれる利尿作用を感じる成分

ジャスミンティーには利尿作用があることが分かりましたが、ジャスミンティーに含まれる利尿作用を感じる成分は何なのでしょうか。

ここからは利尿作用を感じる成分について解説していきます。

カフェイン

ジャスミンティーをハーブティーの一種と思っていた方は、カフェインは含まれてないのでは?と思われるかもしれませんが、ジャスミンティーのベースとなっているのは緑茶ですので、一般的なお茶と同じだけのカフェインは含まれています。

ではどれくらいのカフェインがジャスミンティーに含まれているのでしょうか。

ジャスミンティーのベースとなる煎茶のカフェイン量は100mlあたり20mg、コーヒーは100mlあたり60mg、紅茶は100mlあたり30mgのカフェインが含まれています。

煎茶のカフェイン含有量はコーヒーの1/3程度で、特にカフェインの含有量が多いわけではありませんが、飲み過ぎには注意が必要です。

カフェインの効果と効能

ジャスミンティーにも含まれているカフェインには、運動中の疲労感を軽減させ長時間の運動が続けられることや、集中力を高める効果もあると言われています。

カフェインにはエネルギーを消費し代謝を上げる効果や、興奮時に優位になる交感神経を高める効果があるため運動後の疲労回復というよりも、運動中の集中力を高めて疲労感を感じさせない効果があると言えるでしょう。

カフェインのデメリット

カフェインには血管を拡張し血液循環量が増えることから、利尿作用や神経伝達物質が増加し気分高揚・眠気消失・交感神経刺激による基礎代謝増進・胃酸分泌促進などがある一方で、胃酸分泌過剰による胃への負担増・睡眠の質の低下などが知られています。

刺激による心拍数の増加や興奮、不安、震えなどがみられることもあるため、妊娠中の女性はカフェイン摂取を控える方が良いことは多く知られているところです。

カリウム

ミネラルの中で体内に1番多い成分のカリウムですが、カリウムは体内の塩分を排出する効果があり、血圧を下げるのに必要な栄養素と言われます。

ジャスミンティーのベースとなる煎茶には100mlあたり27mgのカリウムが含まれていますが、玉露は100mlあたり340mg、抹茶は100mlあたり32mgのカリウムが含まれています。

腎臓の働きが低下すると、1日あたりのカリウム摂取量を制限する必要がありますが、このような場合はカリウムが多い玉露よりも煎茶がおすすめです。

しかし腎臓病などでカリウム摂取が制限されている場合は、医師の指示に従いましょう。

カリウムの効果と効能

カリウムは細胞の中に多く含まれるミネラルで、細胞の浸透圧を維持して細胞の機能を調整している生命維持に欠かせない栄養素です。

カリウムは過剰な塩分を体外に排出するほか、筋肉の収縮や神経伝達に関わり、細胞内の浸透圧や体内のpHバランスを保つ働きがあります。

また体内に残ってしまった余分なナトリウムを排出する作用があるため、血圧を下げる効果やナトリウムと共に作用することで、むくみ改善や心臓機能・筋肉機能の調節の効果も期待できます。

カリウムのデメリット

カリウムを多く含む食品やサプリメントを過剰摂取すると高カリウム血症になる可能性があります。

高カリウム血症の主な症状は、しびれ・胃のむかつきや嘔吐などの胃腸症状・筋力低下などで、重症化すると不整脈や心停止を起こす場合もあります。

普段の食生活で高カリウム血症になることはほとんどないといわれていますが、特に腎機能が低下している方はカリウムの排出機能低下により高カリウム血症になりやすいため注意が必要です。

飲み過ぎNG?ジャスミンティーの1日の許容量

ジャスミンティーはスッキリとした味わいですので、夏場などは飲む量が増える方も多いようです。

そこでここからは、ジャスミンティーの飲み過ぎはNG?の疑問やジャスミンティーの1日の許容量を解説します。

多くても1日10杯まで

ジャスミンティーのベースは緑茶ですが、緑茶は健康な方で1日10杯程度ならメリットがあると言われています。

しかし緑茶は身体を冷やす効果もありますので、飲みすぎは胃腸を冷やし胃の働きを鈍くしたり、身体を冷やしてしまうことがあります。

そのため冷えが心配な方は温かいジャスミンティーがおすすめです。

過剰な飲み過ぎに影響する成分

ジャスミンティーを過剰に飲み過ぎると体に影響を及ぼす成分を紹介します。

タンニン

緑茶に含まれるタンニンは、活性酸素の働きを抑えて老化を防いでくれる成分で、認知症や生活習慣病の予防、整腸作用、美白効果などでも知られています。

タンニンには鉄の吸収を妨ぐ効果もあるため、多量摂取によって鉄分の吸収が阻害され貧血などの症状を引き起こす可能性があります。

貧血気味の方は、タンニンの摂り過ぎに注意しましょう。

シュウ酸

緑茶には、尿路結石の原因となるシュウ酸が含まれています。

緑茶に特別多く含まれているわけではありませんが、シュウ酸はカルシウムや鉄分の吸収を阻害する働きがあるため注意が必要です。

シュウ酸の過剰摂取は尿路結石や腎不全などの病気を起こす可能性があるため、気になる症状がある方は医師に相談すると良いでしょう。

ジャスミンティーの利尿作用を抑えたいときの対策2つ

ジャスミンティーを飲んでトイレが近くなるのは困ると思う人も多いことでしょう。

そこでここからは、ジャスミンティーの利尿作用を抑えたいときの対策を紹介します。

しっかりと対策をして、トイレの悩みを解消しましょう。

ぬるめのお湯や水出しで淹れる

ジャスミンティーでトイレが近くなって困るという方は、ジャスミンティーを淹れる時のお湯の温度にこだわってみてください。

ジャスミンティーにはカフェインが含まれていますが、このカフェインの摂取を控えると利尿作用を抑える効果があります。
カフェインは高温のお湯によく溶け出しますので、やや低めの60度ぐらいのお湯でジャスミンティーを淹れると、カフェインがあまり溶け出しません。
また水出しならさらにカフェインの量が減りますので、利尿作用を抑えたい方は水出しがおすすめです。

大事な予定があるときは飲むのを控える

ジャスミンティーは、淹れ方に拘っても完全にカフェインを取り除くことができません。

そのため、大事な予定があるときは飲むのを控えましょう。

大事な会議や仕事、映画やコンサートなど長時間離脱が難しい日は、カフェインが含まれていない麦茶やルイボスティーがおすすめです。

トイレが近くなると困る日と、そうでない日の使い分けをして快適に過ごしましょう。

ジャスミンティーは利尿作用があるので適度に摂取しよう!

ジャスミンティーはリラックス効果を期待して就寝前に飲むイメージがありますが、利尿作用があるため寝る前よりも午後のリラックスタイムなど日中に飲む方がおすすめです。

シーンに合わせてジャスミンティーを楽しんでみてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

RECOMMEND

おすすめ記事

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

RELATED

PAGE TOP