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チャイを飲みすぎると尿路結石になる?適量と良い効果も解説!【2022年最新】

チャイを飲みすぎるとどうなる?

チャイを飲みすぎるとどうなる?

最近は手軽なパックやお湯で溶かすだけの粉末タイプなど、さまざまなチャイの素が販売しています。

風味豊かなミルクティーの中にピリッとしたスパイスの味が癖になるチャイですが、おいしいからといって飲みすぎてはいませんか?

今回はチャイを飲みすぎたときのリスクや1日の適量、反対に得られる良い効果を解説します。

忙しい毎日にホッと一息つけるチャイをもっと楽しみましょう。

 

チャイを飲みすぎると尿路結石になる?他のリスクも紹介

 

チャイを飲みすぎると尿路結石になる?他のリスクも紹介

チャイに使われる紅茶の茶葉にはシュウ酸という物質がふくまれています。

このシュウ酸を摂取しすぎると腎臓から尿道までの間に結石ができて、激しい痛みを感じたり血尿がでたりします。

 

シュウ酸の過剰摂取で結石のリスク

紅茶に含まれるシュウ酸は腎臓を通って尿として排出されます。

しかしアイスティーやアイスチャイなどを大量に飲むことにより、シュウ酸腎症(別名:アイスティー腎症)を発症するリスクがあります。

飲み物の種類シュウ酸含有量(mg/100g)
紅茶72
緑茶60
コーヒー33
参考サイト:薬院泌尿科

 

このようにお茶系の中で比較すると紅茶に含まれるシュウ酸はトップの含有量です。

シュウ酸の1日摂取量は600~800mgが適量といわれています。

一人分のチャイは2~3gの紅茶を使用するので、チャイだけで過剰摂取になることは考えにくいです。

しかし、ホウレン草やレタス、ブロッコリーなど身近な食べ物にもシュウ酸は含まれます。

 

参考サイト:尿路結石症の食事(再発予防)

参考サイト:東京女子医科大学病院 泌尿器科 腎臓病総合医療センター「尿路結石とは」

 

体重増加の恐れ

他にもチャイの飲みすぎによる健康リスクがあります。

チャイは牛乳や砂糖を使うため100mlで37kcal、糖質は3gです。

緑茶やブラックコーヒーのカロリーが一桁代なのに対し、チャイのカロリーは10倍程度に達します。

1日に何杯も飲むと体重が増えたり、内臓脂肪が増加するリスクがあるでしょう。

 

糖尿病のリスク

チャイ1杯には約5gの糖質が含まれると考えられます。

嗜好品として飲む分には問題ありませんが、水代わりに1日に何杯も飲んでしまうと血糖値が急上昇する可能性があります。

食べ物に含まれる糖質と違い飲み物から糖質を摂取する場合、あっという間に胃を通過して血糖が上昇し、脾臓への負担にもつながりやすいのです。

また、甘い飲み物を飲んで血糖が上がるとさらに喉が渇くようになります。

喉が渇くからまた甘いチャイを飲む、といった悪循環に陥るりすくがあります。

 

参考サイト:しらい健康クリニック「飲み物、特に炭酸飲料やスポーツドリンクについて」

 

チャイの適量は?飲みすぎないための知識

チャイの適量は?飲みすぎないための知識

まろやかさとスパイシーさが同調するチャイは、ハマると一日に何杯も飲んでしまいがちです。

しかし、チャイにはシュウ酸やカロリーの問題だけでなく、カフェインも含まれます。

そこで健康的なチャイの適量を検証してみました。

 

 

1日350mlまで

カロリーや糖質をもとに考えるとチャイは一日に2杯程度、350ml程度が適量でしょう。

カロリーはチャイ2杯で約130kcal、糖質は約10.5gです。

他にもお菓子などを間食に食べるならチャイは一日に2杯におさえたほうが健康的です。

 

カフェイン量だけみると1日10~12杯

チャイに含まれるカフェイン量は紅茶を100ml使用するとすれば約30mgになります。

カフェインの一日摂取上限は400mgといわれているため、単純計算すると10杯以上飲んでよいことになります。

しかし、チャイはカロリーが高く糖質が多いため、カフェイン摂取量を超えないからといってがぶ飲みするのは避けましょう。

 

チャイは飲みすぎなければ良い効果がある?4つのメリット

チャイは飲みすぎなければ良い効果がある?4つのメリット

インドやトルコ、ロシアなどさまざまな国で飲まれているチャイには、適量を飲むと美容や健康に嬉しい効果が期待できます。

 

①冷え性改善

チャイにはシナモンやクローブ、ジンジャーなどのスパイスが使われます。

スパイスは遥か昔から医療にも使用されてきた歴史があり、体に良い影響をもたらすと考えられています。

とくに生姜(ジンジャー)に含まれるジンゲロールという成分は、血流を促進させ体を温める効果が期待できます。

手足が冷たくなる冷え性の方や冬場は、ホットでチャイを楽しむと効果を実感できるでしょう。

 

②リラックス効果

たっぷりと牛乳を使ったチャイはミルクに含まれるオピオイドペプチドにより、気持ちを鎮めリラックスする効果が期待できます。

また、牛乳にはイライラ改善に効果が期待できるセロトニンの原料となるトリプトファンという必須アミノ酸が含まれます。

お気に入りのチャイカフェや自宅で、ゆっくりとチャイを楽しむ時間をもってみましょう。

 

③むくみ改善

チャイに欠かせないスパイスの一つであるシナモンには、体の余計な水分排出に効果的なカリウムが含まれています。

また、紅茶の茶葉にはカフェインが含まれているため、その利尿作用により体の老廃物が排出しやすい体内環境に近づきます。

この2つの作用で余分な水分が出て、むくみが改善されたり体がすっきりするでしょう。

 

④アンチエイジング

チャイに使用される紅茶には、強い抗酸化作用を持つ紅茶ポリフェノールが含まれます。

紅茶にはテアニンやテアフラビン、テアルビジンといったポリフェノールが含まれることがわかっているため、肌の老化や体の酸化に対抗する効果が期待できます。

肌の老化は糖とコラーゲンが結び付き、変質することで引き起こされると考えられています。

チャイに含まれるポリフェノールはこの結び付きを抑える作用があるので、アンチエイジングにつながるのです。

 

チャイの飲み過ぎに気を付けて健康的なライフスタイルを目指そう

チャイの飲み過ぎに気を付けて健康的なライフスタイルを目指そう

もともと中東で飲まれていたチャイは日本でもブームになりつつあり、テレビで取り上げられたりチャイカフェが増えたりしています。

ただ、チャイには尿路結石の原因となるシュウ酸や、糖尿病につながる糖質・カロリーが多いという特徴があり、飲みすぎには注意が必要です。

なんの飲み物にもいえますが、飲みすぎは健康に悪影響を与える可能性があります。

チャイも飲みすぎに注意すれば、冷え性やリラックス効果が期待できます。

適量を心がけて健康的なライフスタイルにぜひチャイを取り入れてみてください。

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