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スパイスで使われる定番の葉っぱ14選!特徴や効果効能も解説!【2022年最新】

定番の葉っぱのスパイスを紹介

定番の葉っぱのスパイスを紹介

スパイスは一般的に食材の臭みを消したり、香り付けするときに使うもの。
スパイスと同様に使われているのが、ハーブとも呼ばれる葉っぱ類です。
スパイスは種子、ハーブは葉や茎を指すことが多く、スパイスミックスやパウダーには両方混ぜている場合もあります。
この記事では、スパイスに加えても使える葉っぱ類を14種類、概要や効能をわかりやすく解説します。

 

スパイスとして使われる定番の葉っぱ14選

それではスパイスとしても使われている定番の葉っぱ類を14種類一挙に見てみましょう。

 

①オレガノ

①オレガノ

オレガノはシソ科のハーブの一種で、トマトとの相性がよく、特にピッツァには欠かせません。
シソ科の中でも香りが強く、爽やかかつほんのり苦さを感じるフレーバーがあります。
乾燥させることで香りが強まるため、ドライ状態やパウダー状で流通しているのが一般的です。
オレガノは消化を促し、胃腸の調子を整える作用があります。
抗酸化作用が強く、眼球の水晶体に元々存在しているルテインを多く含みます。
目の疲れを感じている、胃腸が重いときはオレガノのハーブティーを飲んでみましょう。

 

②クレソン

クレソン

西洋セリやミズガラシとも呼ばれるクレソンは、ピリっと辛みが効いているのが特徴です。
爽やかな香りもあるので、脂分が多いハンバーグなどの肉料理によく添えられています。
クレソンは栄養価が高く、βカロテンやカリウムなどのミネラルが豊富です。
とくにシニグリンという辛味成分は、殺菌効果や血行促進効果など様々な健康への良い影響があります。
付け合せで食べてもOKですが、クレソンの栄養を効率よく摂りたいなら生で食べるのがおすすめです。

 

③コリアンダー(パクチー)

③コリアンダー(パクチー)

コリアンダーは、中国パセリ、シャンツァイ、パクチーとも呼ばれています。
とくにタイやベトナム料理によく添えられている定番の葉っぱです。
コリアンダーは香り成分がコレステロールや血糖値の調整にも有益と言われ、高い健康効果があります。
香りが苦手な方も多い葉っぱですが、カレーには欠かせないスパイスでお菓子にも使えます。
日本でも栽培しやすく、家庭菜園で収穫できるのも魅力です。

 

④しそ

しそ

しそは大きく分けて赤じそと青じそがありますが、青じそは大葉とも呼ばれています。
シソ科シソ属の総称を指しており、香辛料はもちろん、薬味や天ぷらとしても使える日本では定番の葉っぱです。
しそはビタミンBやβカロテンなどのビタミン、ペリルアルデヒドと呼ばれる殺菌効果のある香り成分を含みます。
またアレルギーの抑制に効果的なαリノレン酸を多く含み、花粉症やアトピー性皮膚炎に効果があります。

 

⑤セージ

⑤セージ

西洋で一般的に使われているセージは、よもぎのような香りのある葉っぱです。
香味が強く、使いすぎると主張が強くなりますが、ソーセージや肉を使った煮込み料理などによく使われています。
セージは抗菌作用が高く、うがい薬として使うことで口内や喉の健康を守ります。
また香りが強いので、ハーブティーなど飲食はもちろん、ルームスプレーやフレグランスにも使えます。

 

⑥タイム

⑥タイム

タイムは魚のムニエルなどの焼き料理やクラムチャウダーなどの煮込み料理によく使われます。
程よい苦味と爽やかな香りは海鮮類と相性が良く、臭みを消しつつ味わい深くしてくれます。
小ぶりな葉がたくさんついており、ブーケガルニにも欠かせないタイムは、酸味が効いているのも特徴です。
煮出してハーブティーとして飲んでも香味が爽やか、抗菌作用があるのでうがいに使っても効果的です。

 

⑦バジル

⑦バジル

トマト料理やトマト系パスタには欠かせないのがバジルです。
イタリア語でバジリコとも言い、スーッとした香味があるのにクセが少ないので日本人でも使いやすいハーブです。
乾燥状態でも使われますが、生のバジルにモッツァレラチーズとトマトを合わせたカプレーゼも高い人気があります。
またバジルの香りはリラックス効果が高く、不眠症や冷え性など様々な症状に効果があります。

 

⑧パセリ(イタリアンパセリ)

⑧パセリ(イタリアンパセリ)

レストランで出てくる料理の付け合せでよく見かけるパセリは、抗酸化作用のある栄養価を豊富に含むハーブです。
尖ったクセは少なく、甘いもの以外であれば何にでも合う万能な味わいがあります。
スープにかけたりバターと混ぜてパンにつけたり、洋食であれば用途の広さは無限大です。
しかし葉酸を多く含み、胎児に悪影響を及ぼす可能性があるので、妊娠中は摂りすぎに注意しましょう。

 

⑨フェンネル

⑨フェンネル

セリ科ウイキョウ属の多年草であるフェンネルは、アニスと似た香りのハーブです。
ほのかな甘みと酸味があり、魚料理によく使われています。
フェンネルは葉っぱだけでなく、若い茎をセロリと同じように調理することができます。
また株の部分は加熱すると、玉ねぎと同じ感覚で食べられます。
フェンネルは胃液や唾液の分泌を促すので、胃腸の調子が悪い時におすすめのハーブです。

 

⑩ペパーミント

⑩ペパーミント

ペパーミントは西洋薄荷(セイヨウハッカ)とも呼ばれているハーブの一種です。
日本では歯磨き粉やガムに含まれている香り成分はペパーミント由来のものが使われています。
ミントは大きく分けてペパーミントとスペアミントに分類され、ペパーミントは清涼感の強い香りが特徴です。
メントールと呼ばれる精油成分を含み、抗菌作用が強力で触れると冷たく感じます。
ペパーミントの香りはダイエットにも効果があり、香りを嗅ぐことで食欲を抑える効果があります。

 

⑪マジョラム(スイートマジョラム)

⑪マジョラム(スイートマジョラム)

マジョラムは、植物分類上オレガノと同一か否かがいまだ議論されているハーブの一種です。
それゆえオレガノと使い道や効能、香りや風味がよく似ています。
マジョラムは上品な香りなので、淡白な素材や野菜、豆と合わせることが多いです。
また肉類や魚と調理することで、スパイスや臭み消しとしても使えます。
マジョラムは甘さの中にウッディー系が混ざった魅惑的な香りで、有名ブランドの香水にも使われることが多いです。

 

⑫レモングラス

⑫レモングラス

レモングラスはその名の通りレモンと似た香りのハーブで、植物分類上はレモンと全く別物です。
トムヤムクンの酸っぱい爽やかな香味はレモングラスによるもので、とくにタイを中心とした東南アジア料理には欠かせません。
ニラのような見た目をしていますが、繊維質なので風味づけとして使った後は取り出すか、粉砕して使うことが多いです。
またレモングラスの香りは虫を寄せ付けない効果があるので、虫除けスプレーや防虫剤としても使われています。

 

⑬ローズマリー

⑬ローズマリー

ローズマリーは甘さのある強い香りが特徴、ラムやジビエといった獣臭さの強い肉を調理する時によく使われています。
上品な香りなのでカリフラワーやじゃがいもなど淡白な味とも好相性、ローズマリーポテトなどが人気です。
ローズマリーはスパイスに使われる葉っぱ類の中でも抗酸化作用があるポリフェノールを多く含みます。
ストレスが溜まったとき、風邪を引きやすいときなどは、ローズマリーのハーブティーを飲むと甘い香りを楽しめる上抗酸化作用もあり一石二鳥です。

 

⑭ローリエ(ローレル)

⑭ローリエ(ローレル)

ローリエは月桂樹とも言われ、角切り肉などと一緒にパッケージングされていることが多い葉っぱです。
風味や香りが強いので、煮込み料理でも1枚で十分香り付けや臭み消しに効果があります。
ローリエの葉っぱは乾燥させることでより香味が強くなります。
パキっと割るように折って、スープなどを調理するときに一緒に煮込みましょう。
エグみが出ないように、調理し終わったら取り出すのがおすすめです。

葉っぱを使ったスパイスは他にもたくさんある!

葉っぱを使ったスパイスは他にもたくさんある!

基本的には付け合せや臭み消し、煮出してお茶に使うことが多い葉っぱ類ですが、まとめてみると実にたくさんの種類があります。
この記事でご紹介したのはごく一部ですが、普段の料理に使いやすく一般的なものを選びました。
スパイスで使われる葉っぱは豊かな香りと独特の風味は料理をグレードアップさせ、健康にも良い影響があります。
スパイスに興味を持ったらぜひこの記事を参考にしてください。

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