カフェインと聞いてコーヒーを思い浮かべる方は多いですが、実はさまざまな飲み物にカフェインは含まれています。
そこで今回はカフェイン量をランキングで分かりやすく紹介します。
カフェインが多く含まれている飲み物を知って健康管理に役立てましょう。
カフェイン量ランキングを1位から10位まで紹介

カフェインは眠気覚ましに飲む物と思われがちですが、カフェインはリラックス効果があり緊張緩和にも役立ちます。
また利尿作用もありますので、むくみが気になる人にもおすすめです。
さらに集中力もアップするためカフェインを仕事中に摂取したいと思う人も多いでしょう。
そこでここからは、カフェイン量が多い飲み物をランキングで紹介します。
カフェインが含まれてる飲み物を知って健康維持に役立てましょう。
カフェイン量が多い飲み物ランキング比較表
順位 | 種類 | カフェイン量 | 特徴 |
1位 | 栄養ドリンク | 50mg~170mg | 商品によってカフェイン含有量が異なる |
2位 | 玉露 | 160mg | 高級茶葉で日常的に飲むことは少ない |
3位 | エナジードリンク | 30mg~140mg | 眠気覚ましに特化した商品は含有量が高い |
4位 | コーヒー | 60mg | カフェインが気になる人はカフェインレスコーヒーがおすすめ |
5位 | 紅茶(チャイ) | 30mg | ティーカップ1杯では約45mgのカフェインを含む |
6位 | せん茶(緑茶) | 20mg | 湯温が高いほどカフェインが溶け出やすい |
7位 | ほうじ茶 | 20mg | 劣化が少なく酸化しにくい |
8位 | ウーロン茶 | 20mg | カフェインが気になる人は麦茶がおすすめ |
9位 | マウンテンデユー | 20mg | 日常的に炭酸飲料を摂取している人は飲み過ぎに注意 |
10位 | コーラ | 10mg | 糖類が含まれているため過剰摂取に注意 |
※上記表は100mlあたりのカフェイン量です。
カフェイン量が多い飲み物ランキング

カフェイン量が多い飲み物をランキングで紹介します。
カフェインは仕事を始める前や気分を切り替えたい時など、作業のパフォーマンス能力を上げたい時に適量摂るのがおすすめです。
コンビニで手軽に購入できる飲み物ばかりですので、仕事中や休憩時間に取り入れましょう。
1位:栄養ドリンク

栄養ドリンクは仕事などでもうひと踏ん張りしたい時や、風邪で体力が落ちている時などに飲む人が多いドリンクです。
栄養ドリンクのカフェイン量は、商品によって大きく異なりますが100mlあたり50mg~170mg。
カフェインが気になる方は、カフェインレスの栄養ドリンクもありますのでそちらを選ぶとよいでしょう。
2位:玉露

カフェイン含有量が意外と多い飲み物第2位は玉露です。
玉露は100mlあたりに160mgのカフェインが含まれています。
玉露は収穫前の約1ヵ月前から、日光を遮った状態で育てる高級茶葉で、頻繁に飲むことはあまりないお茶です。
そのため、玉露を飲み過ぎてカフェインの過剰摂取になる心配は少ないですが、玉露を飲む際はカフェインが多く含まれていることを頭に置いておきましょう。
3位:エナジードリンク

エナジードリンクも栄養ドリンクと同様に、商品によってカフェイン含有量が異なります。
エナジードリンクのカフェイン含有量は100mlあたり30mg~140mgです。
眠気覚ましに特化したドリンクは、これよりも含有量が高くなっています。
眠気覚ましや、やる気を出したい時に飲む人が多いですが、何本も飲むなど過剰摂取にならないよう気をつけましょう。
4位:コーヒー

コーヒーは抽出方法や豆の種類などでカフェイン含有量が異なりますが、ドリップコーヒーを例に挙げると100mlあたり約60mgのカフェインが含まれています。
コーヒーカップ1杯は約150mlですので、コーヒーを1杯飲むと約90mgのカフェインを摂取することになります。
エナジードリンクよりは少ないですが、一日に何杯も飲むとカフェインの過剰摂取になるため、カフェインレスコーヒーに置き換えするとよいでしょう。
5位:紅茶(チャイ)

紅茶には100mlあたり約30mgのカフェインが含まれています(5gを熱湯360mlで1.5~4分抽出した場合)。
ティーカップ1杯が150mlですので、紅茶を1杯飲むと約45mgのカフェインを摂取することになります。
コーヒーよりは少ないので、カフェインが気になる人は紅茶の方がおすすめです。
また紅茶にはタンニンやテアニンという成分が含まれていますが、これはカフェインの動きを抑制する働きがあるといわれます。
胃への刺激がコーヒーより穏やかなので、胃の負担を減らしたい人は紅茶がおすすめです。
6位:せん茶(緑茶)

せん茶(緑茶)は収穫まで日光の下で育てられるお茶で、日光を遮って育てる玉露とは異なります。
日常的によく飲まれているせん茶には、100mlあたりに約20mgのカフェインが含まれています(茶10gを90度の湯430mlで1分で抽出した場合)。
玉露よりカフェイン量がかなり少ないので、お茶が好きでカフェインを控えたい方にはせん茶がおすすめです。
またカフェインは湯温が高いほど溶けやすく低いと溶けにくい性質があるため、淹れ方にこだわってみるのもよいでしょう。
7位:ほうじ茶

ほうじ茶は緑茶を炒ったお茶なので香ばしい香りが特徴的です。
ほうじ茶のカフェイン量は100mlあたり約20mg程度のため(ほうじ茶15gを90度の湯650mlで30秒抽出した場合)せん茶と同じ量となっています。
せん茶と比べて苦みが少なくすっきりとした味わいなので、マイボトルに入れて持ち歩く人も多いです。
緑茶はボトルに入れると色が変わったり風味が落ちたりしますが、ほうじ茶は劣化が少なく酸化しにくい特徴があります。
マイボトルにお茶を入れ持ち歩きたい人は、ほうじ茶の方がおすすめです。
8位:ウーロン茶

ウーロン茶のカフェイン量は100mlあたり約20mg(ウーロン茶15gを90度の湯650mlで30秒抽出した場合)含まれています。
ウーロン茶はアイスで飲む人が多いですが、コップ1杯が約200mlとするとカフェイン含有量は約40mgとなります。
せん茶・ほうじ茶・ウーロン茶はほぼ同じ量のカフェイン量ですが、夏場に冷たく冷やして飲むのはウーロン茶という人は飲む量が増えるかもしれません。
カフェイン量が気になる人は、カフェインが含まれていない麦茶に置き換えるとよいでしょう。
9位:マウンテンデュー

コーヒーやお茶にカフェインが入っているのは知られていますが、炭酸飲料にもカフェインは含まれています。
炭酸飲料のマウンテンデユーは1958年にアメリカで誕生し、日本では1981年から発売しています。
シトラス系の味わいと心地良い刺激が特長で、幅広い年齢層に人気の飲料です。マウンテンデユーのカフェイン量は100mlあたり約20mg含まれています。
日常的に炭酸飲料を摂取している方は飲み過ぎには注意しましょう。
10位:コーラ

子供から大人まで大人気のコーラですが、コーラにもカフェインが含まれています。
ペプシコーラを例に挙げると100mlあたり約10mgのカフェイン含有量です。
カフェイン量は少ないですが、糖類が含まれているので過剰摂取に注意しましょう。
カフェイン量ランキングを参考に摂りすぎに注意しよう!

カフェインは適量であれば、眠気を覚まし集中力を高めるなどの働きに期待できます。
しかしカフェインを過剰に摂取すると、健康を害するリスクもあるので注意が必要です。
日常生活の範囲内ではカフェインの効力によって有害な影響が出ることはほぼありませんが、一気に多量に摂るのは危険です。
カフェインはランキングを参考にして適量を摂るようにしましょう。
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