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シナモンは食べ過ぎるとどうなる?副作用や病気、許容量も徹底解説!

シナモンの食べ過ぎによる副作用や病気についてわかりやすく解説

シナモンの食べ過ぎによる副作用や病気についてわかりやすく解説

スパイシーな甘い香りが特徴のシナモンは、さまざまなスイーツやドリンク、料理の風味づけに使われています。

最近ではパウダータイプの商品が多数登場しているので、おうちに常備している方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなシナモンを食べ過ぎたらどうなるのか、副作用や病気について徹底解説。

1日あたりの許容量や、適量のシナモンを使用したおすすめレシピも紹介します。

「シナモンが好きだけど、身体への影響が気になる…」という方は参考にしてください。

 

シナモンを食べ過ぎるとどうなるの?

シナモンを食べ過ぎるとどうなるの?

世界最古の香辛料のひとつといわれているシナモンは、日本でも古くから生薬として重宝されてきました。

さまざまな健康効果が期待できますが、食べ過ぎには注意が必要です。

ここでは、シナモンの多量摂取によって引き起こされる副作用、リスクのある成分について解説していきます。

 

シナモンの食べ過ぎで副作用が出る場合がある

シナモンは健康に役立つといわれていることから、毎日たくさん摂ろうと考える方もいるのではないでしょうか。

長時間・多量にシナモンを摂取すると、さまざまな副作用を引き起こすことがあります。

ただし、通常量の食事でシナモン入りの食品や飲み物を摂取する分には問題ありません。

 

シナモンに含まれている「クマリン」などの成分にリスクがある

シナモンには「クマリン」と言われる成分が含まれています。

クマリンはシナモンの香りを構成している成分の一種です。

クマリンを摂取する量が多いと、身体にさまざまな悪影響を与える可能性があります。

 

シナモンの副作用とは?

シナモンの食べ過ぎによる副作用には、どういったものがあるのでしょうか。

症状ごとに詳しく見ていきましょう。

 

下痢

シナモンを食べ過ぎると消化器系に悪影響を与え、下痢を引き起こすケースもあるようです。

シナモンに敏感な人は、少量の摂取で症状が出ることもあります。

 

その他アレルギー症状

シナモンを摂取すると、アレルギーによる粘膜症状が出る可能性があります。

主な症状として挙げられるのが目の充血、くしゃみ、口内のかゆみなどです。

発疹やじんましん、かぶれといった皮膚症状が出ることもあります。

 

肝臓障害

シナモンに含まれるクマリンを多量に摂取すると、肝臓に負担がかかるといわれています。

普段の食事で、身体に悪影響をおよぼすほどのクマリンを摂取することは考えにくいですが、食品よりも多くの成分が凝縮されたシナモンのサプリメントを服用されている方は注意しましょう。

 

シナモンの許容量はどのくらい?

シナモンの許容量はどのくらい?

シナモンの食べ過ぎによる副作用や病気について解説しました。

1日あたり、どのくらいの量であれば摂取しても大丈夫なのでしょうか。

ここでは、シナモンの許容量や注意したいポイントについて解説していきます。

 

常識的な範囲内の使用であれば問題ない

シナモンの摂取量は、成人であれば1日あたり2gが目安とされています。

2gはちょうど小さじ1杯弱くらいです。

適量であれば大丈夫なので、1日あたりの許容量を守って摂取するようにしましょう。

 

シナモンの種類によってクマリンの含有量が異なる

シナモンには大きく分けて「セイロンシナモン」と「カシア」の2種類があります。

カシアにはクマリンと呼ばれる成分が多く含まれていて、含有量はセイロンシナモンの約63倍といわれています。

身体の健康を考慮するなら、シナモンを選ぶ際にはなるべくセイロンシナモンを購入しましょう。

 

シナモンサプリメントの使用には注意が必要

シナモンは、むくみ改善や食欲増進などさまざまな効果が期待できることから、サプリメントとして利用されることがあります。

カシアを使用したサプリメントと比べると、セイロンシナモンを使用したサプリメントの方がクマリンの含有量が少なく、肝臓への負担が軽減されるといわれています。

サプリメントでシナモンを摂取する場合は、セイロンシナモンを使った商品を購入するのがおすすめです。

 

妊娠中のシナモンは避けたほうが無難

シナモンに含まれるシンナムアルデヒドが子宮に刺激を与え、収縮させる恐れがあるとされます。

多量に摂取するとお腹の赤ちゃんの発育に悪影響をおよぼすリスクがあるため、妊娠中の方はシナモンのサプリメントの服用を避けてください。

ただし普段の食事でシナモンを含む料理などを食べる分には、妊娠中でも基本的に問題ありません。

シナモンはリラックス効果や自律神経の乱れを改善するなど、妊娠中の身体に嬉しい効能もあるので、ドリンクや料理に風味づけで入れる程度に抑えましょう。

 

シナモンを使い過ぎずに楽しめるレシピを紹介

ここでは、シナモンの食べ過ぎを防止できるおすすめレシピを紹介します。

どのメニューもシナモンを多量に使うことがないので、安心して楽しめるでしょう。

ご家庭で簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

マサラチャイ

マサラチャイ
  • 紅茶(アッサムまたはセイロン)…ティースプーン4、5杯
  • セイロンシナモン(スティック)…1本
  • カルダモン(原形)…4個
  • クローブ(原形)…4個
  • 水…400ml
  • 牛乳…400ml
  • 砂糖…適量

シナモンスティックを手で4つに割り、カルダモンは潰します。

クローブはそのままでOKです。

鍋に水と3つのスパイスを入れたら、沸騰するまで強火にかけ、お湯が沸いたら中火にしてください。

お湯の色が茶色くなるまで煮出し、火を止めたら茶葉を投入して約2分間待ちます。

牛乳と砂糖を加えたら中火にして、沸騰直前で火を止めましょう。

茶こしでこしたら、お好みのカップに注いで完成です。

黒糖やハチミツで甘さをプラスすると、コクと深みが増します。

アップルシナモントースト

アップルシナモントースト
  • 食パン 1枚
  • マーガリン(バターでもOK) 適量
  • りんご 4分の1
  • 砂糖 小さじ1
  • レモン汁 小さじ1
  • シナモンシュガー 適量
  • メープルシロップ(ハチミツでもOK) 適量

まずはりんごを厚さ5mmほどのサイズに切りましょう。

耐熱ボウルにカットしたりんご、砂糖、レモン汁を入れ、ラップをかけたら500Wのレンジで2分間加熱します。

マーガリンを塗った食パンに加熱したりんごを乗せ、シナモンシュガーをまぶしてください。

オーブントースターで食パンをこんがりと焼き、仕上げにメープルシロップをかけたら出来上がり。

レンジでの加熱時間は、りんごの種類によって異なるため「色が半透明になるくらい」を目安にしましょう。

 

シナモンコーヒー

シナモンコーヒー
  • コーヒー 1杯
  • シナモンパウダー 適量

最初に、普段飲んでいるコーヒー1杯分を用意します。

コーヒーに適量のシナモンパウダーを加えたら、混ぜ合わせて完成。

アイスでも作れますが、身体を温めるならホットがおすすめです。

少ない材料であっという間に作れるので、心を落ち着けたい時に作ってみてはいかがでしょうか。

 

シナモンの食べ過ぎに注意して適度に楽しもう!

シナモンの食べ過ぎに注意して適度に楽しもう!

シナモンの食べ過ぎによる副作用やアレルギー症状について解説してきました。

通常の食事でシナモンを摂る分には基本的に問題ありませんが、シナモンサプリメントの長期的な摂取には注意が必要です。

適量であれば抗酸化作用や冷えの改善、リラックス効果など、たくさんのメリットが得られます。

1日あたりの摂取量を守りながら、シナモンを日々の食事に取り入れましょう。

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