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カルダモンがなくても代用できるスパイス9選!代用量も併せて解説!

カルダモンの代用になるスパイスを紹介!

カルダモンの代用になるスパイスを紹介!

スパイスの女王と呼ばれているカルダモンは、スパイシーで口に入れると爽やかな香りが特徴です。

生姜科の多年草木で香りの成分は種子にあります。

清涼感に加え消化を促し抗炎症作用に効果が期待できます。

料理ではカレーやチャイ、ひき肉料理、クッキーなどにも使用されますが、カルダモンが手元にない場合は代用になるスパイスを使ってみましょう。

おすすめの代用スパイスと向いている料理をご紹介します。

カルダモンの独特な味や香りが苦手な方にもおすすめです。

 

カルダモンの代用になるスパイス

カルダモンは様々な料理に使われています。

入手しやすいのはカルダモンパウダーですが、ホールがあれば挽くとパウダーの代用にもなります。

パウダーもホールも手元にない場合は別のスパイスで代用しましょう。

代用できるスパイスそれぞれの特徴とおすすめの料理を解説します。

 

①ジンジャーパウダー

①ジンジャーパウダー

ジンジャーパウダーはピリっとした辛さと爽やかな香りが特徴です。

カルダモンよりさらに爽やかな風味です。

また、ショウガオールを含んでいるため、消化吸収を促し殺菌効果も強く食中毒の予防にも期待できます。

香り成分のシネオールやジンゲロールは、発汗・保湿作用があり、冷え性の改善にも効果があります。

 

おすすめ料理・使用量

ジンジャパウダーはとても使いやすいスパイスです。

香りもカルダモンほど強くないため、カルダモンの香りが苦手な方にもおすすめです。

諸外国ではお菓子に使われていて、ケーキやビスケット、ジンジャーブレッドはイギリスでも定番です。

肉の臭い消しや下味、香りつけにも使用でき、カルダモンの代用品となるでしょう。

ジンジャーとハチミツ・水を弱火にかけとろみをつけた「ジンジャーシロップ」は、炭酸水で割ると「ジンジャーエール」になります。

 

②生生姜

②生生姜

生の生姜も使い方次第でカルダモンの代用になります。

日本でおなじみの生生姜は、初夏から秋に収穫されたものが辛味も穏やかです。

スーパーで年中販売しているひね生姜は、ピリッとした辛味で様々な料理に使用できます。

魚や肉の臭い消しはもちろん、殺菌効果に解毒作用の効果もあります。

生姜には血行促進も期待できるため、冷え性や風邪の予防にも期待できるでしょう。

カルダモンの辛味が欲しい場合の代用になります。

 

おすすめ料理・使用量

生生姜はオールラウンドな香辛料です。

薬味のほか、煮物・生姜湯やシロップなどドリンクにもおすすめです。

生姜は保存する場合、濡らしたキッチンペーパーでくるんでポリ袋へ入れ冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

長期保存する場合は、みじん切り・針生姜・すりおろしなどに分けて、冷凍することも可能です。

ただし、新生姜は日持ちしないため早めに使ってください。

 

③シナモン

③シナモン

古代エジプトでも使用されていた最も古いスパイス「シナモン」は、クスノキ科の樹皮部分を薄くはいだものと粉末状にされたものが販売されています。

上品で甘味のある香りと独特な辛味が特徴です。

血行を良くし、身体を温める効果があるため、肩こりや腹痛・下痢、女性なら月経痛にも効果が期待できるでしょう。

 

おすすめ料理・使用量

甘味を感じる風味からお菓子によく使われますが、カレーやシチューなど煮込み料理にも、カルダモンの代用としておすすめです。

また、ホットワインやチャイにも、カルダモンの代用として使えます。

ただ、少しカルダモンとは風味が違うので、使用する際は同量か少な目が良いでしょう。

 

④クローブ

④クローブ

クローブはとても甘く濃厚な香り、少し渋みを感じる風味が特徴のスパイスです。

2000年以上前から使われていて、世界4大スパイスと称されています。

独特な芳香を持っているため、料理はもちろん、香水やアロマなどにも使用されています。

身体を温める効能に抗酸化作用が期待でき、アンチエイジングにもおすすめです。

 

おすすめ料理・使用量

濃厚な香りと刺激のある風味は、カレーやスープ、チャイなどカルダモンの代用として使えます。

香りがとても強いため、使用する際は、少量が良いでしょう。

煮込み料理にホールを使った場合は、出来上がったら取りのぞいてください。

 

⑤ナツメグ

⑤ナツメグ

ナツメグも4大スパイスのひとつで、世界中で利用されています。

ホールとパウダーが販売されていますが、カルダモンに似た甘い匂いと苦みがあります。

苦みは加熱することで消えるので苦手な方も安心です。

ナツメグは胃の働きや消化吸収を良くし、整腸作用に期待できます。

また、鎮痛作用があり、筋肉痛や虫歯、関節痛も改善できるでしょう。

 

おすすめ料理・使用量

カルダモンの代用として使用する場合は、魚や肉の臭い消しがおすすめです。

甘い香りが特徴なので、焼き菓子にも利用できます。

苦みは加熱するとなくなりますが、香りは強いため使う際は少量で良いでしょう。

チャイやココア、焼き菓子、牛乳を使ったお菓子などに一振りするだけで風味が豊かになります。

シナモンとの相性も抜群です。

 

⑥クミン

⑥クミン

クミンはカルダモンと同様、インドではカレーにかかせないスパイスです。

匂いはほぼカレーで、カルダモンがないときの代用品としておすすめです。

清涼感とスパイシーな風味は、料理の味付けのアクセントにもなるでしょう。

消化促進、抗酸化作用、香りのリラックス効果に加え、善玉コレステロール値を増やし、中性脂肪を減らす効果も期待できます。

 

おすすめ料理・使用量

クミンも特徴的な香りや風味を持つため、カルダモンの代用品として使えます。

クミンは油で炒めることで香りが立ちます。

カレーをはじめ、油を使う炒め物や焼き菓子に使うとエスニックな味わいになるでしょう。

カルダモンのような清涼感のある風味なため、料理によっては量は少な目がおすすめです。

 

⑦コリアンダー

⑦コリアンダー

コリアンダーもカレーによく使用されるスパイスです。

香りは爽やかでクセが少ないのが特徴です。

コリアンダーはパクチーと同じ植物ですが、パクチーは葉を使います。

種子がコリアンダーシード、種子を乾燥しパウダーにしたものがコリアンダーパウダーです。

解毒・殺菌・防腐作用があり、柑橘系の甘い香りとスパイシーな風味で、カルダモンとよく似ています。

 

おすすめ料理・使用量

カルダモンの代用としてカレーの風味付けやハーブティー、焼き菓子などにもおすすめです。

肉や魚の臭い消し、油で炒める料理、柑橘系の香りがするためマリネに使うのも良いでしょう。

使用する際は、カルダモンと同量程度がベストです。

 

⑧ガラムマサラ

⑧ガラムマサラ

カルダモンの代用品としておすすめのガラムマサラは、数種類のスパイスを混ぜた「ミックススパイス」です。

混ぜるスパイスに定義はなく、概ね3~10種類が混ざっています。

市販のガラムマサラもメーカーごとに違うため、購入の際には成分を確認するのがおすすめです。

決まりはないのですが、普通は「クローブ」「シナモン」「ナツメグ」「カルダモン」などは含まれています。

そのため、食欲増進・発汗・胃液の分泌を促す効果が期待できます。

 

おすすめ料理・使用量

ガラムマサラはミックススパイスなので、風味は深みがあります。

料理では、肉料理の下味やサラダ、タンドリーチキンがおすすめです。

ただ熱を加えると香りが飛びやすいのが特徴です。

煮込み料理に使う場合は、最後の仕上げに振りかけると深みが増すでしょう。

 

⑨オールスパイス

⑨オールスパイス

オールスパイスはスパイスをミックスしているような名ですが、フトモモ科の植物です。

フトモモ科の植物の果実を使用して作られています。

香りがシナモンとナツメグ、クローブを混ぜたような深みがあり、このような名前が付けられました。

 

おすすめ料理・使用量

シナモン・ナツメグ・クローブは肉料理に合ったスパイスです。

それらを混ぜたようなスパイスなので、から揚げ・煮込み・ハンバーグ・ミートソースなど様々な料理と相性が良いでしょう。

また、シナモンやナツメグを使っているお菓子にもオールスパイスをプラスすると、より複雑な香りが楽しめます。

 

カルダモンの代用を使って料理を楽しもう!

カルダモンの代用を使って料理を楽しもう!

カルダモンの代用になるスパイスをご紹介しました。

カルダモンはスパイスの女王と言われるだけあって、独特な香りとスパイシーな風味が特徴です。

代用品もそれぞれ香りや風味に違いはありますが、ご紹介したスパイスの特徴からカルダモンの代用として使用し、料理を楽しんでください。

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