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紅茶の効果のメリット・デメリット8つ解説!許容量はどれくらいかも解説!

紅茶の効果のメリット・デメリットを紹介

紅茶の効果のメリット・デメリットを紹介

ストレート、ミルク、レモンフレーバーやホット・アイスを問わず、年中アレンジを加えて美味しく楽しめる紅茶は、専門店がオープンするなど人気が高まっています。

今回はそんな注目のお茶である紅茶にスポットをあて、効果や効能を調べてみました。

紅茶にはさまざまな成分が含まれるため、メリットだけでなくデメリットがあります。

飲みすぎに注意して紅茶を楽しむために、しっかりと情報を集めましょう。

 

紅茶の効果のメリット・デメリット一覧表

メリットデメリット
・抗酸化作用:身体の酸化を防ぐ
・カフェイン作用:眠気を軽減
・テアニン:リラックスや安眠
・ビタミン:高血圧予防
・免疫力が高まるという研究結果も
・腎機能の悪化を招くリスク
・貧血症状のリスク
・骨がもろくなるリスク

紅茶の効果を検証!メリット5つ

中国では有史以前から不老不死の霊薬として珍重されていたお茶は、長い年月をかけて発酵させた紅茶に生まれかわりました。

紅茶には健康にかかわる良い効果があるといわれますので、ひとつずつ解説していきます。

 

①抗酸化作用:身体の酸化を防ぐ

紅茶には体の老化を遅らせるといわれるポリフェノールが含まれています。

緑茶に含まれるカテキンと違い、一度発酵させてつくられる紅茶には「紅茶ポリフェノール」という物質が含まれ、カテキン以上の抗酸化作用が期待できるといわれます。

また、肌の老化を加速させる糖化を抑えたり、肌のコラーゲン構造を保つサポートも期待できます。

紅茶ポリフェノールが多く含まれる茶葉は、標高1200m以上で栽培されたハイグロウンがおすすめです。

「ウバ」や「ディンブラ」といった種類の紅茶を飲んでみましょう。

 

②カフェイン作用:眠気を軽減

紅茶に含まれるカフェインはコーヒーの約半分程度で、全体の約3.3%程度です。

決して多い数字ではありませんが、眠気を軽減したり気分を切り替えたりと毎日の生活に取り入れることで、メリハリがつくでしょう。

コーヒーは煎り方によりカフェイン量が変わりますが、紅茶は産地により多少の違いがみられます。

 

③テアニン:リラックスや安眠

紅茶に含まれるアミノ酸の一種であるテアニンは、脳内神経伝達物質を調整したりストレスホルモンに働きかけ、緊張を解いてくれたりする効果があるといわれます。

テアニンは紅茶の種類や採取した時期により含有量が変わります。

一番テアニンを含むのはファーストラッシュと呼ばれる、春に摘んだ茶葉です。

中でもダージリンのファーストラッシュは、緑茶のようなキリっとした飲み口でおすすめです。

 

④ビタミン:高血圧予防

紅茶にはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンPなどが含まれています。

お肌に良いとされるビタミンCは残念ながら含まれてはいませんが、血管壁の強化や高血圧の予防、コレステロールの低下に効果的といわれるポリフェノール化合物が多量に含まれています。

 

⑤免疫力が高まるという研究結果も

三井農林のお茶化学研究所では1日3杯の紅茶を12週間飲み続けた場合の、免疫の変化を調査しました。

すると自然免疫細胞であるNK細胞が活性化され、粘膜免疫成分である唾液中のSIgA濃度の増加が認められました。

この結果から紅茶の継続的な引用は免疫力を強化することがわかったのです。

 

参考サイト:三井農林「紅茶の免疫調節機能に関する研究について」

 

紅茶の効果を検証!デメリット3つ

紅茶の効果を検証!デメリット3つ

どんなに健康に良い食べ物や飲み物も、摂りすぎては本来の効果を発揮できないまま体調を崩す可能性があります。

そこで紅茶を飲みすぎたときのデメリットを紹介します。

 

①腎機能の悪化を招くリスク

紅茶にはシュウ酸という物質が含まれています。

紅茶以外にもホウレン草やナッツ、たけのこ、チョコレートなどさまざまな食品に含まれます。

適度なら問題ないのですが、アイスティーを大量に飲み続けてしまうと、最悪「シュウ酸腎症(別名:アイスティー腎症)」になるリスクがあるといわれます。

もともと腎臓が弱い方や胃腸に持病がある方、胃腸の手術を受けられた方は気を付けましょう。

 

参考サイト:大阪市立総合医療センター

 

②貧血症状のリスク

紅茶がほろ苦く美味しいと感じるのは、タンニンという成分が含まれているためです。

緑茶やコーヒーにも含まれるタンニンですが、鉄分の吸収を阻害するというデメリットがあります。

普段から貧血気味の方や食後のお茶は、タンニンを含まないほうじ茶や麦茶がおすすめです。

 

③骨がもろくなるリスク

英国ダービー大学の研究者がスーパーなどで販売されている徳用ティーバッグの紅茶から、大量摂取した場合に健康被害が考えられるレベルのフッ化物を検出したと発表しました。

フッ化物は必要不可欠な栄養素ですが、大量に摂取すると関節痛や筋力低下、骨粗しょう症などのリスクがあるといわれます。

新芽や茶葉上部の高品質な紅茶にはフッ化物がまだ蓄積されていないため、価格が高くても新鮮な茶葉で紅茶を楽しんだ方が安心でしょう。

 

紅茶の許容量はどれくらい?効果のメリット・デメリットまとめ

紅茶の効果とデメリットを解説してきましたが、具体的にどのくらい飲んでいいのかが気になります。

そこでシチュエーションごとに、おすすめの量を紹介します。

 

紅茶のカフェインはコーヒーの半分の量

紅茶5gを熱湯360mlで2~4分かけて抽出すると、カフェイン量は100g当たり30mg程度になります。

一方でコーヒーは粉末10gを熱湯150mlで溶かした場合、カフェイン量は100g当たり60mgです。

紅茶のカフェイン量はコーヒーの約半分といえます。

ちなみに紅茶に含まれるるタンニンやテアニンといった成分はカフェインの働きを抑制するため、胃への刺激が少し優しくなるといわれています。

参考サイト:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

 

紅茶だけなら1日8杯

紅茶1杯が150mlだとすると、含まれるカフェインは約45mgになります。

世界の各機関から発表されている目安を参考にすると、1日に8杯ほどは飲める計算になるでしょう。

しかし、カフェインは他の飲み物や食品に含まれているため、1日4~5杯にとどめておく方が安心です。

 

妊娠中は1日3杯程度

日本では妊婦のカフェイン摂取量の上限などは定められていませんが、世界の各機関ではコーヒー1日3~4杯、カフェイン200mg以下などと上限が定められています。

紅茶にもカフェインが含まれるため、200mlのマグカップで飲むなら1日3杯程度(カフェイン180mg)にしておきましょう。

 

紅茶の効果のメリット・デメリットを理解しよう

紅茶の効果のメリット・デメリットを理解しよう

コーヒーよりカフェインが少なく、つわりのときなど口の中がすっきりする感じを味わえる紅茶ですが、やはり水代わりに飲むことは避けた方がよさそうです。

最近はカフェインレスの紅茶などが販売され、選択肢が増えてきました。

妊娠中は体調の変化などで気分がすぐれない日が多くなりますが、紅茶の効果をうまく利用して妊娠ライフを楽しんでくださいね。

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