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チャイのおすすめの茶葉7選!選び方のコツと価格まで解説!【2022年最新】

チャイに適したおすすめの茶葉や選び方を解説

チャイに適したおすすめの茶葉や選び方を解説

チャイはインドが発祥の紅茶をミルクと砂糖で甘く煮出した飲み物です。

カルダモンやクローブ、シナモンなどのスパイスを加えたものは「マサラチャイ」ですが、同じように「チャイ」と呼ばれています。

チャイはお好きな紅茶とミルクで煮出せばよいのですが、コクのあるチャイにするためにはミルクティーに合うような茶葉を選ぶのがおすすめです。

記事ではチャイによく合う茶葉の選び方やおすすめの茶葉をご紹介しますので、試してみてください。

 

チャイに使う茶葉の選び方

チャイに使う茶葉の選び方

家でチャイを作ってみると、店で飲むときと比べて「コクが足りないな」と思う人がいます。

チャイはミルクが多い飲み物なので、コクがないとミルクを足したり濃いめのミルクを使用したりしますが、それではあまり効果はないでしょう。

チャイを作る際には「コク」のある紅茶の茶葉を使用する必要があります。

 

熱に強くコクが出て渋みの少ない茶葉を選ぶ

チャイにコクを出そうと思ったら、熱に負けず渋みが出にくい柔らかい茶葉を選びましょう。

「濃いめ」に出るミルクティー向きの茶葉も多数ありますが、ただ味が濃いという茶葉を選ぶと今度は渋みを感じることがあるためおすすめできません。

チャイには「味が濃く」「渋みが出ない」「コクがある」茶葉を選ぶのがおすすめです。

 

チャイにはCTCやブロークンの茶葉がおすすめ

紅茶には等級がありOP~Dまで分かれています。

ただし「等級」とは言ってもこれは茶葉の品質ではなく「外観」や「大きさ」をあらわしています。

紅茶の品質はその「茶葉」によって変わるため、等級が味の良しあしではありません。

チャイにおすすめなのは「ブロークン」や「CTC」です。

ブロークンとは、茶葉を細かくカットしたもので、CTCは茶葉を押しつぶしちぎるように細かくしたうえで再度丸めたものです。

ブロークンは味わい香りがともに力強く、ストレートティー、ミルクティーにおすすめで、特に「コク」にこだわる方に向いています。

CTCは短い時間で濃くのある味わいの紅茶を入れることができ、ティーバックによく利用されています。

茶葉は丸まっていますがその大きさはさまざまで、粒が細かいものの方がより強くて濃い味を楽しめます。

 

茶葉そのものの品質も大事

紅茶を購入すると茶葉をカットしていないものとカットされているものがあります。

カットしていないものは「フルリーフ」カットされているものは「ブロークン」といわれます。

見た目が違うのでなんとなカットされていない「フルリーフ」のほうが品質が良いのかと思われるかもしれませんが、茶葉の品質には関係ありません。

紅茶の茶葉の品質は、元の葉が良いかどうかで決まります。

特定の時期でしか収穫できないものや自然乾燥させもの、乾燥後に金色になるものなどは特に高価です。

例えば「OP(オレンジペコー)」は先端から2枚目の葉のことで、その前に「F」や「GF」「TG」などがついている場合があります。

「FOP」は若い上質な新芽が入っていて新芽の量の多さによりさらに分かれています。

「GFOP」はゴールデンテイップス(金色の新芽)が含まれている「FOP」より品質が高いです。

「TGFOP」「STGFOP」なども「FOP」より上級で「FTGFOP」とついていると最上級の上質な茶葉につけられています。

 

チャイに適したおすすめの茶葉7選

チャイに適したおすすめの茶葉7選

紅茶には等級とグレードがありますが「味」も産地や収穫時期により違いがあります。

チャイにおすすめの茶葉はしっかりとした味わいでコクがあり、なおかつ渋みがないものがおすすめです。

チャイに適している茶葉を7選ご紹介しますので参考にしてください。

 

①アッサム

アッサム

インドのアッサム地方、標高500m以下で収穫されるアッサムは、濃い味トコク、渋みがなくリッチな香りが特徴です。

アッサムは旬が2度あり春に収穫されるのが「ファーストフラッシュ」、繊細で香りの高い人気の茶葉です。

チャイにおすすめなのは初夏に生産される「セカンドフラッシュ」です。

味に甘味があり香りたかくミルクとの相性はバッチリでしょう。

90%以上がCTC製法なので使いやすさの点でもおすすめです。

 

②セイロン(ルフナ)

セイロン(ルフナ)

ルフナはスリランカの標高200~700mとセイロンティーの中でも低い場所で生産されています。

アッサムと似てはいますが、その独特の味わいにほのかに甘く香る個性的な茶葉です。

濃厚な味わいと後味の良さ、濃い赤茶色はミルクと混ざっても美しいです。

CTC製法のものは特にコクや深みがありますが、後味はスッキリしていて飲みやすいでしょう。

豊かな個性を持つルフナはチャイのミルクにも負けない味わいです。

 

③ケニア

ケニア

アフリカのケニアは茶葉の生産量世界2位、輸出量は世界1位の産地です。

ケニアの名を冠した茶葉は標高1,500~2,700mで生産され、CTC製法の安定した品質に定評があります。

色は赤味が濃く澄んでいて、穏やかなコクの中に少し若々しい渋みがあるのが特徴です。

香りはほんのりと甘く、あまりクセはありません。

色濃くでるためミルクティーやチャイによく合います。

また、少し渋みがあるためスパイスとの相性が良くマサラチャイにもおすすめです。

 

④ニルギニ

ニルギニ

ニルギリはインド・ニルギリの標高約1,200~2,000mで生産されている茶葉で、紅茶の「ブルーマウンテン」とも呼ばれるほど人気が高いです。

インド茶葉特有の深いコクと香りに加え、高地で栽培されているため爽やかさも特徴です。

ニルギリは1~2月に最高級の茶葉を生産し、8~9月が旬となっていますが、60%以上が4~5,9~12月に生産された茶葉です。

一年中生産されているため、品質の高さを鑑みると比較的安価で販売されています。

フルーティーで優雅な香りにクセのない味わいは、紅茶があまり好きではない方でも飲みやすいでしょう。

ミルクティーやチャイにには少し濃く煮出すのがおすすめです。

 

⑤キーマン

キーマン

世界三大紅茶のひとつキーマンは中国の標高1,500m以上で生産されている茶葉です。

キーマンは収穫時期が6~9月と短く生産量は少ないです。

また、10以上のランクに分かれていて8月に収穫される最高級品は欄に似た香りがすると言われていますが、とても高値で取引され偽物も出回り、残念ながら入手は困難でしょう。

明るく澄んだ色に独特の香り、甘い味わいはチャイにおすすめです。

キーマンリーフティーは30gで1,700円~となっています。

 

⑥アールグレイ

アールグレイ

数ある紅茶の中でもアールグレイは飲まない方でもご存じなほど有名でしょう。

ただしアールグレイは茶葉に人工的な香りをつけたフレーバーティーです。

アールグレイはベルガモットの香りがつけられていますが、例えばダージリンにベルガモットの香り、ディンブラにベルガモットの香りがつけられたものなどがあり、元となる茶葉により味や香りも違います。

独特な香りが特徴のアールグレイですが、世界中にファンが多いです。

スパイシーな香りがするアールグレイはマサラチャイにも合うでしょう。

使用する際にはベースとなっている茶葉がキーマンやアッサムがおすすめですが、もしわからない場合はアールグレイとアッサム、キーマンとアッサムなどを1:1で混ぜて煮出すとエキゾチックでコクがあるチャイを味わえます。

 

⑦キャラメルティー

キャラメルティー

キャラメルティーもアールグレイと同様フレーバーティーです。

キャラメルの香ばしい香りと甘さがプラスされています。

キャラメルティーが砂糖やミルクと相性が良くたっぷり加えて飲むのがおすすめなため、チャイとの相性も抜群でしょう。

また、キャラメルティーにはベースとなる茶葉も「ルフナ」や「アッサム」といったチャイに似合う茶葉が使用されていることが多いのでぜひ試してみてください。

甘く柔らかな香りは心身ともにホッとできるでしょう。

 

おいしいチャイを楽しむポイントはチャイに適した茶葉を使うこと!

おいしいチャイを楽しむポイントはチャイに適した茶葉を使うこと!

チャイは茶葉を煮出しスパイスなどを加えて作るため、それほど難しくなく自宅で自分の好きなチャイティーを楽しめるのが魅力です。

ただミルクを加えるためミルクに負けないような茶葉を選ぶ必要があります。

ご紹介したように、コクがあり適度な濃い味とマイルドな香りの茶葉がおすすめです。

また、廉価な茶葉だと渋さがでる場合があります。

CTC製法の少し上質な茶葉だと美味しいチャイを楽しめるでしょう。

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