- アールグレイのカフェイン量を紹介!
- アールグレイは、茶葉にベルガモットの香りをつけたフレーバーティーです。 最近では茶葉や粉末からティーバッグまで、さまざまなタイプの商品が販売されるようになりました。 アールグレイを習慣的に飲んでいると、カフェインの量が気になる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、アールグレイのカフェイン含有量や1日あたりの適量を詳しく解説していきます。 市販の紅茶に含まれているカフェイン量についても調査したので、普段アールグレイをよく飲んでいる方はぜひ参考にしてください。 アールグレイのカフェイン量はどれくらい?
- アールグレイと一般的なコーヒーなどのカフェイン量との比較
- アールグレイはカフェインが多い?市販されている紅茶のカフェイン量
- アールグレイのカフェインは妊娠中・授乳中に影響がある?
- アールグレイのカフェイン量は他の紅茶と変わらない
アールグレイのカフェイン量を紹介!

アールグレイは、茶葉にベルガモットの香りをつけたフレーバーティーです。
最近では茶葉や粉末からティーバッグまで、さまざまなタイプの商品が販売されるようになりました。
アールグレイを習慣的に飲んでいると、カフェインの量が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アールグレイのカフェイン含有量や1日あたりの適量を詳しく解説していきます。
市販の紅茶に含まれているカフェイン量についても調査したので、普段アールグレイをよく飲んでいる方はぜひ参考にしてください。
アールグレイのカフェイン量はどれくらい?

フレーバーティーにも色んな種類がありますが、その中でも知名度が高く人気のあるアールグレイ。
日頃から頻繁に飲んでいるという方は、カフェインを過剰に摂取していないか気になりますよね。
ここでは、アールグレイのカフェイン含有量について解説していきます。
100mlあたり30mg
内閣府の食品安全委員会によると、100mlの紅茶から30mgのカフェインが検出されるそうです。
5gの茶葉を360mlの熱湯で約2〜4分程度蒸らしてから、紅茶を淹れる時の数値を表しています。
紅茶の種類によってカフェイン量に大差はない
紅茶の種類が異なるからといって、カフェイン含有量に大きな差が出ることはありません。
ただし、抽出方法によってはカフェインが入っていない商品もあります。
成人で1日約8杯までが限度
健康な成人の場合、1日あたりのカフェイン摂取量を400mgまでに抑えれば身体に悪影響を及ぼす心配がないとされています。
150mlのカップで考えるなら、1日あたり約8杯までにしましょう。
カフェインを含む他の食品や飲み物を摂取する場合は、アールグレイを飲む量を減らす必要があります。
アールグレイと一般的なコーヒーなどのカフェイン量との比較

アールグレイにも、他の紅茶と同じようにカフェインが入っていることがわかりました。
紅茶以外の飲み物のカフェイン量と比べるとどうでしょうか。
ここでは、アールグレイと他の飲み物のカフェイン含有量を比較します。
アールグレイはコーヒーのカフェイン量の約半分
種類 | カフェイン量 |
紅茶(アールグレイ) | 30mg |
コーヒー | 60mg |
ウーロン茶 | 20mg |
煎茶 | 20mg |
エナジードリンク | 32〜300mg |
コーラ | 10mg |
コーヒーやお茶、ジュース類など、普段からよく飲まれているドリンクのカフェイン含有量を表でまとめました。
カフェイン含有量を比較してみると、アールグレイの数値はウーロン茶や煎茶よりもやや高めですが、コーヒーの約半分であることがわかります。
カフェインの過剰摂取で心身ともに悪影響を及ぼす
アールグレイに含まれるカフェインは「アデノシン」と呼ばれる物質と構造が似ていると言われています。
アデノシンには神経の活動を鎮静させる働きがあります。
体内に入ったカフェインはアデノシンの作用を阻害するため、眠気を感じにくくなるそうです。
カフェインを過剰摂取すると中枢神経系が刺激され、心拍数の増加、震え、めまい、不眠などの症状を引き起こすことがあります。
消化器系にも悪影響を及ぼす可能性があり、下痢や嘔吐などの症状が出るケースもあるのです。
アールグレイはカフェインが多い?市販されている紅茶のカフェイン量
市販の紅茶はペットボトルや紙パックなど、さまざまな形状のものが販売されていますが、商品ごとにカフェインの量が異なるようです。
ここでは、市販されている紅茶のカフェイン含有量を比較していきます。
市販されている紅茶のカフェイン量を比較
種類 | カフェイン量(100mlあたり) |
ファミリーマート アールグレイティー | 9mg |
リプトン アップルティー | 10mg未満 |
キリン 午後の紅茶 ストレートティー | 14mg |
市販されている代表的な紅茶を3商品ピックアップして、カフェイン含有量を比較してみました。
1番多いのは午後の紅茶

午後の紅茶のカフェイン含有量は種類ごとに変わってきますが、ストレートティーの場合は100mlあたり14mgのカフェインが含まれています。
上の表で取り上げた市販の紅茶の中では、最も高い数値です。
同シリーズの中ではミルクティーのカフェイン含有量が最も多く、100mlあたり21mgとなっています。
アーマッドティーがデカフェを発売

アーマッドティーからはデカフェのアールグレイティーが販売されています。
高品質なデカフェ茶葉を100%使用した無糖紅茶です。
薬剤不使用の安全な製法によって、カフェインが取り除かれているのがポイント。
アールグレイならではの柑橘系の香りがあり、リラックス気分を味わえるでしょう。
アールグレイのカフェインは妊娠中・授乳中に影響がある?

「妊娠中や授乳中にカフェインを摂っても大丈夫?」と考える女性もいるでしょう。
ほっとひと息つきたい時や育児の合間に、気分転換でアールグレイを楽しみたい方は多いはず。
ここでは、妊娠中・授乳中の女性がカフェインを摂取するリスクについて解説していきます。
妊娠中はカフェインを控えたほうが良い
妊娠中の女性が摂取したカフェインは、胎盤を経由してお腹の赤ちゃんに届くことになります。
多量にカフェインを摂取すると、低体重や発育の遅れを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
海外の各機関では、妊娠中の女性である場合、カフェインの摂取量を1日あたり約200〜300mgと定めています。
アールグレイに含まれるカフェインは100mlあたり30mgなので、150mlのカップで考えると1日あたり4〜5杯程度に抑えれば問題ないでしょう。
ただし、コーヒーや緑茶など他の飲み物からカフェインを摂取する場合は、もう少しアールグレイの量を減らす方が無難です。
授乳中は母乳を通して赤ちゃんへカフェインが移行
授乳期のカフェイン摂取量にも注意しましょう。
授乳中の女性が摂取したカフェインの約1割は、母乳を通して赤ちゃんの口に入るといわれています。
代謝機能が未熟な赤ちゃんがカフェインを摂取すると、泣きやすくなったり寝つきが悪くなったりなどの悪影響が出ることがあります。
アールグレイを絶対に飲んではいけないというわけではありませんが、赤ちゃんの健康を考慮して、普段よりも摂取を控えるのが良いでしょう。
過剰に心配しすぎずにアールグレイを味わうことが大切
健康に悪影響を与える可能性があるのは、カフェインを過剰に摂取した場合です。
アールグレイも飲み過ぎに気をつけてさえいれば、そこまで神経質になる必要がありません。
最近では、カフェインレスタイプの商品も多数登場しています。
ストレスが溜まらないよう、カフェインが含まれていないアールグレイを積極的に取り入れてみるのもひとつの方法です。
アールグレイのカフェイン量は他の紅茶と変わらない

アールグレイのカフェイン含有量は、基本的に他の紅茶と変わりません。
カフェインを過剰摂取すると、不眠や震えなどのさまざまな健康被害を引き起こすことがあります。
妊娠中や授乳中の方は赤ちゃんの発育に悪影響を与える可能性もあるため、特に注意が必要です。
1日あたりの適量を守りながら、香り高いアールグレイでリラックスしましょう。
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