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パセリの効果効能6選!1日の摂取量やメリットデメリットも解説!

パセリの効果効能は?摂取量やメリット・デメリットも紹介

洋食の添え物によく使われているパセリ、食感が苦手という人も多いですが、実は栄養満点なスーパーフードであることをご存知ですか?
NHKで放送されていたテレビ番組「ためしてガッテン」では、パセリを取り上げた回が話題になったほど効果効能のあるハーブなんです。
今回は、そんなパセリの効果効能や摂取量目安、メリットとデメリットについて徹底解説します。

パセリとはどんなハーブ?

パセリとはどんなハーブ?

  • 日本でよく見るパセリはモスカール種
  • 添え物以外にもサラダやスープに使える
  • 育てやすいハーブ

パセリはフリルのような葉のモスカール種、平たいイタリアンパセリ、大根のような見た目の根パセリがあります。
日本でよく食べられるモスカール種のパセリは、料理の彩りに添える他にもブーケガルニのひとつに使ったりサラダにしたりと意外と万能選手です。
イタリアンパセリだと苦味やエグミが少なく食べやすいので、サラダなどでたくさん食べられます。
また、幅広い気候に対応できるため、育てやすいハーブであることもパセリの大きな特徴です。
葉も根も種も食用でき、家庭菜園でも育てられます。
乾燥させて密閉すれば、長期保存も可能です。

パセリの効果効能6選

それでは、パセリの効果効能を主に6つご紹介します。
パセリは栄養価が非常に高いハーブ、上手に取り入れて健康に役立てましょう。

消化の働きを助ける

消化の働きを助ける

  • 香り成分アピオールが胃液の分泌と促進
  • 消化を助けて胃もたれを軽減させるのに役立つ

パセリの爽やかな香りは、アピオールという成分によるものです。
このアピオールは胃液の分泌を助け、食欲増進に繋がります。
また、胃液が増えることで食べすぎたときの消化を助け、胃もたれを軽減する作用もあります。

骨を強くする

骨を強くする

  • カルシウム含有量が牛乳の約3倍
  • ビタミンKも豊富
  • カルシウムとビタミンKを同時摂取できる

パセリには、骨や歯を丈夫にするカルシウムが100gで290mgも含まれています。
実はこの数値、100mlでカルシウムが110g含まれている牛乳の約3倍を誇る含有量です。
さらにパセリには骨にカルシウムを定着させて骨作りに役立つビタミンKも豊富です。
この2つの栄養素の組み合わせによって、骨をより丈夫にしてくれます。

免疫をサポートする

免疫をサポートする

  • ビタミンCが白血球の働きを助ける
  • パセリに含まれているビタミンCはブロッコリーと同等
  • 生で食べられるから水でビタミンCが流れない

免疫機能をサポートしてくれる栄養素といえば、ビタミンCがその筆頭です。
ビタミンCは体内に侵入したウイルスや細菌を撃退する白血球の働きを助けてくれます。
実はパセリに含まれているビタミンCは、野菜類の中でもかなり高い方なんです。
パセリ100gあたりのビタミンCは、約120gとブロッコリーとほぼ同じくらい含まれています。
しかもパセリは茹でる必要がないため、水溶性であるビタミンCの栄養素が流れてしまう心配もありません。

貧血を予防

貧血を予防

  • 貧血の原因のひとつ鉄分不足を解消
  • 鉄分の含有量はほうれん草の約3倍
  • 葉酸も多く、ビタミンB12と同時摂取推奨

鉄分は赤血球の色素ヘモグロビンを作るときに欠かせない栄養素です。
パセリは鉄分が豊富で、100gあたり7.5mg含まれています。
この数値はほうれん草の約3倍にあたる数値です。
また、パセリには赤血球を作るサポートをする葉酸も豊富に含まれています。
葉酸はビタミンB12とともに摂取することで、赤血球の生成が活発化します。
ビタミンB12の多い魚介類や肉類と一緒に摂ることで、貧血予防に繋がります。

ダイエットをサポート

ダイエットをサポート

  • カリウムやポリフェノールがむくみ防止
  • 食物繊維で便秘予防
  • 抗酸化作用で血液サラサラ

パセリには、ダイエット効果を期待できる栄養素がたくさん含まれています。
まずはカリウムやアピゲニンなどのポリフェノール、これらは体の余分な水分を排泄してむくみを防いでくれます。
さらに食物繊維も豊富、便通をよくして便秘を予防します。
またルテオリンやケルセチンといった抗酸化作用を持つポリフェノールが多く、血流を良くして脂肪を燃焼しやすくなる作用もあります。
悪玉コレステロールを下げるクロロフィルも含有しているので、メタボが気になる人にもパセリはおすすめです。

美肌効果

美肌効果

  • ビタミンCやポリフェノールが豊富
  • β‐カロテンが多く皮膚や粘膜を修復
  • 目の健康維持にも役立つ

ここまで挙げた効能効果の中でビタミンCやポリフェノールが多いことを解説しましたが、これらは肌にも好影響を与えます。
さらにパセリにはβ‐カロテンも豊富、皮膚や粘膜の修復を助けてくれます。
また、ゼアキサンチンやルテインなどの抗酸化物質も多く、肌だけでなく目の健康も守ってくれます。

パセリの1日の摂取量目安は?

パセリの1日の摂取量目安は?

  • ドライパセリなら大さじ1杯
  • 生のパセリなら80~100g
  • 食物繊維を摂るなら生パセリ

パセリの1日の摂取量は、大さじ1杯(15g程度)と言われています。
しかし、これはあくまでドライパセリで測定した数値です。
生のパセリを摂取する場合は、約80~100g程度を目安にしましょう。
また、ドライパセリは水分がなくなって食物繊維やビタミンCも大幅に減るので、ダイエットや美容目的なら生のパセリを摂取するのがおすすめです。

パセリのメリットとデメリット

メリットデメリット
・脂っこい料理もさっぱり
・口臭予防にもなる
・妊娠中は摂りすぎに注意
・吐き気を催す副作用

ここではパセリの効果効能以外のメリットや、副作用などのデメリット面を解説します。

パセリのメリット

パセリは苦手という人も多いですが、ブーケガルニには欠かせない存在です。
またイヤなニオイを抑える効果も見逃せません。

脂っこい料理もさっぱり

パセリの爽やかな香味や苦味は、脂の多いスープや煮込み料理もさっぱりと仕上げてくれます。
ほかのハーブとも相性がよく、肉や魚の臭みを消しつつ風味づけしてくれるので煮込み系の洋食には欠かせません。
葉は食用、茎をブーケガルニにするのもおすすめです。

口臭予防にもなる

パセリに含まれる精油成分は、抗菌作用があるものもたくさん含まれています。
そのため、パセリを摂取すれば口の中の細菌を撃退し、嫌な匂いを抑えて口臭を予防する働きがあります。

パセリのデメリット

パセリは栄養豊富で非常に優秀なハーブですが、取りすぎには注意が必要です。

妊娠中は摂りすぎに注意

パセリの香り成分のひとつアピオールは、子宮収縮作用があると言われています
飾りや彩りに加えている程度の少量のパセリであれば問題ありませんが、生パセリを大量に摂るのはおすすめしません。

吐き気を催す副作用

パセリには効果効能がたくさんありますが、摂りすぎによる副作用もあります。
摂りすぎは内臓を働かせすぎてしまい、吐き気を催すことがあるので一日の摂取量は守りましょう。

パセリは効能豊富な優秀野菜!捨てずに美味しく食べよう

料理に添えてあるパセリは食べないという人も多いでしょう。
しかしここまで読んできてわかるとおり、パセリには非常にすぐれた効果効能がたくさんあるんです。
しかもそのひとつひとつの栄養素の含有量が多く、他の野菜や果物、ハーブを凌ぐものもあります。
パセリが苦手なら生で摂ったり煮込みやスープに活用して、美味しく積極的にパセリを摂りましょう。

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