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クローブはどんな香り?ゴキブリ対策などの意外な効果効能3つを紹介!

クローブの香りや香りの効果を紹介

クローブの香りや香りの効果を紹介

インドネシアやマダガスカルといった熱帯地方が原産のクローブは、古くから世界各地で人々の生活の中にあり、料理やお菓子づくりに欠かせないスパイスとして活用されてきました。

そこで今回はクローブの香りの魅力や、香りの効果・効能を解説します。

過剰摂取による副作用も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

クローブはどんな香り?

クローブはどんな香り?

クローブを初めて知った方は、一体どんな香りなのか?と疑問に思う人も多いことでしょう。

そこでここからは、クローブの香りを分かりやすく解説していきます。

クローブの香りの魅力を知って日々の生活に取り入れましょう。

個性的で奥深い香り

クローブは強いスパイシー的な香味と、バニラに似た甘い香りもあり、個性的ですが独特な魅力ある香りは奥深さを感じさせます。

クローブは遠くに離れていても香気が感じられる、という意味で「百里香・ひゃくりこう」という別名もあります。クローブの香りは、収穫時の物よりも乾燥した物ほど強くなり、加熱すると弱まるのが特徴です。

クローブのスパイシーさの中にある甘さは、料理だけでなくお菓子やワインなどの香りづけとしても使われています。

 

歯医者のような香り

クローブの粉末は、伝統医学で芳香性健胃薬として用いられてきた歴史があり、ハーブティーとしては風味を良くするために、オレンジピール(皮)とブレンドして歯痛や頭痛に用いられます。

クローブにはオイゲノールという精油成分が含まれていますが、歯医者さんではユージノールと呼ばれており、歯痛や歯肉炎などの治療に用いられてきました。

そのためクローブの精油の香りは、歯医者さんの香りとも呼ばれています。

 

正露丸の香りに近いという意見も

クローブに含まれるオイゲノールには、歯痛や歯肉炎を鎮める効果があるため歯医者さんで使用されていていることは上記で解説しましたが、正露丸にもクローブが主原料で使われています。

正露丸を虫歯に詰めると痛みが治まる、と耳にした方も多いと思いますが、正露丸の原材料の一つであるクローブの鎮痛作用と抗菌効果の成分から、このようにいわれたようです。

正露丸のあの独特の香りはクローブが原因なのかもしれません。

 

クレオパオラが好んだ香りともいわれている

クレオパトラといえばバラの花びらを敷き詰めた風呂や、時の権力者カエサルをもてなす時に室内をバラの芳しい香りで満たした、などのエピソードからバラの香りのイメージがありますが、バラの他にクローブの香りも好んで使っていたといわれています。

船の帆にクローブの香りを染み込ませていたため、陸で待つ人々は風に漂う香りからクレオパトラの帰船がわかった、という言い伝えもあるほどです。

クローブをベースにバラや麝香(じゃこう)を加えて作った香水を愛用していたともいわれており、クレオパトラがクローブを好んでいたことが良く分かります。

 

クローブの香りによる効果効能3選

クローブの香りによる効果効能3選

クローブの香りの魅力を紹介してきましたが、ここからはクローブの香りによる効果・効能を解説していきます。

クローブの香りによる身体への効果・効能を知って健康管理に役立てて下さい。

 

①やる気や活力を与えてくれる

クローブのスパイシーで刺激のある香りは、気力が弱り沈んでいる心を盛り上げ、やる気を出させる働きがあります。

また刺激的な香りは記憶力を高めることにも役立ちますので、集中したい時にもおすすめです。

勉強や仕事に身が入らない時は、クローブの香りを嗅いでリフレッシュするといいでしょう。

気分が落ち込んでいる時にも、気持ちを明るく高揚させ活力を与えてくれます。

 

②ゴキブリよけ

クローブにはオイゲノールという成分が含まれていますが、このオイゲノールの成分はゴキブリ忌避に効果が高いことが明らかになっています。

オイゲノールには高い殺菌・抗菌力があり、この作用は昆虫や水生生物などにとっては毒性となるようです。

子供がいる家庭や、室内に観葉植物がある家庭などは、なるべく殺虫成分のある薬剤は使いたくないことでしょう。

クローブは植物のつぼみを乾燥させた物で、完全に天然素材ですので安心です。

なるべく化学成分は使用したくない、殺虫剤に不安がある、などの場合にもクローブであれば気兼ねなく使用できます。

 

③陣痛の痛みを和らげてくれる

クローブの香りは、子宮収縮作用があるといわれており陣痛の痛みを緩和しながら、お産をスムーズに進める働きがあるといわれています。

マタニティクリニックでは、気力を与え痛みを和らげるためにオレンジなどとブレンドして、分娩室のアロマディフューザーに使用している医院もあるようです。

アロマテラピーは自然療法のため効果は穏やかです。

そのため、どの程度の効果が期待できるかは個人差がありますが、出産を控え気持ちを落ち着かせるアイテムとして利用するのもいいかもしれません。

 

④肉のにおい消しや料理の香りづけ

クローブは、肉のにおい消しや料理の香りづけに使われることが多いです。

胡椒などに比べると馴染みがないスパイスですが、使い方は多岐に渡ります。

しかし、クローブは香りが強いので使う量には注意が必要です。

ハンバーグに使用する際は、クローブパウダーをほんの数振りにしないとクローブの香りが強いハンバーグになってしまいます。

焼き菓子の香りづけの際は、クローブ単体ではなくバニラエッセンスと混ぜると、より甘い香りに仕上がるのでおすすめです。

 

クローブの効能による副作用4選

クローブの効能による副作用4選

クローブの効果・効能を解説してきましたが、ここからはクローブの効能による副作用を解説します。

クローブのデメリットや摂取量の目安を知って、身体への悪い影響を無くしましょう。

 

①妊婦や授乳中の摂取は注意

クローブの副作用は乾燥した物を使用する場合は特にありませんが、妊婦・授乳中の安全性ははっきりと確認されていません。

そのため妊婦・授乳中の方は、クローブが配合された医薬品やサプリメントの摂取は止めておきましょう。

クローブに含まれるオイゲノールには、血液の凝固を抑制する効果もあるため、血液凝固抑制薬を服用している人が摂取すると出血傾向になる可能性があります。

気になる症状がある方は医師に相談するといいでしょう。

 

②過剰摂取で身体に影響を及ぼす

クローブは過剰摂取すると身体に悪い影響を及ぼす場合があります。

過剰摂取の主な副作用は、下痢・吐き気・痙攣・眩暈・動悸・肝臓障害などです。

副作用だけ見ると危険を感じる方も多いと思いますが、この過剰摂取はクローブのパウダーを大さじ1杯摂取した場合です。

普段の生活でクローブのパウダーを大さじ1杯摂取することは、まずありませんので安心していいでしょう。

 

③オイルを口に入れると口中がダメージを受ける可能性も

クローブの精油や、精油の含まれたクリームなどを肌に塗ることは、一般的には安全とされています。(アレルギーがある方・肌が弱い方は注意が必要)

しかし、クローブオイルを経口すると歯茎を傷めたり、唾液分泌にダメージを起こす場合があるようです。

クローブオイルを使用し、息苦しさ・顔や唇・舌・喉の腫れと言った症状が出た場合は、医師の診断を受けましょう。

 

④子供への使用は特に慎重に

クローブに含まれるオイゲノールの副作用には、肝臓を傷め血液凝固を遅らせる可能性もあるとされています。

またクローブの精油そのものを子供に与えるのも、危険性が高いともいわれいるようです。

また、10mlのクローブ精油を摂取した、15カ月の赤ちゃんが肝不全を起こしたケースも報告されています。

子供への使用は、特に注意を払って慎重になることをおすすめします。

 

クローブの香りは独特だがやみつきになる香り

クローブの香りは独特だがやみつきになる香り

クローブの香りは、お部屋でのリラックスタイムやに大切な人と過ごす団らんの時間などに香らせると、暖かさや幸福感をぐっと盛り上げてくれます。

クローブの香りは身体への良い効果もありますので、気分が落ち込んだ時、やる気が出ない時などにもおすすめです。

クローブの香りを、日々の生活に取り入れ健康管理に役立てましょう。

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