週末飲みたいおすすめのスパイス酒4つとそのレシピも紹介!
1週間働いたあと、週末に飲むお酒を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、スパイスの香りと風味を楽しめるスパイス酒です。
スパイスは消化を促進したり、血流を良くしたりと健康効果も抜群です。
お酒にスパイスを加えるだけで、簡単に美味しくヘルシーにできあがるスパイス酒の作り方やレシピをご紹介します。
スパイス酒とは?
スパイス酒とは?
- スパイスやハーブでお酒に風味づけしたドリンク
- 煮出したり漬け込んで作るのが一般的
- スパイスは薬効作用があるのでよりヘルシー
スパイス酒とは、スパイスやハーブを使ってお酒に風味や香りを付け加えたアルコールドリンクです。
例えば、シナモンやクローブ、ジンジャーなどのスパイスをシロップに煮出して、ウイスキーやラムなどのお酒と混ぜるなどの方法で作られます。
スパイスはピリッとした刺激や独特の香りがあるので、お酒にその風味を加えることでより豊かな味わいを楽しめます。
スパイスには薬効作用のあるものも多いので、いつもの晩酌がよりヘルシーになる効果もあります。
スパイス酒におすすめ!お酒にぴったりなスパイス5つ
お酒に合うスパイスが常備されていれば、キッチンですぐスパイス酒が作れます。
ここで紹介するお酒にぴったりなスパイスは、どれも普段の料理で活躍するものばかりです。
ぜひ台所で常備しておきましょう。
ジンジャー(しょうが)
ジンジャー(しょうが)
- 清涼感と辛味がある
- 炭酸系のお酒とマッチ
- 爽快感が増す
ジンジャーとはしょうがのことで、清涼感とピリっとした辛味がビールやシャンパン、ジントニックなど炭酸系のお酒ととくに相性抜群です。
ジンジャーは爽やかな香味があり、食欲増進や消化を促す作用もあります。
さらに血流を改善して末端の冷えを軽減してくれるため、冬にジンジャーを使ったお酒を飲むのがおすすめです。
コリアンダー(パクチー)
コリアンダー(パクチー)
- 柑橘系の爽やかな香り
- 少量でも抜群の香り
- パウダー、シード、葉など全部使える
独特の香味が苦手な人も多いコリアンダー(パクチー)ですが、柑橘系の爽やかな香りはキリッと爽やかな味わいのお酒に合います。
少し足すだけでも香りの豊かさは抜群で、パウダーやシードなど様々なタイプから選べるのも特徴です。
葉はやや香味が強いので、比較的穏やかなシードを漬け込み酒に入れると飲みやすいです。
ブラックペッパー
ブラックペッパー
- ペッパーの中で最も刺激的
- 度数の強いお酒と相性が良い
- 比較的どんなお酒とも合わせやすい
ペッパーは黒や白、ピンクなど色々な種類がありますが、ブラックが最も刺激的な味わいがあります。
とくにテキーラやラムなどの強いお酒と組み合わせると、スパイシーな刺激が際立つカクテルに仕上がります。
ブラックペッパーは他のスパイスと比べ香りが控えめなので、合うお酒は多いです。
シナモン
シナモン
- 香りと少しの刺激が甘いお酒と好相性
- お酒に使うならホット
甘く芳しい香りと少しだけピリッとした刺激が特徴のシナモンは、リキュールやウイスキーなどの甘いお酒とよく合います。
チャイにもよく使われている通り、甘い味わいのドリンクをさらに香り高くしてくれます。
その甘い香りを活かすには、ホット系のスパイス酒に入れるのがおすすめです。
カルダモン
カルダモン
- 高貴でフルーティーな香り
- クリアなお酒と好相性
「スパイスの女王」とも呼ばれているカルダモンは、高貴かつフルーティーで爽やかな香りが特徴です。
その香り高さを活かし、ジンやウォッカなどのクリアでスッキリとしたお酒と合わせましょう。
後味がさわやかなカクテルに仕上がります。
スパイス酒と相性の良いお酒3種
次は、スパイス酒でよく使われているお酒を3種類紹介します。
香りが良く、刺激があるスパイスは、クリアな味わいにものが合いやすいです。
焼酎
焼酎は米や芋などの原料によって香りや味が異なりますが、どの種類もスパイスやハーブと相性が良いです。
さっぱりとした味わいなので、スパイスやハーブがあるとより香り豊かになって飲みやすくしてくれます。
レモングラス、ローズマリー、タイムといったハーブ類とも相性が良く、フレッシュで爽やかな香りになります。
甲乙類ありますが、安価でクセの少ない甲類がスパイス酒にぴったりです。
ウイスキー
ウイスキーは、樽で熟成されることで、バニラやカラメルなどの甘い香りがつきます。
これらの香りがつくため、甘い香りを持つスパイスやハーブと相性が良いです。
ウイスキー独自の香りを活かし、シナモンやナツメグを加えるとよりコク深い味わいを楽しめます。
また、あえてミントやバジルといった爽やか系のハーブと合わせても美味しいです。
ビール
ビールはポップの苦味と強い炭酸の切れ味が特徴、爽やかな香りをもつスパイスととくに相性が良いです。
とくにコリアンダーやカルダモンなどエスニック料理に使われるスパイスを加えると、エキゾチックな香りと風味を足してくれます。
ビールは冷やして飲むことが多いため、刺激が強いジンジャーやペッパーなどを加えるとさらにスッキリとした味わいになります。
逆にビールの苦味が苦手な人は、ホットビールに甘いスパイスを加えることで飲みやすくなります。
超簡単に作れるスパイス酒レシピ4選
最後に、簡単に作れるスパイス酒のレシピを4つご紹介します。
漬け込むだけ、パウダーをかけるだけ、煮出すだけといったひと手間だけのレシピを集めました。
カルダモンハイボール
- ウイスキー30mlと炭酸水120mlを混ぜ、氷を入れる
- カルダモンパウダーをかけ、お好みでレモンの輪切りを添えて完成
ウイスキーのコクと味わいがありつつも、ゴクゴク飲めると大人気のハイボールにカルダモンを加えたのがこちらです。
パウダーを振りかけただけでふわっと甘い香りが漂い、ハイボールをより飲みやすくしてくれます。
コリアンダービール
- ビールを注ぎ、コリアンダーパウダーをかけて完成
- ビールの代用として、レモンサワーでも◎
注いでパウダーをかけるという超お手軽レシピのスパイス酒がこちらです。
コリアンダーパウダーは香りが飛びやすいため、飲む直前にふりかけましょう。
コリアンダーは柑橘系と相性が良いため、レモンサワーとも合います。
スパイスホットワイン
- 赤ワイン200mlと砂糖大さじ1杯、レモンのスライス1枚とシナモン1/2本を鍋に入れる
- 鍋を火にかけ、沸騰直前で火からおろす
- 茶こしでシナモンとレモンを濾しながらカップに入れて完成
ワインのフルーティーな風味にシナモンを足せば、よりコク豊かな仕上がりになります。
温めることでより香りが強くなり、体もポカポカに温まるので冬におすすめです。
好みでクローブやブラックペッパーを加え、より刺激と香りを足してもOKです。
漬け込み焼酎
- アルコール度数25度以上の焼酎を用意する
- ボトルにミックススパイスを入れ、蓋を閉める
- 常温で10日以上漬けて完成
市販のお酒であれば、「いいちこ」や「黒霧島」がおすすめです。
ミックススパイスはお好みのものでOK、迷った場合はシナモンやカルダモン、ドライジンジャー、レモンピールや陳皮あたりを入れましょう。
ボトルにそのまま入れる時はあふれることがあるので、少し焼酎をカップに出してからスパイスを入れるとスムーズです。
スパイス酒の簡単レシピで体を温めながらリラックスしよう!
スパイス酒は、本格的な材料や調理道具なしでも簡単に作れるのが魅力です。
スパイスの効果効能を享受しながら美味しく飲めるので、週末の疲労回復にもうってつけです。
今回紹介したスパイス酒に合うお酒とスパイスがあれば、今すぐ作れます。
スーパーで簡単に手に入る材料ばかりなので、スパイス酒でリラックスしながら味と香りを楽しんでみてください。
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