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ローリエの効果効能5選!1日の摂取量やメリットデメリットも解説!

ローリエの効果効能を解説!摂取量やデメリットも紹介

日本では煮込み料理用のお肉のパックに一緒に入っていることが多いローリエ、実は健康効果もあるハーブであることをご存知ですか?
風味づけで料理に入れることが多いハーブのひとつですが、古代から薬用にも使われるほど効能に優れています。
今回はローリエの効果効能について5つ解説、適切な摂取量やデメリットについてもまとめました。

ローリエとは?

ローリエとは?

  • クスノキ科ゲッケイジュ属に属する常緑高木の葉を乾燥させたハーブ
  • 月桂樹、ローレル、ベイリーフとも呼ばれる
  • ヨーロッパでは料理になくてはならないハーブ

ローリエは、クスノキ科ゲッケイジュ属に属する常緑高木の葉を乾燥させたものです。
日本では月桂樹として親しまれており、ローリエ以外にもローレルやベイリーフという呼び名もあります。
ローリエは元々の原産は地中海で、寒さに強く、日当たりが悪いなど条件の悪い場所でも育つほど丈夫な植物です。
ヨーロッパではなくてはならないほどメジャーなハーブであり、とくに煮込み料理には欠かせません。
マリネやピクルスを漬けるとき、野菜に爽やかな香りをつけるのに使われることもあります。

ローリエの5つの効果効能

ローリエにはさまざまな効果効能がありますが、今回は5つに絞ってご紹介します。
健康上の効果効能はもちろん、日常生活に役立つものもあります。

1.消化を助け胃を健やかに保つ

1.消化を助け胃を健やかに保つ

  • シネオールやゲラニオールが消化を助ける
  • 胃液不足を解消

ローリエには、シネオールやゲラニオールと呼ばれる香り成分が含まれています。
これらの香り成分は胃液を分泌しやすくし、消化を助ける作用があるのが特徴です。
胃もたれやムカつきがなかなかとれない、その原因は胃液の分泌が少ないからという可能性があります。
ローリエの葉を使ったハーブティーや料理で、胃を健康的に保ちましょう。

2.抗炎症作用

2.抗炎症作用

  • シネオールやサビネンが抗炎症作用
  • 風邪予防や咳止めに使える
  • お風呂に入れても炎症を抑えて痛みを和らげる

ローリエに含まれているシネオールと呼ばれる香り成分は、炎症を抑える作用もあります。
とくに胃や腸などの消化器官、喉や鼻の呼吸器の炎症に効果を発揮するので風邪予防にも効果的です。
また、サビネンという香り成分は関節痛などの痛みを緩和する効果もあります。
この抗炎症作用は食事や飲用だけでなく、お風呂にローリエを入れても効果を感じられます。

3.食欲増進の作用

3.食欲増進の作用

  • 胃液の分泌を促進すると食欲が増す
  • 胃腸の働きを良くする

胃液不足に陥ると、食欲を減退させたり胃をムカムカさせるなどの悪影響があります。
1.の消化を助け胃を健やかに保つのにも繋がることですが、料理にローリエが入ることで、胃液の分泌を促進しつつ食欲を出してくれます。
おなかは空いているけど食べたいと思えない、食欲が湧かないときはローリエの香りを嗅いでみましょう。

4.食材の臭み消し

4.食材の臭み消し

  • シネオールに抗菌作用
  • 爽やかな香りと風味が食材の臭みを消す
  • 防腐にも効果あり

ローリエに含まれるシネオールなどの香り成分には、抗菌作用もあります。
抗菌作用があることで肉や魚のイヤな臭みを消し去り、爽やかな香りと風味をプラスすることができます。
さらにその抗菌作用によってウイルスや菌の繁殖を防ぐので、防腐にも効果を発揮します。

5.虫除け効果

5.虫除け効果

  • 置くだけで簡単に虫除け
  • 米びつに葉と乾燥剤を入れると米の虫除け

ローリエの葉の爽やかで独特の香りは、虫が嫌う香りです。
そのため、置いておくだけでも虫除けに効果があります。
米びつにきれいに洗って水分を拭き取ったローリエの葉と乾燥剤を入れておくと、米の虫除けができます。
また、タッパーなどの容器にローリエを入れて靴箱やタンスに入れても虫除けが可能です。

ローリエの1日の摂取量

ローリエにはいくつもの好ましい効果効能がありますが、摂りすぎに注意すべきかも気になるところです。
しかしローリエには、明確に摂ってはいけない摂取量の制限などはありません。

料理に使うときなど数枚程度なら気にしなくてOK

料理に使うときなど数枚程度なら気にしなくてOK

  • 約4人分の煮込み料理に対して数枚ほどしか使わない
  • むしろローリエの入れすぎは青臭さの原因
  • 料理に使う程度の量なら問題ない

ローリエは香りが強いので、入れすぎると青臭さや苦味が強くなってしまいます。
そのため、ローリエを料理に使うときは、約4人分の煮込み料理やスープに対して数枚ほどしか使いません。
ローリエを料理に使う程度の量であれば、深刻な副作用はほとんど起きないと言って良いでしょう

煎じ茶なら1日3〜5g程度

煎じ茶なら1日3〜5g程度

  • 煎じて飲む場合は量をたくさん使う
  • 煎じる場合は長く煮出さないので量は多くても問題ない

ローリエを煎じて飲む場合は、料理に使うときよりもたくさん使います。
その場合は1日に3~5g(約10枚~20枚)程度が目安です。
しかし煎じて飲む場合は長く煮出さないので、料理に使うときよりたくさん使っても問題ありません。

ローリエのメリット・デメリット

ローリエは健康上の効果効能以外にもメリットがたくさんあります。
しかし副作用もあるため、使用するときにはデメリット面にも注意が必要です。
料理で数枚使うぶんには問題ないですが、精油や吸引など特殊な使い方には注意しましょう。

ローリエのメリット

ローリエのメリット

  • 料理の隠し味に最適
  • パウダーならひき肉に揉み込むことができる
  • 入浴にも使える

ローリエが料理に使われることが多いのは、臭みを消しつつ香りと風味を付けて味がランクアップするからです。
隠し味として非常に優秀で、スープや煮込み料理に1枚加えるだけで爽やかな風味がプラスできます。
また、ローリエはパウダー状のものを使えば、ミートボールやハンバーグなどひき肉に揉み込んで使うことも可能です。
一般的には料理に使われることが多いですが、ローリエはお茶パックやネットに入れてお風呂に入れるのもおすすめです。
関節痛の炎症を抑えつつ疲労回復を促し、良い香りも楽しめてリフレッシュできます。

ローリエのデメリット

ローリエのデメリット

  • 妊婦・生理中の方は精油使用NG
  • 煙の吸引には注意

ローリエは通経作用(生理を促すので流産の危険性)があるため、成分が凝縮された精油の使用は妊娠中には好ましくありません。
しかし生の葉や乾燥させたローリエを料理に使うくらいであれば、成分が凝縮されておらず摂取量も多くならないのでOKです。
また、呼吸器の抗炎症作用があるローリエは、燻したり蒸した煙を吸引して効果を得る方法があります。
あまりたくさん吸引すると幻覚などの副作用を起こす可能性があるため、ローリエの香り成分を吸引に使うのはおすすめしません。
香りを嗅ぐ程度に押さえておきましょう。

ローリエの効果効能を生活に取り入れてみよう!

ローリエはその独特の香りと風味に加え、健康上のメリットや効果効能もあります。
とくにシチューやカレー、チャウダーなどの煮込み料理との相性が良いので、ぜひローリエを加えてみてください。
ローリエは精油の使用や燻した煙を吸引する場合には注意が必要ですが、軽く嗅いだり料理に使うぶんには副作用が起こる可能性は低いです。
味や風味が良くなるうえ、健康的なメリットも多いので気軽に日常生活に取り入れてみましょう。

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