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砂糖の中毒性にはまるとやばい?依存チェックと中毒になるとどうなるかも解説!

砂糖の中毒性は危険?リスクや症状を解説

砂糖の中毒性は危険?リスクや症状を解説

疲れているときにスイーツなど甘いものを食べると疲れもとれて幸せな気分もなります。

甘いものは人を癒す効果がありますが、もっと甘いものが欲しくなったり、甘いものをちゃんと食べているのに、イライラしたりより疲れやすくなったりしていませんか。

甘いものに含まれている砂糖には依存症や中毒症状を起こす可能性があります。

今回は危険な砂糖中毒について解説します。

甘いものが好きな方はチェックしてください。

 

砂糖中毒・砂糖依存症の特徴

砂糖はスイーツだけに含まれているわけではありません。

加工食品をはじめ、炭酸飲料やスポーツドリンクにもふくまれています。

ただ、甘いものが好きだからといって必ずしも砂糖中毒になるわけでもないのが、難しい問題です。

砂糖の中毒性について解説します。

 

砂糖はマイルドドラッグと呼ばれる

砂糖はマイルドドラッグと呼ばれる

実は砂糖には、アルコールや薬物と同様の依存症や中毒性があると言われています。

砂糖を多量摂取していると耐性ができてしまいます。

耐性ができてしまうと、砂糖を摂取しないことで禁断症状を起こすでしょう。

一般的には、スイーツ程度で満足できるのですが、砂糖中毒性になってしまうと、甘いものを大量に食べたりずっと食べ続けたりと、食べれば食べるほどもっと食べたくなってしまいます。

そのため、砂糖は「マイルドドラッグ」とも言われています。

 

砂糖の中毒性が高い理由

砂糖の中毒性が高い理由

砂糖は中毒性が高い食べ物です。

糖分を多くとることで、ホルモンが反応し脳は美味しいと感じます。

美味しいと幸せになり、砂糖効果で気分が上昇します。

砂糖が切れると、集中力がなくなり気分もダウンしてしまうでしょう。

幸せ気分がなくなってしまうため、さらに砂糖を摂取したくなるという、ドラッグと同様に中毒性を引き起こします。

 

砂糖の中毒性が起きるメカニズム

砂糖の中毒性が起きるメカニズム

砂糖を摂取すると、ブドウ糖の濃度が上昇し血糖値が上がります。

特に空腹時に砂糖を摂取すると血糖値は急激に上昇するでしょう。

血糖値が上がると、それを下げるために、インスリンが大量に分泌されます。

インスリンにより血糖値が低下すると、今度は脳が「空腹」だと感じてしまい、砂糖を摂取して血糖値を上げるように信号を出します。

また、砂糖を摂取すると、様々な脳内神経伝達物質が分泌されてますが、それらは人に癒しや幸福感を与える物質です。

ストレスや身体が疲れたときに、砂糖を摂取して「幸せだ」と感じるます。

「甘いものを食べると幸せ」と脳が無意識で感じてしまうと、それが快感となり中毒性になってしまうでしょう。

さらに、砂糖などの糖分を摂取しすぎると、下の表面にある「味蕾(味覚を感じる受容器)」が糖分に対して耐性を持ちます。

味蕾が耐性を持ってしまうと、より大量の砂糖を食べないと甘さを感じなくなってしまうでしょう。

 

砂糖の中毒性はやばい?気になる症状

砂糖の中毒性になると、糖尿病や高血圧などのリスクも高まります。

スイーツや飲料水、ご飯やうどんなど、糖質も関係しているため、多くの方が気にせず摂取しているでしょう。

砂糖の中毒性を引き起こすとどんな症状になるのかを解説します。

 

1.甘いものが食べたくてイライラする

甘いものが食べたくてイライラする

砂糖中毒性の方は、甘いものを食べないと脳がストレスを感じて落ち着かずイライラするでしょう。

甘いもので幸福感を得ている方は、特に禁断症状を起こしやすいです。

イライラしているときに「甘いものを食べると落ち着く」といった方は注意が必要です。

 

2.食べると眠くなる

食べると眠くなる

甘いものを食べると眠くなるという方もいます。

甘いものだけでなくご飯やうどんといった糖質を摂取した場合でも、眠くなる場合もあるでしょう。

そういった症状は、砂糖中毒性の可能性があります。

砂糖や糖質を過剰摂取すると、血糖値が上昇します。

体内では血糖値を下げる働きをしますが、そのさい脳の代謝が追い付かず眠気を感じるそうです。

 

3.言動や行動が攻撃的

言動や行動が攻撃的

カナダで行われたラットを使った実験では、砂糖中毒性のラットに砂糖を与えないと、お互いに噛みつきあうという結果もあります。

砂糖中毒性になると、攻撃的になり人とのトラブルも発生してしまいます。

 

4.落ち込みやすい、うつっぽい

落ち込みやすい、うつっぽい

イライラはしないけれど、落ち込んで鬱っぽい症状が出る場合もあります。

糖質は身体に必要な栄養素で、ブドウ糖となりエネルギーになっています。

ただ、糖を分解するためには、ビタミンB群やカルシウムが必要です。

ビタミンB群やカルシウムは人にとって大切な栄養素なのに、それらが糖を分解させるためだけに使われると、気分が不安定になり鬱っぽい症状を引き起こす可能性があります。

 

5.頭痛や疲労などの慢性的症状

頭痛や疲労などの慢性的症状

ビタミンB群は脳神経に必要な栄養素です。

砂糖の過剰摂取でビタミンB群が分解のためだけに使われると、ビタミンB1が不足します。

そのため、頭痛や疲労感、貧血などの慢性的な症状も引き起こすでしょう。

 

砂糖の中毒性を確認!砂糖依存症セルフチェック

砂糖の中毒性を確認!砂糖依存症セルルフチェック

砂糖中毒性の危険について解説しました。

自分が砂糖の中毒性になっているかどうか、下記でチェックしてみてください。

 

①甘いデザート・甘い飲み物を摂取する頻度

①甘いデザート・甘い飲み物を摂取する頻度

1・月に1~2回程度

2・週に2~3回程度

3・ほとんど毎日

 

②朝食のメニュー

②朝食のメニュー

1・卵料理(野菜入り)

2・ヨーグルト・スムージー

3・菓子パンやマフィン

 

③コーヒー・紅茶に入れる砂糖の量

③コーヒー・紅茶に入れる砂糖の量

1・入れない

2・小匙1杯程度

3・大匙2杯程度

 

④コンビニなどでスイーツを買う頻度

④コンビニなどでスイーツを買う頻度

1・買わない

2・時々

3・週に1度(しょっちゅう)

 

⑤隠れて甘いものを食べた経験

⑤隠れて甘いものを食べた経験

1・一人では食べない

2・年に数回

3・いつも

 

⑥お菓子を隠して食べている・食べたことがある

⑥お菓子を隠して食べている・食べたことがある

1・ない

2・好きなスイーツが残っていたら隠しておく

3・常備している

 

⑦スイーツや菓子パンに目がない

⑦スイーツや菓子パンに目がない

1・それほど食べたくない

2・たまに少しだけ

3・満腹になるまで食べたい

 

⑧甘いものは「これが最後」と思う

⑧甘いものは「これが最後」と思う

1・ない

2・過去に1~2回は

3・いつも思っている

 

【結果】

上記で一番多かった番号はどれでしたか?

【1が一番多かった方】

あまり甘いものが好みではないようです。

砂糖依存性ではありません。

【2が一番多かった方】

健全です。

甘いものが食べたくなったら食べて、欲しくなければ別に…という風な付き合い方でしょう。

砂糖を我慢する必要はありません。

少量を適度に摂取していると我慢を感じにくいため、砂糖中毒性にならないでしょう。

【3が一番多かった方】

砂糖中毒性とはいえないまでも、少し砂糖に依存しているかもしれません。

すべてを我慢する必要はありませんが、甘いものを減らすように栄養士の指導を受けるのもおすすめです。

「絶対に食べない」と決めてしまうと、余計に甘いものばかりを考えてしまいます。

少しづつ減らす努力をすると良いでしょう。

ただし、イライラしたり行動や言動が攻撃的であったり、気分がすぐれない、体調が良くないといった症状が出ているのであれば、砂糖中毒性の可能性があります。

その場合は医師に相談してください。

 

砂糖の中毒性は健康を害するリスクがある!ほどほどに楽しもう

砂糖の中毒性は健康を害するリスクがある!ほどほどに楽しもう

砂糖中毒性のリスクを解説しました。

セルフチェックを行っていただけたでしょうか。

砂糖中毒性はスイーツやお菓子を食べる方だけに起こるのではありません。

炭酸飲料やエナジードリンク、ファストフードやレトルト食品なども糖質を含んでいます。

もし、症状があるのであればまずは食生活を見直してください。

糖質は人にとって大切な栄養素です。

過剰に心配する必要はありませんが、リスクを知って楽しむようにしましょう。

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