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マスタードシードの効果効能6選!1日の摂取量やメリットデメリットも解説!

マスタードシードの効果効能を解説!摂取量やメリット・デメリットも

マスタードシードの効果効能を解説!摂取量やメリット・デメリットも

マスタードと言えば、ホットドックやポトフに使われている黄色いペーストという印象が強いです。
マスタードの原料はマスタードシードと呼ばれる種子で、すりつぶしてお酢や砂糖と混ぜることでよく見かけるマスタードになります。
マスタードシードは爽やかな香りとピリッとした刺激を加えてくれるスパイスですが、実はその健康効果も注目されています。
今回はこのマスタードシードの効果効能について6つ解説、摂りすぎによるデメリットについても触れているので最後まで一読してみてください。

マスタードシードとは?

まずはマスタードシードの基本情報について解説します。

マスタードのもとになる種子

マスタードのもとになる種子
  • アブラナ科に属するからし菜の種子
  • すりつぶすと辛味が出る
  • チャイやピクルスなど活用方法が多い

マスタードシードとは、アブラナ科に属するからし菜の種子を乾燥させたものです。
「シード」は種子を意味する言葉で、マスタードシードは丸い形をしています。
日本ではマスタードシードをつぶしてぬるま湯で練ったものは練りからしと呼ばれ、納豆やおでんにつけて食べるのが一般的です。
マスタードシード自体は辛みがほとんどなく、すりつぶすことでツンとした爽やかな辛みが出てきます。
すりつぶしてカレーに入れるほか、チャイを煮出すときに使ったりピクルスを漬けるときに使ったりと活用方法は幅広いです。

マスタードシードの種類

マスタードシードは、大きく分けて3種類あります。
どれも直径1mmほどの丸い粒ですが、見た目の色や風味が異なります。

ブラックマスタードシード

引用元:楽天市場

マスタードシードの中でも、ピリッとスパイシーで辛みが強いのがブラックマスタードシードです。
ブラックマスタードシードは、イソチオシアネートと呼ばれるわさびと同じ辛み成分を含んでいます。
ブラックマスタードシードのパンチの効いた辛さは、肉や魚などコクが強くガッツリ感のあるメイン料理によく使われています。
肉や魚、脂多めの料理に爽やかな辛さをプラスしてくれます。

ブラウンマスタードシード

引用元:楽天市場

ブラウンマスタードシードはブラックマスタードシードと見た目がよく似ています。
「ブラウン」とつくだけあって、色味はブラックマスタードシードより薄めです。
辛さもブラックマスタードシードよりはマイルド、少しだけ辛さを足したいときに使われています。
激辛は苦手だけど刺激は欲しいというときにぴったりなのがブラウンマスタードシードです。

イエローマスタードシード

引用元:楽天市場

イエローマスタードシードは、辛みがほとんどなく最もマイルドな味わいです。
ホットドックに使われているマスタードの原料がイエローマスタードで、辛みより風味と香りを楽しみたい料理に向いています。
ピクルスやマリネをするときに、一緒に漬け込むときにもよく使われています。

マスタードシードの効果効能

マスタードシードの魅力は、辛みと風味だけではありません。
実は健康効果に関しても注目を集めているんです。
ここではマスタードシードの効果効能について解説します。

1.胃腸がんのリスクを下げる可能性

  • グルコシレノートがガンを予防
  • 発がん性物質を除去
  • アブラナ科の植物に多い成分

マスタードシートに含まれているグルコシレノートは、体内の発がん性物質を解毒・除去する効果があります。
このグルコシレノートはアブラナ科の植物に含有されている成分で、ブロッコリーやカリフラワーなどの野菜にも含まれています。
野菜を幅広く摂った上でマスタードシードなどのアブラナ科の植物をプラスすることがガン予防に効果的であることがわかっています。

2.アンチエイジイグ効果

  • ビタミンやミネラルが豊富
  • とくにセレンとモリブデンの含有量が多い
  • 抗酸化作用によって老化予防

マスタードシードには様々な抗酸化作用を持つ栄養素が含まれています。
ビタミン類ではビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、ミネラルではセレン、モリブデンの含有量がとくに多いです。
セレンは抗酸化作用が強く、モリブデンは酵素の働きを助けるのでアンチエイジングに効果を発揮します。

3.抗炎症作用

  • イソチオシアネートが炎症を抑える
  • 発熱作用があるマグネシウムが豊富
  • 食べる以外にも民間療法で使われる

マスタードシードに含まれるイソチオシアネートは、リウマチ、関節痛など様々な痛みや炎症を抑えるのにも効果的です。
またマスタードシードには発熱作用があるマグネシウムも豊富、体を温めたり、筋肉をほぐす作用もあります。
この効果を役立てるには、マスタードシードを食べる以外にも布に包んでお風呂に入れるなどの使い方もあります。
マグネシウムは水と反応して発熱するので、ぬるま湯と一緒にすりつぶして関節炎などの幹部に塗るとより効果的です。

4.喘息や気管支のトラブル予防

4.喘息や気管支のトラブル予防
  • 鼻づまりや痰を切る作用
  • 抗炎症作用が気管支トラブルにも効果的
  • お茶にしてうがい薬にも使える

グルコシノレートやイソチオシアネートの抗炎症作用は、鼻づまりや喘息など呼吸器のトラブル予防にも効果的です。
鼻づまりは鼻腔の炎症によって空気の通り道が塞がれている状態です。
マスタードシードの抗炎症作用によって鼻腔の炎症を防ぐことで、鼻がつまりにくくなります。
また民間療法としてマスタードソードを軽くつぶしてお湯で煮出し、うがい薬として使うことで喉の炎症予防にも使えます。

5.ダイエットの助けになる

  • ビタミンB群が豊富
  • 脂肪燃焼や代謝アップに効果的
  • 運動と合わせるとより◎

マスタードシードは、養蚕やナイアシンなどのビタミンB群を豊富に含んでいます。
このビタミンB群は糖質や脂質をエネルギーに変えるため、脂肪燃焼や代謝をアップする働きを助けてくれます。
運動や筋トレを合わせることで、よりダイエットに効果的です。
階段を積極的に使ったり、スクワットなどのトレーニングを取り入れましょう。

6.髪の毛の成長を促進

6.髪の毛の成長を促進
  • マスタードのオイルにビタミンAが豊富
  • 髪の成長に欠かせない栄養素が豊富
  • マスタードオイルでマッサージすると◎

マスタードシードに含まれる油分には、ビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミンAは髪の成長を促し、頭皮の環境を整えてくれます。
また、マスタードシードはビタミンA以外にもカルシウムやマグネシウム、脂肪酸など髪の成長に欠かせない栄養素が豊富です。
マスタードオイルで頭皮をマッサージし、ラップで包んで温かいタオルで頭を包むとより成分が吸収しやすくなります。
若干のニオイがあるので、マッサージ後は必ずシャンプーを使いましょう。

マスタードシードの1日の摂取量

マスタードシードの1日の摂取量
  • ティースプーン1杯程度が目安
  • 栄養豊富とはいえ刺激が強い
  • サプリメントは容量を厳守

マスタードシードは、含有されている栄養素が豊富なのでサプリメントにも活用されています。
しかしいくら栄養豊富とは言え、摂りすぎると刺激の強さから夜眠れなくなるなどの作用もあります。
1日の摂取量は、マスタードシードの場合はティースプーン1杯程度が目安です。
マスタードシードのサプリメントを飲む場合は、1日の推奨摂取量を守って摂りましょう。

マスタードシードのメリット・デメリット

メリットデメリット
・手作りマスタードなどレシピが広がる
・ファイトケミカルなど栄養素が豊富
・アレルギーに注意
・甲状腺機能障害がある方は注意

マスタードシードのは幅広い効果効能がありますが、一方でデメリットもあります。
両方を理解したうえで、マスタードシードを適宜摂取しましょう。

マスタードシードのメリット

マスタードシードのメリットは、栄養素の豊富さに加えて用途の広さも挙げられます

手作りマスタードなどレシピが広がる

マスタードといえば、ペースト状のディジョンマスタードや粒々が残った状態の粒マスタードが有名です。
マスタードシードがあれば、これらのマスタードを使った調味料を自作できたり、チャイやお茶に入れるなど幅広いレシピに使えます。
また、うがい薬など民間療法として使えるのも、マスタードシードの魅力です。

ファイトケミカルなど栄養素が豊富

マスタードシードの大きなメリットのひとつは、栄養素の豊富さです。
効果効能の見出しでも解説しましたが、マスタードシードひとつでかなり幅広い予防効果があります。
ファイトケミカルとは、「植物に含まれる化学物質」のことです。
植物の苦みや渋み、辛みの元になる成分で、マスタードシードにも多く含まれています。
このファイトケミカルは抗酸化作用や抗炎症作用、殺菌作用など多くの効果があります。

マスタードシードのデメリット

マスタードシードはメリットも多いですが、それはあくまで健康的な人が摂取した場合によるものです。
アレルギーや甲状腺機能に不安がある人は、摂取量に注意しましょう。

アレルギーに注意

欧州では、アレルギー症状の1~7%を占めているのがマスタードによるものです。
マスタードのアレルゲンは熱や酵素分解に強いため、加熱や加工を施しても大きな影響をうけません。
メリットの項で解説したファイトケミカルは、健康に効果的な一面もある反面アレルギーを引き起こす可能性もあります。

甲状腺機能障害がある方は注意

マスタードシードを含むアブラナ科の植物に含まれている成分のひとつに、ゴイトロゲンがあります。
このゴイトロゲンはヨウ素の吸収を阻害し、甲状腺肥大を引き起こすことがわかっています。
そのため、甲状腺機能障害がある人は、いくら健康にいいからといってマスタードシードを食べ過ぎるのはやめましょう。

マスタードシードの効果効能を取り入れて健康に役立てよう!

マスタードシードには、このような潜在的な健康効果がたくさんあります。
一般的にはスパイスや調味料として少量しか摂取しませんが、サプリメントを利用するときにはデメリットにも注意しましょう。
いつもの食事をより美味しく引き立て、健康にも効果を発揮するマスタードシード。
うまく食事に取り入れて、毎日の健康生活に役立てましょう。

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