冷え性には生姜がおすすめ!簡単レシピを紹介

冷え性でお困りの方は生姜を食べましょう。
今回は冷え性に効く、生姜の食べ方や簡単にできる朝食、昼食(お弁当)、夕食のメニューを紹介します。
生姜を毎日の生活に取り入れれば、身体の芯からポカポカと温めてくれます。
手軽な方法で生姜を取り入れ、温活生活を手に入れましょう。
冷え性に生姜は効く?すりおろし・生でも効果的な効果的な成分
冷え性に生姜はよく効きます。生姜は身体を温め、私たちの身体を守ってくれる優秀な食材です。
特に生姜に含まれる「ジンゲロール」と「ショウガオール」の2つの成分についてみていきましょう。
すりおろし・生姜=ジンゲロール

ジンゲロールとは、ファイトケミカルの一種で生の生姜に含まれています。
ジンゲロールには抗菌、殺菌作用やがん予防、食欲増進作用などの効果があり、私たちの身体を守ってくれる働きをしてくれます。
特に免疫力を高めたい時や風邪を予防、改善したい時には生の生姜が効果的です。
ジンゲロールは生姜の皮の下に多く含まれており、料理に使う時は皮ごとの使用をおすすめします。
ただしジンゲロールは酸化が早いため、生姜を食べる直前に切ったり、すりおろしたりしてなるべく早く使い切るようにしましょう。
加熱・乾燥=ショウガオール

ショウガオールとは加熱することで生成される生姜の成分のひとつです。
ショウガオールは身体を内側から温める効果が高く代謝をアップしてくれます。
特に蒸した生姜には生の生姜の10倍以上ものショウガオールが含まれています。
冷え症でお困りの方は、ショウガオールを豊富に含む加熱や乾燥した生姜を摂るように心がけましょう。
冷え性に効く生姜レシピ3選【朝食】
冷え性の改善は、まず朝食から始めてみましょう。
忙しい朝でも手軽にできるレシピを3つ紹介します。
①生姜&はちみつジャム

【材料】
- 生姜 2個(150g)
- レモン果汁 大さじ1杯
- はちみつ 150g
- シナモン 少々
- 国産レモン 1/4個
【作り方】
- レモンをいちょう切りにする。
- しょうがを濡れペーパーで包み、レンジ600 Wで2分加熱。
- 粗熱をとり、皮ごとすりおろす。
- 鍋に②のしょうが、はちみつ、レモン果汁を加えてとろみがつくまで煮込む。
- レモンを加えて煮詰める。
- 粗熱をとり、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で1週間を目安に保存。
②生姜ふりかけ

【材料】
- 生姜 100g
- 玉ねぎ 1/8個(25g)
- a.酒 大さじ3杯
- a.みりん 大さじ2杯
- a.はちみつ 大さじ2杯
- a.しょうゆ 大さじ3杯
- ごま油 小さじ2杯
【作り方】
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- 生姜を軽く水洗いしたら、アルミホイルで皮をむき、みじん切りにする。
- フライパンにごま油を引いて熱し、中火で玉ねぎを炒める。
- しんなりしてきたらしょうがを加えてさらに炒め合わせる。
- (a)の調味料を加えて煮詰める。
- ごはんの上にのせて、かつおぶしを添えたら完成。
③生姜ダレ

【材料】
- 生姜 80g
- a.酒 50cc
- a.しょうゆ 50cc
- a.みりん 大さじ2杯
- 酢 大さじ1杯
- ごま油 大さじ1杯
【作り方】
- 生姜を皮付きのまま粗みじん切りにする。
- 鍋に生姜、 (a) の調味料を入れてひと煮立ちさせる。
- 火を弱め、酢を入れてひと混ぜする。
- 粗熱をとり、清潔な保存容器に入れてごま油を加えたら完成。
冷え性に効く生姜レシピ【ランチ・お弁当】
お弁当やランチにも生姜を使ったお手軽メニューがあります。
①キノコと生姜のスープ

【材料】
- えのき 1/4袋
- 舞茸 1/4袋
- しめじ 1/6袋
- エリンギ 1/2本
- 生姜(すりおろし) 1片分
- だし汁 300ml
- a.しょうゆ 大さじ1/2
- a.みりん 大さじ1/2
- オイスターソース 大さじ1/2
- b.片栗粉 小さじ1/2~1
- b.水 大さじ1/2~1
【作り方】
- 鍋にだし汁、aの材料を入れて中火にかけ、沸騰したらキノコ類を加える。
- キノコ類がしんなりして全体に火が通ったら、オイスターソース、生姜を加える。
- 再び煮たったらbの材料を加える。
- ほんのりトロミがついたら器に盛る。
②生姜入り粕汁

【材料】
- 生姜(乾燥) 2片分
- 塩鮭 1切れ
- 大根 2cm
- にんじん 1/4本
- 油揚げ 1/2枚
- 板こんにゃく 1/4枚
- ねぎ(刻み) 2本分
- 酒粕 70g
- 水 大さじ1~2
- だし汁 400ml
- 白みそ 大さじ1.5
- 薄口しょうゆ 小さじ1/2
【作り方】
- 材料を食べやすい大きさに切る。
- 酒粕は小さくちぎって耐熱容器に入れ、水を加えてラップをし、電子レンジで1分程度加熱してかき混ぜ、ペースト状にする。
- 鍋にだし汁、生姜、大根、にんじん、板こんにゃくを入れて火にかけ、煮たったら塩鮭と油揚げを加えて、弱火で大根がしんなりするまで煮る。
- 酒粕、白みそを溶き入れる。
- 刻みネギを加えてひと煮たちさせ、薄口しょうゆで味を調え、器によそう。
③生姜&お揚げの炊き込みご飯

【材料】
- 米 1.5合
- 生姜 20g
- 油揚げ 1枚
- 生姜汁 大さじ1
- a.酒 大さじ1
- a.麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ2
【作り方】
- お米は炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。
- 生姜は皮をむき、みじん切りにする。
- 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、みじん切りにする。
- 炊飯器に洗ったお米、生姜、油揚げ、生姜汁、aの材料を加え、普通に炊く時の水量線まで分量外の水を加え、スイッチを入れる。
- 炊き上がったら10分そのままで蒸らす。
- 全体に軽く混ぜ合わせて、余分な水分を飛ばし、茶碗によそう。
冷え性に効く生姜レシピ【夕食】
夕食も身体を温めてくれる生姜にお任せです。
①谷中生姜+肉巻き

【材料】
- 谷中生姜 8本
- 豚薄切り肉 8枚
- 塩 少々
- 胡椒 少々
【作り方】
- 豚薄切り肉に塩と胡椒で味付けをする。
- 谷中生姜は葉の部分を15cmほど残して切り落とす。
- くっついている根の部分を1つ1つ手で割り離す。
- 包丁の刃先を使って、根の表面の薄い皮を削ぐ。乾いた清潔な布巾でこすってもよい。
- 味付けをした肉を生姜に巻いていく。
- 熱したフライパンでよく焼き、完成。
②豚肉と生姜の野菜炒め

【材料】
- 豚肉(細切れ) 120g
- a.砂糖 小さじ1/2
- a.酒 小さじ1
- a.しょうゆ 小さじ1.5
- キャベツ 2~3枚
- グリーンアスパラ 2本
- 塩 少々
- b.酒 大さじ1/2
- b.しょうゆ 大さじ1
- b.生姜汁 小さめ1片分
- b.サラダ油 大さじ1.5
【作り方】
- 豚肉にaの材料をもみ込む。
- キャベツはザク切りにし、グリーンアスパラは皮とハカマの部分をピーラーでむき、根元のかたい部分を切り落とし、斜め幅5mmに切る。
- bの材料を合わせる。
- フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、キャベツ、グリーンアスパラを炒める。
- しんなりしたら塩を振り、いったん取り出す。
- フライパンの汚れをキッチンペーパー等で拭き取り、残りのサラダ油を熱し、1の豚肉を炒める。
- 肉の色が変わったら5の野菜を戻し入れ、3を加えて炒め合わせ、器に盛る。
③サムゲタン風のおかゆ

【材料】
- 雑穀ごはん(冷凍) 100g
- 鶏手羽先 2本
- お湯 300ml
- クコの実 大さじ1
- 天津甘栗 3個
- 生姜 1/2片
- 紹興酒 小さじ1
- 塩 少々
- 顆粒チキンスープの素 少々
- パクチー 適量
【作り方】
- 雑穀ご飯は解凍し、水で洗ってヌメリを落とす。
- 鶏手羽先はサッと熱湯をかけ、骨の際に切り込みを入れる。
- 生姜は皮ごと薄い輪切りにする。
- 鍋にお湯と鶏手羽先、生姜を入れて火にかける。
- アクを取りながら10分煮る。
- パクチー以外の材料を入れて5分煮、生姜を取り出して器に盛り、パクチーをのせる。
冷え性に効く生姜レシピは作り置きもできる簡単レシピが多い!

生姜は身体を温め、身体を守ってくれる優秀な食材です。
冷え性改善のためにも、毎食に少しずつ生姜を入れた料理を作ってみましょう。
紹介したレシピは簡単で作り置きもできるものばかりです。
ぜひ、挑戦してみましょう。
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