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ジャグリーとは何?使い方や黒糖との違いまで解説!【2022年最新】

ジャグリーとは何かや使い方などについて解説

ジャグリーとは何かや使い方などについて解説

巷で耳にする「ジャグリー」という言葉について徹底解説します。

また、ジャグリーと黒糖との違いやジャグリーのおすすめの使い方についてもまとめました。

ジャグリーがあなたの身近なものになれば、いつもの生活が一段と豊かで癒される空間になるでしょう。

 

ジャグリーとは?

 「ジャグリー」とは今から約6,000年以上前から使われてきた伝統的な含蜜糖です。

日本で食べられている黒砂糖と似ています。

ジャグリーは自然なサトウキビの甘さが味わえると、今でも多くの人に親しまれています。

 

歴史ある伝統的な製法の砂糖

歴史ある伝統的な製法の砂糖

「ジャグリー」は主にサトウキビやパームヤシから作られている、インドの精製していない自然糖のことです。

インドでは「ジャグリー」と呼ばれたり、「グル」と親しまれたりしています。

日本でいうと黒砂糖のようなもので、約6,000年以上前からインドで作られてきました。

ジャグリーはサトウキビやパームヤシの搾り汁をそのまま煮詰めて作ります。

ただ、作るときに黒砂糖のように煮詰めず、火力も煮込み温度も低いため、水分が多くカチカチに固まった砂糖になります。包丁で切れないほどカチカチに固まってしまうため、お湯に溶かしてハチミツ状にして使うかハンマーなどで砕いてから使うのが常識です。

 

サトウキビの栄養がたっぷり含まれている

サトウキビの栄養がたっぷり含まれている

使う時に手間のかかるジャグリーですが、サトウキビ本来の鉄分やカリウム、マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。

またサトウキビの香ばしさ素朴な甘さが魅力的です。

ジャグリーからはほんのりと植物の渋みと苦味も感じられ、自然本来の美味しさを味わえます。

 

控えめな甘みやコクなどが特徴

控えめな甘みやコクなどが特徴

サトウキビの自然の甘さが特徴的なジャグリーは、インドなどのスイーツ作りやパン作り、ドリンクに最適です。

炒めたたまねぎやキャラメルのような香ばしさとコクがあり、いろんな料理の隠し味としても大活躍します。

黒糖やメープルシロップと一緒に使うと、より美味しさがプラスされます。

ジャグリーは料理好きな人におすすめの砂糖です。

黒糖とジャグリーの違いとは?

ジャグリーは日本の黒糖と似ている食べ物です。

しかし、ジャグリーの作り方や使い方など黒糖とは少し違います。

似ている食べ物ではありますが、違いをみていきましょう。

 

黒糖とジャグリーはどちらも含蜜糖と呼ばれる砂糖

黒糖とジャグリーはどちらも含蜜糖と呼ばれる砂糖

ジャグリーも黒糖も糖蜜を含んでいる含蜜糖と呼ばれる砂糖です。

日本でよく使われている一般的なグラニュー糖や上白糖、氷砂糖などは、糖蜜を分離した分蜜糖と呼ばれる砂糖に分類されます。

含蜜糖に分類されるジャグリーや黒糖は、ショ糖の結晶を分離せずにサトウキビなどの搾り液をそのまま煮詰めて作り出すため、適度なコクとミネラルが生まれます。

実際にジャグリーや黒糖はサトウキビ本来の鉄分やカリウム、マグネシウムなどのミネラル類が豊富です。

ジャグリーと三温糖と比較すると、100gあたりカリウムは約42倍、カルシウムは約15倍、マグネシウムは19倍も含まれています。

 

黒糖とジャグリーは作り方に違いがある

黒糖とジャグリーは作り方に違いがある

同じ分類の砂糖に分けられるジャグリーと黒糖ですが、作り方には違いがあります。

ジャグリーの作り方は、サトウキビを切断、破砕してからローラーで圧搾したり、搾り糟を濾過したりします。

その後、黒糖よりも弱い火力で煮詰めていくため、水分が5~20%も含まれる砂糖が出来上がります。

 

黒糖より水分量が多くとても固い

黒糖より水分量が多くとても固い

ジャグリーはとても水分量の多い砂糖です。

黒糖と比べると一目瞭然で、黒糖の水分量は3~8%に対し、ジャグリーは5~20%もの水分が含まれています。

水分が多いので出来上がったジャグリーはカチカチに固まっています。

包丁で切れないほど固いため、お湯で溶かしたりハンマーなどで砕いたりして料理に使います。

 

ジャグリーの使い方

ここからはジャグリーの使い方を詳しく解説します。

 

①お湯に溶かして使う

①お湯に溶かして使う

ジャグリーが小さな塊やパウダー状の場合、そのままお湯に溶かして使うことができます。

目安としてはジャグリー 500gに対してお湯200mlの割合です。

鍋に水とジャグリーを入れ、沸騰させながらヘラでジャグリーを溶かしていく方法でも構いません。

お湯に溶かしてハチミツ状にしておけば、ヨーグルトに添えたりパンに塗って食べたりすることができて便利です。

またチャイに入れたり、煮物に使ったりしても美味しくいただけます。

溶かしたジャグリーが余った場合、タッパーに入れて冷蔵庫で保存しましょう。

②カナヅチなどを使って砕く

②カナヅチなどを使って砕く

ジャグリーを大きく溶かしてしまうと困る時は、必要な量だけハンマーやカナヅチなどを使って砕きましょう。

新聞紙とタオルを厚めに敷き、その上にラップを敷いてジャグリーの塊を出します。

ジャグリーの塊の上にもラップとタオルを掛けてハンマーやカナヅチなどで叩いて砕きます。

もしもジャグリーの塊が袋などから出せない時は、よく洗った綺麗な釘を数回打ち込んでは抜くを繰り返しながら砕いてみましょう。

適度な大きさになったら、お湯で溶かして使います。

 

③包丁などで削る

③包丁などで削る

身近なものでジャグリーの塊を小さく砕きたい時は包丁を使ってもよいでしょう。

包丁でジャグリーの斜め下(プリン形の土台の方)に向かって歯を立てて削っていくと、少しずつ小さな塊がとれてきます。

包丁ではとても強い力が必要になるため、怪我には十分に注意しましょう。

チョコレートを削る時の約2~3倍の力が必要なイメージです。

 

ジャグリーは何に使うのがオススメ?

サトウキビの自然な甘さとコクが魅力的なジャグリーは、チャイやインドのお菓子、煮物、シロップや黒蜜に使うのがおすすめです。

ジャグリーを使うことでより美味しく食べたり、飲んだりができます。

意外にジャグリーの使い道はたくさんあります。

 

チャイ

チャイ

ジャグリーをぜひチャイに入れてみましょう。

一般的な砂糖よりも甘さが控えめで、ミネラルも豊富に摂取できるため、女性には身体に嬉しい効果が期待できます。

インド生まれのジャグリーとチャイのかけ合わせは、本格的なチャイも楽しめます。

 

インドのお菓子

引用サイト:https://shop.ambikajapan.com/blogs/calendar/chikki

 

ジャグリーはインドのお菓子を作る時も大活躍です。「チッキ」と呼ばれるジャグリーとピーナッツで作るお菓子におすすめです。

材料はジャグリーとピーナッツだけという手軽さで、パリパリとした食感がたまりません。

チャイと一緒に食べてみてはいかがでしょうか。

 

煮物

煮物

ジャグリーは蜂蜜と同じ感覚で、煮物に使うのもおすすめです。

まろやかなコクと後味がよく煮物に合います。特に煮魚は生臭さを抑えてくれるため、魚嫌いのお子様に試してみましょう。

ひじきやかぼちゃなど素材そのものがしっかりした味をもつ食材との相性もばっちりです。

どんな食材にもマッチし、コクをプラスしてくれるため普段の料理に使ってみましょう。

 

シロップや黒蜜

シロップや黒蜜

ジャグリーが大量に余った時は、シロップや黒蜜もおすすめの使い方です。

特に購入すると高価な黒蜜は、ジャグリーで作ってみましょう。

鍋にジャグリーと水を入れて沸騰するまで煮詰め、白砂糖で甘さを調整していきます。

パンケーキやプリンに添えたり、黒蜜きな粉トーストにして朝食を楽しんだりしてみましょう。

 

体に優しいジャグリーを上手に活用しよう!

ジャグリー
引用サイト:楽天市場

 

黒砂糖によく似たジャグリーは、自然の甘味やコクが特徴的なインドの砂糖です。

ミネラルが豊富に含まれているため、チャイなどのドリンクに入れて飲んでみましょう。

また健康に良い食べ物でもあるため、お菓子や煮物などを作る時にも重宝します。

意外と使い道が多いジャグリーをぜひ普段の生活に取り入れてみましょう。

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