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ポピーシードの効果効能5選!1日の摂取量やメリットデメリットも解説!

ポピーシードの効果・効能を解説!1日摂取量も紹介

ポピーシードの効果・効能を解説!1日摂取量も紹介

ポピーシードは、近年スパイス専門店などの増加によって目にする機会が増えてきたスパイスのひとつです。
スパイスとはいっても辛みやクセの強い香りはなく、料理に万能に使えるうえに栄養価の高さも注目されています。
今回は、ポピーシードの効果効能や1日の摂取量、メリットやデメリットに至るまで解説します。

ポピーシードとは?

ポピーシードとは?

 

ポピーシードとは?

  • ケシの種子のこと
  • 歯切れのよい食感
  • 日本ではあんぱんのトッピングが主流

ポピーシードとは、ケシ(英語でポピー)の種子のことです。
ゴマよりも小さく、非常に小粒ながらプチプチと歯切れの良い食感があり、ほんのりと甘みを感じられる味わいが特徴です。
クセはほとんどなく、苦みや辛味もないのでお子様や刺激が苦手な人でも安心して食べられます。
ケシと言うとアヘンの原料であることが知られていますが、食用と園芸用のケシは全くの別物です。
なので、食用のケシからアヘンを採取することはできません。

あんぱんのトッピングでお馴染み

和食でポピーシードを使うのはあまり聞き馴染みがない人も多いのではないでしょうか。
ポピーシードはケシの実なので、日本ではあんぱんのトッピングとして良く使われています。
また、岐阜県でよく食べられるおせち料理の松風焼きは、ポピーシードをトッピングして作られる焼き物料理です。

ポピーシードは種類が豊富

ポピーシードは白いものが定番ですが、実は他にも種類がたくさんあります。

定番の白ポピーシード

和食で使われる定番は、白いポピーシードです。
あんぱんのトッピングはもちろん、他のパンやケーキにも使われます。

見た目も鮮やかなブルーポピーシード

白いポピーシードの他に良く使われるのが、青い見た目のブルーポピーシードです。
こちらは油分が多めで、白のポピーシードよりも若干大きめのサイズです。
ナッツのような香りと味わいがあるため、高温で香ばしく仕上げる料理に良く使われます。
また、見た目が鮮やかなので、パウンドケーキに入れるとキレイに発色します。

ポピーシードの効果・効能

ポピーシードの魅力は、食感の良さやほのかな香ばしい香りだけではありません。
実は健康に対する効果効能もあるんです。

①善玉コレステロールを増やす

①善玉コレステロールを増やす

  • オレイン酸が豊富
  • 悪玉コレステロールの排泄率アップ
  • 善玉コレステロールを増やして生活習慣病予防

ポピーシードには、オレイン酸が多く含まれています。
このオレイン酸は、悪玉コレステロールを排泄しやすくし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
善玉コレステロールが増えることで悪玉コレステロールの排泄率が上がるため、動脈硬化を防いでくれます。

②血液サラサラにする

②血液サラサラにする

  • 血栓を予防して血液サラサラにする
  • 熱に弱いのが弱点
  • 生のまま摂るのがおすすめ

こちらもオレイン酸の効能ですが、血栓ができるのを防いで血流を良くする働きがあります。
オレイン酸は、一価不飽和脂肪酸に分類される脂肪酸です。
この一価不飽和脂肪酸は熱に弱いのが弱点なので、血液サラサラ効果を期待するなら生のまま摂取するのがおすすめです。

③イライラを落ち着かせる

③イライラを落ち着かせる

  • 微量のアルカロイドが含まれる
  • アルカロイドとは、カフェインなどの有機化合物
  • 中毒になるほどの含有量ではない

ポピーシードは、非常に微量ですがアルカロイドが含まれています。
アルカロイドとは窒素原子を含む有機化合物のことで、カフェインやモルヒネ、ニコチンもアルカロイドの一種です。
このアルカロイドにはイライラを抑え、リラックスさせる作用があります。
アルカロイドが含まれているとは言え、ポピーシードに含まれている量はかなり少ないので、中毒になる心配はほとんどありません。

④便秘解消

④便秘解消

  • 約2割が食物繊維
  • 排泄物を外に出す役割

ポピーシードは、実はその20%ほどが食物繊維で構成されています。
食物繊維は消化酵素に強く、大腸まで届いて排泄物を体の外に出す働きが知られています。
便秘を解消してくれるので、糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。

⑤ビタミンBやミネラルが豊富

⑤ビタミンBやミネラルが豊富

  • 代謝に関わるビタミンB群豊富
  • ミネラルをバランス良く含有

ポピーシードには、ビタミンB群やミネラルも豊富に含まれています。
ポピーシードに含まれるビタミンB群は、ビタミンB2やB6、葉酸など、代謝に関わるものを多く含みます
また、鉄や銅、モリブデンやカルシウムといったミネラルも豊富です。
これらのミネラルがバランス良く含まれているのも、ポピーシードの特徴のひとつです。

ポピーシードの1日の摂取量

ポピーシードの1日の摂取量

  • 1日5gほどが目安
  • 5g以上摂っても問題はない
  • 体調に異変があれば控える

ポピーシードは、明確に摂取量の数値があるわけではありません。
理想的な摂取量は1日5gほど、ティースプーン約3杯が目安です。
理想値なのでこれ以上摂っても問題ありませんが、もし体調に異変があった場合は摂取を控えましょう。
ケーキに入れる場合は入れる量が多くなってしまいますが、切り分けて小さいサイズで食べればOKです。

ポピーシードのメリット・デメリット

メリットデメリット
・ニキビなどの肌トラブルを防ぐ
・ポピーシードオイルはクレンジングにおすすめ
・料理の幅が広がる
・アルカロイドの影響で眠気などが出る可能性

ここでは、ポピーシードの効果効能以外のメリットやデメリットを解説します。

ポピーシードのメリット

ポピーシードは、日常生活でも使いやすい点がメリットです。
種子のまま食べても良いですが、オイルも使えます。

ニキビなどの肌トラブルを防ぐ

ポピーシードに含まれるオレイン酸には血液サラサラ効果があることは説明しましたが、血流が良くなることで肌の新陳代謝を促進します。
またビタミンB群やミネラルは肌を強くするため、ニキビなどのトラブルを予防してくれます。

ポピーシードオイルはスキンケアにおすすめ

ポピーシードは直接食べることでも美肌効果がありますが、オイルはスキンケアにも使えます。
クレンジングにも活用できる他、ごく少量を手に伸ばして顔に塗れば乳液代わりとして保湿してくれます。

料理の幅が広がる

あんぱんのトッピング以外にも、ポピーシードには使い道があります。
たとえば、ヨーグルトに混ぜればプチプチ感を楽しみつつ食べられるし、サラダに入れれば楽しい食感をプラスできます。
おひたしに乗せたり、酢の物に混ぜてもOK、ゴマと同じように使えるのです。

ポピーシードのデメリット

一方、ポピーシードは少量含まれているアルカロイドに懸念点があります。

アルカロイドの影響で眠気などが出る可能性

ポピーシードに含まれるアルカロイドのひとつに、モルヒネがあります。
モルヒネは摂りすぎると眠気や健忘症が発生する可能性があるため、摂りすぎには十分注意してください。
あんぱんに乗っている程度の量であれば問題ないですが、車を運転する前に大量のポピーシードが使われた料理を口にするのは、念の為避けたほうが良いでしょう。

ポピーシードで体の中からキレイになろう!

ポピーシードは、健康はもちろん美容にも役立つ栄養素が豊富です。
クセの強い香りや風味がないので、意外と和食にも取り入れやすく、料理の幅を広げてくれます。
ポピーシードを適度に摂取して、日々の健康と美容に役立てましょう。

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