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抹茶のメリット・デメリットを5つ解説!許容量はどれくらいかも解説!

抹茶のメリット・デメリットと1日の許容量について解説

抹茶のメリット・デメリットと1日の許容量について解説

ほろ苦い味と鼻に抜けるお茶の香り。
アイスクリームやケーキなど、スイーツでも人気の高いフレーバーのひとつが抹茶です。
抹茶は味や香りの良さはもちろん、栄養価が高くさまざまなメリットがあることも知られています。
しかし意外とデメリットは知られておらず、飲み過ぎによって思わぬ病気を引き起こすこともあります。
この記事で抹茶のメリット・デメリットを知って、美味しく健康な体を手に入れましょう。

 

抹茶のメリットとは?代表的な5つを紹介

抹茶のメリットとは?代表的な5つを紹介

抹茶には数多くの栄養素が含まれており、こまめに接種するだけでそのメリットを享受できます。
まずは抹茶を飲むメリットについて、特に代表的な5つをご紹介。
飲むだけで様々な効果があるため、ぜひ気軽に取り入れてみましょう。

 

①アンチエイジング効果

シミやシワ、白髪やガンなどさまざまな老化現象の原因のひとつが、活性酸素による細胞への攻撃です。
この活性酸素を発生させない、または発生した活性酸素を取り除くのがアンチエイジングの第一歩です。
抹茶に含まれる茶カテキンは活性酸素の除去作用があり、アンチエイジング効果に期待できます。
また茶カテキンの他にも、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富。
ビタミンEはアーモンドやくるみなどのナッツ類に多く含まれる栄養素ですが、抹茶もほぼ同等の含有量を誇ります。

 

②脂肪燃焼効果

近年特定保健用食品として、茶カテキンを多く含む緑茶が注目を集めています。
これは茶カテキンが体脂肪の吸収を抑え、脂肪燃焼を促進する効果があるためです。
抹茶にも茶カテキンが多く含まれるため、体脂肪の吸収抑制と脂肪燃焼効果が期待できます。
肥満やダイエットを気にする人にはうってつけでしょう。
食後は勿論、間食やいつもよりカロリーを取ってしまう食事のお供にぴったりです。

 

③免疫力の向上効果

抹茶に含まれる栄養素は、カテキンをはじめビタミンB6やβカロテン、αリノレン酸などたくさんあります。
特に免疫力向上に期待できる栄養素が多いため、風邪などのウイルス攻撃から身を守ってくれます。
免疫機能には体の免疫を維持する力やウイルス撃退力、免疫過剰を抑えるなど様々なタイプがありますが、抹茶の成分はほぼすべての免疫機能アップに効果的です。
インフルエンザや風邪が流行りやすい時期には積極的に抹茶を摂取しましょう。

 

④認知症の予防効果

記憶や思考など、脳の認知機能が低下する認知症。
日常生活で不便を強いられる認知症は、普段の食事や飲み物で対策をしておきたい病気のひとつです。
抹茶に含まれる茶カテキンは、認知症予防効果があるとの研究結果があります。
また抹茶には大脳の働きを助けるカフェインも含まれているため、ダブルで認知症予防に効果を発揮します。
さらに茶カテキンと青魚に多く含まれるDHAを摂取することで、予防だけでなく認知機能を改善することもわかっています。

緑茶抽出物と魚油の同時摂取は,摂取前に比べて,6か月後の知能評価スケールを有意に改善した

日本食品科学工学会誌

 

⑤リラックス効果

抹茶にはテアニンという旨味成分が多く含まれており、イライラする気持ちを抑えたりリラックスできる作用があります。
本番で集中したい時、会議などここぞという時に、緊張を抑えてくれます。
テアニンは安眠効果やリラックス目的で摂取するサプリメントに含まれることが多く、ストレス社会で戦う現代人には積極的に摂りたい栄養素です。
またテアニンは番茶などのカジュアルに飲めるお茶よりも、玉露や抹茶など高級なお茶に多く含まれます。

 

抹茶のデメリットとは?代表的な5つを紹介

抹茶のデメリットとは?代表的な5つを紹介

抹茶にはメリットがたくさんある一方、デメリットもゼロではありません。
たくさんの栄養素が含まれるからと言って、デメリットを理解せずに飲みすぎると思わぬ健康被害を被ることがあります。
抹茶に含まれるデメリットを把握して、適用量の抹茶を飲むようにしましょう。

 

①カフェイン依存やカフェイン中毒

コーヒーに多く含まれているカフェインですが、抹茶にも含まれています。
一般的なドリップコーヒー1杯(約140ml)に含まれるカフェイン量は60㎎、抹茶は1杯(抹茶2g、お湯60ml)で64㎎と1杯換算で同等程度です。
そのため抹茶もコーヒー同様、一気にたくさん飲むのはNGです。
めまいや頭痛が起こるカフェインの急性中毒を防ぐためにも、1杯の抹茶は数回に分けて飲むようにしましょう。
またカフェインは依存症になる危険性が含まれるため、カフェインの少ない麦茶やほうじ茶を組み合わせると良いです。

 

②下痢や腹痛

抹茶に含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促すと同時に胃腸への刺激を与えてしまいます。
そのため、抹茶を摂りすぎると、胃腸への刺激によって腹痛や下痢が引き起こされる可能性もあるのです。
これらの作用は個人差が大きく、人によっては多量の抹茶を飲んでいなくても腹痛が起きることがあります。
辛い食べ物やコーヒーなど、刺激の強いものでお腹に痛みが走りやすい人は、抹茶の摂取も控えるようにしましょう。

 

③尿路結石や腎不全

茶葉をそのまま粉砕する抹茶は、シュウ酸が多く含まれています。
シュウ酸はほうれん草などの野菜にも多く含まれており、カルシウムと結びつきやすいのが特徴です。
シュウ酸とカルシウムが結合すると尿路結石となり、激しい痛みを伴います。
また腎臓にシュウ酸が排泄されないまま溜まってしまうと、腎不全になるリスクもあります。
腎臓に不安がある、これらの病気に敏感な人は、抹茶を飲みすぎないようにしましょう。

 

④貧血

抹茶に含まれる成分の1つに、タンニンが挙げられます。
このタンニンは植物の種子に多く含まれ、独特の渋みがあり、カテキンなど多数の成分が結合したものです。
タンニンは渋みの元なので抹茶の旨味でもありますが、鉄分と結合することで鉄分の吸収を妨げます。
そのため抹茶を飲みすぎると体に吸収されるはずに鉄分量が減るため、貧血や疲労感を引き起こす可能性があります。

⑤残留農薬

抹茶は茶葉を粉砕するため、残留農薬によって抹茶自体に含まれていない成分が検出されることがあります。
残留農薬があると抹茶と一緒に体内に入り、発熱やめまいなど様々な症状が現れることも考えられます。
残留農薬は厚生労働省によって基準値がありますが、抹茶を飲みすぎてしまうと基準値以上の農薬が体に入ってしまいます。
こういった事態を避けるには抹茶を飲みすぎない、抹茶は無農薬を選ぶなどの注意が必要です。

 

抹茶の1日の許容量はどのくらい?

抹茶のメリットを享受しつつ、デメリットを最小限にするには許容量を把握することが大切です。
許容量以上の摂取は控え、適切な量を飲むことで健康な体へと近づきます。
ここでは抹茶の許容量がどのくらいなのか解説、カフェインが多い飲み物なので妊娠中の女性は特に注意してください。

抹茶は1日に3~4杯程度まで

抹茶の許容量は大体1日3~4杯程度、抹茶の量だと6~8gが目安です。
健康な人がカフェインを摂取した場合、400mgまでが許容量とされています。
しかしカフェインは抹茶以外にも多く含まれ、それらも摂取するとこの許容量を超えてしまいます。
抹茶を3~4杯程度毎日飲みたいなら、コーヒーや紅茶、チョコレートなどカフェインを含むものは控えましょう。

 

特に妊娠中は飲み過ぎに要注意!

カフェインのとり過ぎは、特に妊娠中や授乳中に注意が必要。
カフェインは胎児への影響が確認されており、発育不全や流産などさまざまなリスクがあります。
カフェインは刺激物であるうえ、胎盤を通りやすいうえ肝臓が未発達な胎児にとっては負担が大きいです。
抹茶はもちろん、コーヒーなどカフェインを含む食べ物全般のバランスを考えて摂取しましょう。

抹茶の飲み過ぎに注意しつつメリットを活かそう!

抹茶の飲み過ぎに注意しつつメリットを活かそう!

抹茶にはたくさんの有益な栄養素が含まれている反面、カフェインやタンニンなど刺激が強い成分もあります。
栄養価が高くて美味しいからと飲みすぎず、適量をこまめに分けて摂取しましょう。
飲み過ぎに気をつければビタミンやカテキンを効率的にとれるので、許容量を守ってヘルシーな生活に役立ててください。

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