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ダージリンがもたらす効果・効能7つ!美味しい飲み方も解説!

ダージリンの効果効能や美味しい飲み方について解説

ダージリンの効果効能や美味しい飲み方について解説

ダージリンは、紅茶を知らない人でも聞いたことがあるほどの知名度を誇る茶葉です。日本でも手に入れやすく、「紅茶のシャンパン」と呼ばれるほど薫り高いため、よく飲まれています。

世界三大銘茶のひとつに数えられているダージリン、実は健康に役立つ成分も豊富です。この記事では、ダージリンに含まれている栄養価や効果効能、美味しい淹れ方について徹底解説します。

ダージリンがもたらす7つの効果・効能とは?

まずはダージリンに含まれている栄養素や成分、それらの効果効能について解説します。

①抗酸化作用(アンチエイジング)

ダージリンには、渋み成分タンニンやテアフラビンが豊富に含まれています。
このタンニンやテアフラビンとはポリフェノールの一種で、抗酸化作用が強いことが知られています。
体内に酸素が取り込まれると、その一部の酸素が活性化します。
この活性酸素はウイルスや細菌を退治する役割がありますが、増え過ぎると健康な細胞まで攻撃してしまう厄介な存在です。
タンニンはこの活性酸素を除去する効能があります。
活性酸素を除去することで肌の老化を防いだり、生活習慣病の予防に役立ってくれます。

②美肌効果

ダージリンは飲むだけでもさまざまな栄養素を摂取できますが、体の外からも効果を得られます。
ダージリンに含まれるタンニンは、皮膚表面の細菌を取り除いたり炎症を抑えてくれる効果があります。
そのため、お風呂に入れて入浴剤として使っても効果的です。
また、体臭を防いでくれるデオドラント効果もあるため、汗のにおいにも効果があります。
賞味期限が切れてしまった、たくさん貰って消費しきれないときに紅茶風呂を試してみましょう。

③デトックス効果

ダージリン含む紅茶全般にはカフェインが含まれています。
このカフェインには利尿作用があり、体内の余計な水分や老廃物の排泄を促してくれます。
そのぶんトイレは近くなってしまいますが、体内の新陳代謝を促すのに効果的です。
新陳代謝が促されると血行が良くなり、食事などで摂った栄養素が体内に行き渡るので美容や健康にも役立ちます。

④殺菌・抗菌作用

ダージリンにはカテキンやタンニン、カフェインなど多種のポリフェノールが含まれています。
その中でも殺菌・抗菌作用が強いのがテアフラビンで、これはカテキンが酸化反応を起こして発生した成分です。
紅茶の琥珀色はテアフラビンによるもので、茶葉を発酵する過程で生成されます。
インフルエンザや風邪のウイルスを撃退してくれるので、これらの予防に効果的です。

⑤血行を促進する効果

ダージリンに含まれるテアフラビンには、血行を良くする効果もあります。
血流をサラサラにしてくれるので、冷えた体をポカポカと温めてくれるうえ、その持続効果も高いので冷え性の人におすすめです。

⑥集中力を高める効果

紅茶を飲むと脳内の血流を促し、疲労を緩和して集中力を高める効果があります。
紅茶はコーヒーやエナジードリンクよりも交感神経と副交感神経の活動がバランスよく整うため、長時間集中力が必要な仕事や勉強中にぴったりです。

⑦リラックス効果

紅茶に含まれるアミノ酸の一種テアニンは、リラックス効果が抜群です。
このテアニンはリラックス効果を謳うサプリメントにも含まれており、緊張を和らげて脳の興奮を抑えてくれます。
さらにリラックス効果が高いため、不眠などの睡眠障害を予防して睡眠の質を向上させてくれます。

ダージリンの美味しい飲み方

ダージリンは収穫する時期によって香りや風味が異なりますが、色々な飲み方で楽しめます。
ファーストフラッシュと呼ばれる春摘み茶葉は水色が薄く、ほのかな渋みと爽やかな香りがあります。
セカンドフラッシュと呼ばれる夏摘み茶葉はダージリンの中でも最高級とされ、マスカットのような香りを感じられます。
オータムナルと呼ばれる秋摘み茶葉は渋みがあり、水色が濃いのが特徴です。

ストレート

ダージリンの香りと味を最大限に楽しむなら、ストレートがおすすめです。
温めたティーポットに茶葉を入れ、沸騰したお湯を注いだら3分から6分ほど蒸らします。
蒸らし時間を長くすると渋みも香りも強く、短いとあっさりした味わいなので好みによって調節しましょう。

ミルクティー

ダージリンの渋みが気になるなら、牛乳と混ぜてミルクティーにすると美味しくいただけます。
作り方は簡単、濃く煮出したダージリンに牛乳を好みの量加えるだけで完成です。
鍋で煮出して作ると、より色も味も濃いミルクティーに仕上がります。
なお、ミルクティーにするなら、ダージリンは秋摘みのオータムナルが向いています。
ダージリンは繊細な香りが楽しめる茶葉なので、ファーストフラッシュやセカンドフラッシュはストレートの方がおすすめです。

水出し

より簡単にダージリンを楽しみたいなら、水出しもおすすめです。
水出しだとカフェインの抽出量が減るので渋みが少なく、よりあっさりと飲みやすい味に仕上がります。
作り方は水500mlに対して2~3個のティーバックを容器に入れて、2~3時間ほど冷蔵庫で置くだけです。
水出しダージリンは熱湯を使わないので、食中毒などには注意が必要です。
水出しダージリンは作ってから24時間以内に必ず飲み切るようにしましょう。

ダージリンを美味しく淹れるポイント

ダージリンを美味しく淹れるなら、紅茶のゴールデンルールを知っておくと便利です。
ここではダージリンを美味しく淹れるコツやポイントを3つ紹介します。
ダージリンを美味しく淹れるには、良い茶葉を使う以外にもポイントがあります。
どれも簡単に取り入れられるのに風味や香りが引き立つので、取り入れてみましょう。

くみたての水道水を使う

ダージリンなどの紅茶を淹れるときは、水道水が最適です。
ミネラルウォーターよりも空気が多く含まれているので、ポットの中で茶葉が踊って成分が抽出しやすくなります。
また空気を多く含むことで、よりまろやかな味に仕上がります。
逆に、ミネラル豊富な硬水は、紅茶の味も香りも水色も引き立ちません。
くみたての水道水を沸かしてカルキ臭さを飛ばしたお湯が、最も紅茶に適しています。

ポットとカップを温める

ポットやカップが冷えていると、ダージリンを注いだ瞬間に冷めてしまいます。
温かい紅茶を温かいまま飲むことは、美味しく淹れるのに大切なポイントです。
ポットやカップには熱湯を注いで、予め温かくしておきましょう。

最後の一滴まで落とし切る

紅茶は、最後の一滴が最も成分が濃く、渋みも味も凝縮されています。
その最後の一滴が紅茶の味を引き締めるため、余分に作り置きするよりは一杯分をきちんと測って作りましょう。
この最後の一滴は、ベストドロップとも名称がつくほど味を左右する大事なポイントです。
紅茶を最後の一滴まで無駄なく淹れる、この淹れ方が紅茶を美味しくいただくコツです。

さまざまな効果を持つダージリンは日常の1杯にピッタリ

ダージリンは、日常に取り入れることでさまざまな効能や効果を享受できます。
また、ダージリンは日本でもメジャーな茶葉ゆえに、手に入りやすいのも嬉しいポイントです。
水道水を使い、ポットとカップを温め、最後の一滴まで淹れる、この3つのコツでグンと香り高いダージリンが飲めるのでぜひ淹れ方の参考にしてください。
ダージリンは茶摘み時期によって味や香りが変わるので、お気に入りの茶葉を見つけて楽しんでみましょう。

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