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ジャスミン茶にタンニンが含まれている?タンニンの効果や含有量も解説!

ジャスミン茶にはタンニンが含まれている?

今回は、女性に人気のあるジャスミン茶にタンニンが含まれているかを徹底解説します。さらに、タンニンが与える身体に嬉しい効果やジャスミン茶のタンニンの含有量についてもまとめました。

日頃からジャスミン茶を飲んでいる方はもちろん、ジャスミン茶に興味がある方も参考にしてみましょう。

そもそもジャスミン茶とは?

ジャスミン茶は緑茶に分類される、中国茶です。ジャスミンの花の香りが高いため、ジャスミンの花から抽出されたお茶だと思っている方も多いでしょう。しかし、緑茶をジャスミンの花で香り付けしたものなのです。

ベースとなる緑茶にはタンニンが含まれている

緑茶をジャスミンの花で香り付けしたジャスミン茶は、ベースとなる緑茶にタンニンが含まれているため、ジャスミン茶にもタンニンが含まれます。

とくに、玉露と呼ばれる緑茶を使った場合は、タンニンが豊富です。煎茶や色つきの浅い緑茶であれば、玉露ほどタンニンの量は多くありません。

他にも、緑茶の茶葉に由来する、カフェイン・カテキン・ビタミン・ミネラルなどが含まれています。さらに、ジャスミンに由来する香り成分である、ベンゼルアセテート・リナロール・インドールなども含まれていますよ。

お茶で有名なカテキンはタンニンの一種

カテキンは渋味成分があり、緑茶に含まれていると有名です。じつは、そのカテキンは茶カテキンと区分され、タンニンの一種とされています。そもそもタンニンというものは、「皮をなめす性質を持つ植物成分に与えられた名称」とあります。

そのタンニンの一種であるカテキンは、タンニンの中に含まれる物質として、タンニンと区別されることが多いです。

簡単にいうと、健康面などで良いこととして使われるときは「カテキン」、悪いこととして使われるときは「タンニン」とされることが多いですよ。

緑茶以外の茶葉が使われている場合は?

ジャスミン茶は、緑茶の茶葉にジャスミンの花の香りを吸わせて作ることが一般的です。しかし、ジャスミン茶を作るときに、緑茶以外の茶葉が使われることもあります。

ウーロン茶やプーアル茶、白茶などが代表的です。そこで、ウーロン茶やプーアル茶、白茶の茶葉を使うときのタンニン含有量を解説します。

ウーロン茶

茶葉にウーロン茶を使った場合のタンニン含有量は、0.03%です。これは、半発酵茶である烏龍茶は、タンニンがほぼ酸化してしているためタンニン含有量が少なくなります。よって、脂肪代謝促進も活発で、脂っこい食事をした後にウーロン茶がおすすめです。

プーアル茶

プーアル茶の茶葉を使った場合も、タンニンが含まれます。「日本分析センター」の結果を基にすると、慶光茶荘のオリジナル普洱茶16年醗酵の検査数値を引用すると、1Lの中に6%含まれていることがわかります。これは、ウーロン茶を茶葉に使用したときよりも多い数値です。

白茶

白茶とは、若葉が芽吹き、白い産毛が生えた状態の茶葉だけを使用して作られるお茶です。天日で自然に乾燥させて作られ、発酵度が弱い弱発酵茶に分類されます。そのため、タンニン含有量も少なく、ウーロン茶よりも低い数値が出ています。

一般的なジャスミン茶のタンニン含有量

それでは、一般的なジャスミン茶のタンニン含有量をみていきましょう。煎茶の茶葉を使った場合、0.07とタンニン含有量は少ないです。

しかし、玉露などタンニンの多い緑茶を使うと、ジャスミン茶に含まれるタンニン量は格段に増えます。

タンニンが持つ6つのうれしい効果とは?

ここからはタンニンが持っている身体に嬉しい効果をご紹介します。

①抗菌・殺菌作用

タンニンの効果の1つに、抗菌・殺菌作用が挙げられます。体内に入ったタンニンは、食中毒の原因となるO-157(腸管出血性大腸菌)などの食中毒菌に効果があるといわれます。

さらに胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌の増殖をおさえる効果があるように、ウイルスに対しても効果が期待できます。以上のことから、食中毒予防や胃潰瘍予防、インフルエンザなどのウイルス性の風邪予防が心配な方におすすめです。

②抗酸化作用

タンニンは、抗酸化作用があり、老化や病気の予防に役立つ物質です。体内に取り込まれた活性酸素は毒性があり、体内の細胞を酸化させ、老化や病気を引き起こすといわれます。

そこで抗酸化作用のあるタンニンを投入すると、毒性のある活性酸素を除去する働きのおかげで、老化や病気の予防という嬉しい効果を発揮してくれます。

とくに、タンニンは毒性の強いスーパーオキシドや一重項酸素と言われる活性酸素を無毒化する物質とされ、積極的に体内に取り入れたい物質です。

③整腸作用

タンニンには、善玉菌を増やす効果があり、便秘の予防が期待されています。私たちの腸内には、ビフィズス菌のような善玉菌と、大腸菌・ウエルシュ菌などのような悪玉菌があります。これら2つの菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増えると便秘や下痢を起こしてしまいます。

お腹がすぐに痛くなる方や気持ちが悪くなる方は、タンニンを摂取すると改善されることが期待できます。

④抗アレルギー作用

アレルギー体質の方にも、タンニンは有効です。タンニンには、優れた抗アレルギー作用があることがわかりました。

ある研究チームの実験データによると、お茶10杯分のタンニンを摂取するとアレルギー反応を半分にすることが報告されています。

また、アレルギー反応が出ているときは、体内にヒスタミンという物質が多く排出されます。この物質の働きをタンニンが抑えたり、ヒスタミンの増加を抑制したりするため、アレルギーの予防に効果的だと期待されています。

花粉症の方やペットのアレルギーなどで困っている方は、タンニンを使った対策を試してみるといいでしょう。

⑤生活習慣病の予防

タンニンは、生活習慣病を予防できる効果があります。

  • 抗ガン作用
  • コレステロールを下げる作用
  • 血糖の上昇を抑える作用
  • 肥満予防

これらは、多くの方が悩んでいる病気や症状です。食後にタンニンが糖の働きを抑え血糖値の上昇を抑えることができるため、肥満の予防や大きな病気のリスクをが低下するでしょう。

⑥虫歯や口臭の予防

タンニンは、口内の細菌増殖を抑制する働きがあり、虫歯や口臭の予防効果があるといわれています。とくに食前にタンニンを体内に取り込めば、虫歯や口臭の予防効果が期待できます。

タンニンが含まれている飲み物は、カフェインも豊富に含まれています。カフェインが含まれている飲み物を飲みすぎると、ドライマウスや胃酸過多になる可能性が高まるため、適度な量を飲みましょう。

ジャスミン茶のおすすめの飲み方

ジャスミン茶は、熱い熱湯でしっかりと蒸してから飲むと美味しくいただけます。ぜひ、ジャスミン茶の美味しい淹れ方を参考にしてみましょう。

★90度くらいになっている熱湯を用意する

  1. 1杯分2~3グラムを目安に急須に入れる
  2. 1杯分150cc~180ccの熱湯を急須に注ぐ
  3. カップを温めておく
  4. 3分間蒸したら、温めておいたカップにジャスミン茶を注いでできあがり

上記のようにジャスミン茶を美味しくいただくこともおすすめですが、ジャスミン茶を使ってミルクティーを作ることもおすすめです。

おいしいジャスミン茶で気軽にタンニンの健康効果を取り入れてみよう

ジャスミン茶は、香り高い上品なお茶です。飲むとリラックス効果が得られ、ジャスミン茶に含まれるタンニンにより、健康効果も期待されます。美味しいジャスミン茶を気軽に取り入れ、健康的な生活を手に入れましょう。

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