世界三大紅茶の種類や特徴は？おすすめの飲み方も紹介
皆さんは世界三大紅茶の「ダージリン」「ウバ」「キーマン」を知っていますか？
3つのエリアで栽培される茶葉を指し、産地によって味や香りに違いが出てきます。
今回は、世界三大紅茶それぞれの特徴やおすすめの飲み方をご紹介します。
紅茶についてもっと知りたい方はぜひ参考にしてください。
世界三大紅茶とは？
まずは世界三大紅茶について簡単に解説していきます。
①ダージリン
ダージリンは紅茶にあまり詳しくなくても耳にしたことがある方は多いでしょう。
インドのダージリン地方で栽培され、国内でも多くの人に飲まれています。
「紅茶のシャンパン」とも呼ばれ、フルーティーな香りや深みのあるコクが特徴です。
1年間に3度の収穫シーズンがあり、時期によって異なる味わいが楽しめます。
②ウバ
ウバは、ダージリンと比べると知名度は低いですが「名前だけは聞いたことがある」という方も中にはいるでしょう。
スリランカのセイロン島南東部、ウバ州で製造される紅茶です。
サロメチール香という清涼感のある香りが特徴で、高品質な茶葉ほどその香りが強くなります。
ミルクを加えると独特な香りが大きく変化し、果実のようなフレッシュな香りが楽しめます。
③キーマン
キーマンは中国の安徽省祁門県の多湿な地域で作られる紅茶で、ごくわずかな量しか製造されません。
紅茶は太陽の光を浴びることで茶葉に含まれるテアニンがポリフェノールに変わりますが、キーマンの原産地は雨や霧が多いため、テアニンを多く含んだ茶葉が栽培されます。
このテアニンが旨みを作り出し、スモーキーな香りやすっきりとした味わいが楽しめます。
主に欧州で飲まれており、かつてヴィクトリア王朝の貴族たちも好んだ高貴な紅茶です。
世界三大紅茶の特徴
ここでは世界三大紅茶の特徴を詳しく解説していきます。
ダージリン、ウバ、キーマンそれぞれのおいしい飲み方を知りたい方は要チェックです。
ダージリンの特徴と飲み方
| 原産地 | インド北東部に位置するダージリン地方 |
|---|---|
| ダージリンの特徴 | 春摘み：キレのある渋みや新茶ならではのフレッシュな香り 夏摘み：マスカットを思わせる芳香 秋摘み：ほのかな香ばしさと深みのあるコク |
| 色合い | 春摘み：黄色寄りの橙色 夏摘み：深みのある橙色 秋摘み：赤みの強い茶色 |
| おすすめの飲み方 | 春摘み：ストレート 夏摘み：ストレート＆ミルク 秋摘み：どちらかといえばミルク |
| 収穫のシーズン | 春摘み：2〜4月 夏摘み：5〜7月 秋摘み：10〜11月 |
ダージリンはマスカテルフレーバーと呼ばれる、フルーツのマスカットによく似た香りが特徴です。
収穫時期によって味・香り・水色が大きく変化し、収穫シーズンが遅くなるほどコクが増していきます。
春摘みのフレッシュな茶葉はストレート、秋摘みの茶葉はミルクティーがおすすめです。
ウバの特徴と飲み方
| 原産地 | スリランカ・セイロン島南東部のウバ州 |
|---|---|
| ウバの特徴 | ・甘みのある華やかな味わい ・清涼感のある香り ・後に残らない渋み |
| 色合い | 明るいトーンの赤色 |
| おすすめの飲み方 | 濃厚なミルクティー |
| 収穫のシーズン | 1年中 |
ウバはパンチの効いた渋みと独特な香りが特徴で、好みが分かれる紅茶と言われています。
ミルクに負けない強いコクがあるため、ロイヤルミルクティーやチャイにして飲むのがおすすめです。
ウバ特有の香りを楽しみたいならストレートで飲むのもよいでしょう。
最高級のウバ茶が出回るシーズンは8〜9月の夏頃とされています。
キーマンの特徴と飲み方
| 原産地 | 中国の安徽省祁門県 |
|---|---|
| キーマンの特徴 | ・バラやランのような甘みのある香り ・渋みが少ない ・ほんのりスモーキー |
| 色合い | 赤みがかった茶色 |
| おすすめの飲み方 | ストレートでもミルクでもOK |
| 収穫のシーズン | 4〜8月 |
キーマンは希少価値の高い紅茶ですが、特に高品質とされるのが8月に収穫される茶葉です。
味や香りはもちろんですが、赤みのある美しい水色もじっくりと楽しんでください。
渋みが少ないのでストレートティーでもミルクティーでもおいしく飲めます。
ミルクティーにするならミルクを多めに入れて飲むのがおすすめです。
世界三大紅茶のおすすめ商品
ここからは、世界三大紅茶のおすすめ商品をご紹介します。
ご家庭で楽しむなら保存しやすい形状のものを選びましょう。
日頃からお世話になっている方への贈り物にもおすすめです。
ロンネフェルト ダージリン サマーゴールド
| 価格 | 5,300円(税込) |
| 内容量 | 100g |
| 原産国 | インド |
紅茶のシャンパンとして親しまれている、夏摘みのダージリン茶葉を使用した商品です。
温めたティーポットにティースプーン1杯分の茶葉を入れ、沸騰させた200mlのお湯を注いだら3分間ほど蒸らしてください。
蒸らし終えたら茶こしで濾しながらティーカップに注いだら完成。
マスカットを思わせる芳醇な香りが楽しめます。
ダージリンは紅茶の旨み成分であるタンニンの含有量が少ないため、長めに蒸らすとよいでしょう。
たっぷりの氷が入ったグラスに注いで、アイスティーにするのもおすすめです。
マカイバリ茶園 ダージリン紅茶
| 価格 | 1,998円(税込) |
| 内容量 | 2.5g ✕ 20袋 |
| 原産国 | インド |
農薬や殺虫剤不使用の茶葉を使用した、オーガニック紅茶。
豊かな香りと果実感あふれるフレッシュな味わいが特徴です。
テトラタイプのティーバッグなので茶葉にお湯がしっかりと行き渡り、効率よく抽出できます。
渋みやえぐみがなくて飲みやすいとネット上も高く評価されています。
ウバ ディンブラ ヌワラエリア
| 価格 | 4,104円(税込) |
| 内容量 | 100g |
| 原産国 | スリランカ |
詰替え用に便利なリフィルタイプの商品です。
スウェーデンのブレンダーによって選び抜かれた自家栽培のウバ、ディンブラ、ヌワラエリヤなどの茶葉をバランスよくブレンド。
渋みが控えめでコクのある味わいやすっきりとした香りが特徴です。
180mlのティーカップに約2.5gの茶葉を入れ、3〜4分とやや長めに蒸らすことで奥深い味わいを堪能できます。
ミルクやジャムを加えてアレンジを楽しむのもおすすめです。
三井農林 WN 紅茶プロ ウバ
| 価格 | 2,592円(税込) |
| 内容量 | 225g |
| 原産国 | スリランカ |
75〜90杯分のウバ茶が飲める業務用サイズです。
225gと大容量ですが、毎日飲むならご自宅用にもおすすめ。
7〜9月にかけて製造された茶葉のみが入っており、ウバならではの清涼感や刺激的な渋みが存分に楽しめます。
アルミ包装で一度開封しても口が閉まる設計なので、優れた品質や香りを損なわずに保存可能です。
ロンネフェルト キーマン
| 価格 | 2,500円(税込) |
| 内容量 | 100g |
| 原産国 | 中国 |
英国女王も愛した紅茶、キーマンの茶葉です。
花のような香りとほのかな甘みが感じられ、渋みがなく飲みやすいのが特徴。
ストレートでもミルクティーでも美味しく味わえます。
食べものの味を邪魔しないので、食事やスイーツと一緒に楽しむのもおすすめです。
シンプルながらおしゃれ感のあるパッケージなので、家族や友人へのギフトにも向いています。
世界三大紅茶で優雅で贅沢な時間をすごそう
世界三大紅茶のダージリン、ウバ、キーマンの特徴について解説しました。
産地によって味や香りが大きく異なるので、飲み比べてみてお気に入りを見つけてみてください。
それぞれのおいしい飲み方をしっかりと理解して、優雅なティータイムを過ごしましょう。
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