チャイティーラテの作り方を解説!材料やコツを動画で学ぼう!

自宅で作るチャイティーラテはインド料理店顔負けの味に仕上げることもできるうえ、自分好みのスパイスでアレンジもできます。
材料が多いので難しそうと思われがちですが、一度作ってみたら手順を覚えられるほど簡単。
ポイントを押さえれば、初めてでも紅茶葉の雑味がないクリアな味のチャイティーラテが飲めます。
今回はチャイティーラテの作り方を徹底解説、必要な材料やアイテムについてもご紹介します。
チャイティーラテの作り方を動画で解説!
「チャイ」とはヒンディー語でお茶のこと、「ラテ」とはイタリア語でミルクを意味します。
チャイティーラテはあっさりとした飲み心地で、本場インドで飲むチャイ同様しっかりとした甘さがあります。
作業や仕事で疲れたとき、癒しが欲しいときに、香りを楽しみながら作るのがおすすめ。
材料さえあればそこまで時間をかけずに作れるので、楽しんで作ってみましょう。
①材料の紹介
- 水 400ml
- シナモンシティック 1本
- カルダモン(ホール) 4個
- クローブ(ホール) 4個
- 紅茶の茶葉(セイロン・アッサム) ティースプーン4~5杯
- 砂糖 30g~
- 牛乳 400ml
チャイティーラテに必要な材料は以上の通り。
スパイスはパウダーでも作れますが、ぜひホールを使ってみましょう。
砂糖は好みの量を入れてOKですが、しっかり甘さを加えた方が美味です。
②作り方
- スパイスを乳鉢などで砕く
- 鍋に水と砕いたスパイスを入れる
- 香りが出るまで火にかける
- 茶葉を投入して火を止め、2分ほど置く
- 砂糖と牛乳を加え、沸騰寸前まで再度火にかける
- 茶こしで濾せば完成
一見手順が多そうに見えますが、覚えてしまえば簡単。
スパイスは水から煮出すことで、香りをしっかり引き出せます。
茶葉を入れたら一旦火を止め、予熱で茶葉を開かせることで茶葉の渋みなく香りだけを抽出します。
チャイティーラテの作り方の3つのコツ
本格的なチャイティーは、少しのコツを踏まえるだけで香りと味が抜群に良くなります。
少し手間はかかりますが、雑味のないクリアな味に仕上がるので、手間をかけるだけの価値はあります!
ここではチャイティーラテを美味しく作るポイントをご紹介します。
コツ①スパイスはホールを使う
本格的なチャイティーラテを作るなら、ぜひスパイスはパウダーではなくホールで使いましょう。
スパイスはパウダー状だと手間なく簡単に作れますが、ホールの状態を使う直前に砕くことで、抜群に良い香りが楽しめます。
ホール状態のスパイスを潰すには専用の乳鉢がやりやすいですが、持っていないなら包丁でも大丈夫。
包丁の腹を手のひらでグッと押し付けて、スパイスを砕きましょう。
シナモンなど棒状のものは、手で砕いても構いません。
コツ②煮出す火加減は”中火”をキープ
チャイティーラテを煮出して作るとき、火加減は鍋底からはみ出さない中火程度が基本です。
煮出すときに火が強いと抽出しすぎてしまい、紅茶葉やスパイスのえぐみや渋みが出ます。
また火が弱すぎると長時間煮出すことになるため、色がどんどん渋く濃くなります。
チャイティーラテは明るいキャラメルカラーが美しいので、弱火にして長く煮出すのもおすすめしません。
そして牛乳を加えてからは、煮出さず温める程度で十分。
牛乳で煮出すと分離して膜を張りやすく、スパイスや紅茶葉の香りと味が落ちてしまいます。
コツ③チャイに合う茶葉は”アッサム”と”セイロン”
チャイティーラテに使う紅茶葉は何でも良いわけではありません。
チャイティーラテはあくまでスパイスの香りと刺激、牛乳のコクが主役。
色や香りを楽しむ紅茶葉はその良さが活かせないので、チャイには向きません。
チャイティーラテには、スパイスの香りを引き立たせ、加熱しても色が悪くならないものが向いています。
具体的には、アッサムやセイロンがおすすめです。
逆にダージリンやアールグレイ、フレーバーティーは色と香りが主役の紅茶葉なので、チャイでは使わないのが無難です。
チャイティーラテにおすすめの茶葉&グッズ紹介

チャイティーラテをいつもの材料と道具で作るのも良いですが、アイテムにこだわると特別感が増します。
最後に、チャイティーラテを作るときにおすすめしたい茶葉やスパイス、道具をご紹介します。
カルダモン クローブ シナモンスティック セット

- スタンダードな3つのスパイス
- これだけでチャイがすぐ作れる
- カレーやクラフトコーラにも活用できる
基本的なチャイティーラテに必要なスパイスが全部揃うのがこちら。
全て使っても良いですが、単品使いでもOKです。
チャイティーラテに使うのはもちろん、カレーやクラフトコーラなど他の料理やドリンクにも活用できます。
袋にはチャックがついているので、保存しやすいのも便利です。
タケコシ ミルクパン

- 持ち手が熱くなりにくい
- 注ぎやすく液垂れしにくい
- 適度に深く、洗いやすい
チャイティーラテの調理しやすさを左右するのが鍋です。
一般的な雪平鍋などでもチャイティーラテは作れますが、タケコシのミルクパンは使い勝手が抜群。
液垂れしにくい注ぎ口が両側についているので利き手を選ばず、ドリンク作りに最適です。
直径13cmと小さめですが、しっかり深さがあるので急激に沸騰しません。
持ち手は根元を掴まない限り熱くなりにくく、中が広いので洗いやすいです。
アッサム CTC ミルクティー用

- チャイに合わせやすいアッサム
- コンパクトで場所を取らない
- CTC製法で香りが出やすい
チャイティーラテに向いている茶葉の種類はアッサムやセイロンですが、もっと突き詰めるならCTC製法のものがおすすめ。
CTCは「Crush Tear Curl」の頭文字を取った単語で、紅茶葉の等級を表します。
紅茶葉を潰して(Crush)ちぎって(Tear)丸めて(Curl)いるため、紅茶葉の味や香りを短時間で引き出します。
チャイグラス クラシックタイプ

- 口が大きく注ぎやすい
- 透明なのでチャイティーラテが映える
- くびれがあるのでスプーンと当たって涼しい音が鳴る
チャイティーラテの本場らしさにこだわるなら、グラスもインドやトルコで使われているようなデザインを使ってみましょう。
このチャイグラスは容量は少ないものの、口が大きく注ぎやすいです。
グラスにくびれがあるのは、スプーンで砂糖やミルクを足して混ぜたときに鳴る涼しげな音を楽しむため。
耐熱性があるので、温かいチャイを注いでも大丈夫です。
チャイティーラテは簡単な作り方で本格的な味を楽しめる!

チャイティーラテは、お店に出向かなくても簡単の自宅で本格的な味が楽しめます。
ホールスパイスや専用の茶葉は、大型のスーパーやカルディなどの輸入食品店で購入可能。
ネットショップでも扱っているので、色々なスパイスや茶葉で試してみましょう。
スパイスは今回基本的なシナモン、カルダモン、クローブのレシピを載せましたが、お好みでアレンジができます。
刺激がもっと欲しいならブラックペッパー、清涼感が欲しいならミントもおすすめ。
手軽に作れる本格チャイティーラテで、とびっきり美味しく癒される時間を過ごしましょう。
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