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授乳中に緑茶はNG?適切な摂取量から代替品まで徹底解説!【2022年最新】

授乳中に緑茶はNG?適切な摂取量も紹介

授乳中に緑茶はNG?適切な摂取量も紹介

緑茶は色々なメーカーからたくさんの商品が販売され、水分補給や食事の際に取り入れやすい飲み物です。

風邪予防や殺菌効果などさまざまなメリットがありますが、授乳中に飲むのは良くないといわれています。

日常的に飲んでいる緑茶が、身体にどのような影響を与えるのか知りたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、授乳中の緑茶がNGとされる理由や1日あたりの適量について徹底解説します。

緑茶の代わりになるおすすめの飲み物も紹介するので、授乳中の方は必見です。

 

授乳中に緑茶はNG?

授乳中に緑茶はNG?

授乳中に緑茶を飲むのはいけないことなのでしょうか。

ご自身や赤ちゃんの身体にどんな影響が出るのか気になりますよね。

ここでは、授乳中に緑茶を飲みすぎた場合のリスクについて解説します。

 

授乳中に緑茶を飲んでも良い

結論からいうと、授乳中に緑茶を飲むこと自体に問題はありません。

緑茶に含まれるカフェインには精神を落ち着ける働きがあり、適量であれば気分をリラックスさせる効果が期待できます。

飲みすぎに気をつけていれば身体に悪影響を与える成分ではないため、授乳中だからといって緑茶の飲用を完全にやめる必要はないのです。

 

カフェインの過剰摂取は心身ともに影響が出る場合も

緑茶に含まれるカフェインは、心にも身体にも悪い影響をきたす可能性があるので注意が必要です。

過剰摂取すると中枢神経系が刺激され、心拍数の増加やめまい、震えなどの症状を引き起こしやすくなります。

場合によっては不安感が強まり、精神面に影響が出ることも。

興奮しやすくなることで眠れなくなり、イライラ感が増す可能性が高まります。

 

母乳にカフェインが移行することも

緑茶の飲用によって摂取したカフェインは、母乳を介して赤ちゃんの口に入ります。

赤ちゃんは代謝機能がまだまだ未熟であり、カフェインの分解に長時間かかることから影響を受けやすいのです。

お母さんのカフェイン摂取量によっては赤ちゃんが興奮しやすくなったり、寝つきが悪くなったりします。

 

授乳後に緑茶を飲むのもおすすめ

摂取したカフェインは、約30分〜60分後くらいで血中濃度が最高に到達し、5時間ほどで半減するといわれています。

もし緑茶を飲みたくなったら、授乳後に飲むようにするというのもひとつの方法です。

頻回授乳や寝不足などでストレスを抱えやすい時期なので、無理な制限はせずに飲むタイミングを意識してみるのも良いでしょう。

 

授乳中に飲む緑茶の適切な量は?

授乳中に飲む緑茶の適切な量は?

飲みすぎると身体に悪影響を及ぼす可能性がある緑茶ですが、どのくらいの量であれば授乳中でも飲んで平気なのでしょうか。

ここでは、お茶ごとのカフェイン含有量や上手な緑茶の選び方について解説していきます。

 

適切な量は緑茶の種類によって異なる

種類100mlあたりのカフェイン量
玉露160mg
煎茶20mg
ほうじ茶20mg
番茶10mg
玄米茶10mg

このように緑茶にも色んな種類があり、カフェイン含有量も変わってきます。

緑茶の中でも玉露はカフェイン含有量が非常に多く、授乳中に飲むのはなるべく避けた方が良さそうです。

海外の機関では、授乳中は1日あたりのカフェイン摂取量を200mg以内に制限することを推奨しています。

ほうじ茶や煎茶で考えると、およそ1リットルが目安になるでしょう。

 

ペットボトルの緑茶は普通のタイプを選ぶ

ペットボトルの緑茶のカフェイン含有量は、メーカーごとに異なってきます。

玉露入りのものや「濃い」と表記されているものは、カフェインが多く含まれている可能性が高いです。

授乳中にペットボトルの緑茶を購入する時は、普通のタイプを選ぶようにしましょう。

栄養成分表示の欄にカフェイン量の記載がある場合は、購入前にチェックしてみてください。

 

授乳中に飲む緑茶の代替品は?

緑茶の飲みすぎはカフェインの過剰摂取につながり、身体に悪い影響を与える可能性があることがわかりました。

授乳中でも量を気にせず安心して飲めるものを選びたいですよね。

ここでは緑茶の代わりに楽しめる、おすすめの飲み物を5つ紹介します。

身体に嬉しい効果をもたらす飲み物ばかりなので、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。

 

①甘酒

①甘酒

緑茶の代替品として取り入れたい飲み物のひとつが甘酒です。

「飲む点滴」と言われているだけあって、授乳中の女性に必要となる栄養分が豊富です。

麹菌により生成された必須アミノ酸やビタミンB郡、食物繊維などが含まれています。

甘酒には大きく分けて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類がありますが、酒粕甘酒には微量のアルコールが入っているので、授乳中はノンアルコールの米麹甘酒を選びましょう。

 

②黒豆茶

黒豆茶

黒豆茶はノンカフェインなので、授乳中でも安心して飲めるお茶です。

黒豆茶に含まれるサポニンにより、血流の流れを促進する働きがあります。

特有の香りや旨み、温かさを楽しめるので、ストレスの解消にも効果が期待できるでしょう。

母乳が詰まるのを防止し、乳腺炎予防にもつながるといわれています。

食物繊維が豊富に含まれていることから便秘の改善にも効果的です。

 

③麦茶

麦茶

麦茶にもカフェインが含まれておらず、授乳中に取り入れたい飲み物です。

香り成分であるアルキルピラジンには血液の流れを促す作用があります。

水出しタイプを購入すれば手軽に作ることができ、常備しやすい点もメリット。

ナトリウムやカリウムなどのミネラルが豊富なので、汗をかきやすい時期の熱中症対策にもおすすめです。

 

④タンポポ茶

タンポポ茶

タンポポ茶は焙煎したタンポポの根っこから作られる、ノンカフェインのお茶です。

血流の改善効果があり、身体に溜まっている老廃物を排除するといわれているため、利尿作用によりむくみの改善にも役立ちます。

血糖値の上昇を抑制する作用もあり、食前や食事中に飲むのがおすすめです。

市販で購入できるタンポポ茶は主にティーバッグと粉末の2タイプがあり、好みに合わせて選びましょう。

 

⑤ハーブティー

ハーブティー

ハーブティーの多くは、ノンカフェインであることから授乳期の女性に適した飲み物として知られています。

中でもおすすめなのが、フェンネルというセリ科の植物を使ったハーブティーです。

フェンネルには母乳の出を良くする他、生理痛や胃腸の不調にも効果があるといわれています。

ただし、授乳中は避けた方が良いとされるハーブティーもあるので注意が必要です。

セージやペパーミントなどシソ科の植物を使用したハーブティーは、母乳の出を悪くする働きがあるので、授乳期に飲むのは控えましょう。

 

授乳中に緑茶は適量なら飲んでも良い!

授乳中に緑茶は適量なら飲んでも良い!

授乳中に緑茶を飲みすぎた場合のリスクやカフェイン含有量について解説してきました。

赤ちゃんは代謝機能が低いことから、カフェインの影響を受けやすいと言われています。

将来のことを考えると、緑茶をはじめカフェインを含む飲み物の過度な摂取は避けたいものです。

授乳中に緑茶を飲みたくなった時は適量に抑えるか、ノンカフェインで身体に負担をかけにくい飲み物を選ぶようにしましょう。

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