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茶葉を使用したミルクティーの作り方!必要材料やレシピのコツも徹底解説!

茶葉を使用したミルクティーの作り方を紹介

茶葉を使用したミルクティーの作り方を紹介

まろやかな風味と甘味があるミルクティーは、ホッと一息つきたいときに癒しを与えてくれる存在です。
専門店で飲むような本格的なミルクティーは、実は材料が揃えば自宅でも簡単に作れます。
また、特別な道具は必要なく、ポットや鍋と茶こしがあればできます。
今回は紅茶葉を使って作るミルクティーの作り方やアレンジ方法をご紹介します。

 

茶葉を使用したミルクティーの作り方

まずは茶葉を煮出して作る基本のミルクティーの作り方を、必要な材料から解説します。

 

茶葉を使った本格ミルクティーの作り方

茶葉を使った本格ミルクティーの作り方

今回は牛乳多めで煮出す本格ミルクティーの作り方をご紹介します。
牛乳が多いのでコクが強く、マイルドな口当たりが魅力です。
牛乳は低温殺菌牛乳やしぼりたての生乳であれば、より美味しくいただけます。

 

材料

  • ⽔ 100cc
  • ⽜乳 250cc
  • 茶葉(アッサムCTC) 8g

茶葉は最後に濾しますが、面倒な方はティーバッグを使っても構いません。
牛乳の割合はもっと少なくしてもOKです。
その場合は牛乳を減らした分、茶葉も少なくしましょう。

 

作り方

  • 鍋に⽔を⼊れて、⽕にかける
  • 水が沸騰したら茶葉を⼊れ、軽くかき混ぜながら1分煮出す
  • 1分煮出したら⽕を⽌め、さらに1分蒸らす
  • その間に牛乳を鍋かレンジ(1分程度)で温める
  • 温めた⽜乳を紅茶に注ぐ
  • 茶こしで漉したらお好みで砂糖を加える

紅茶は鍋で煮出すことで味や色が出やすく、短時間でも濃厚なミルクティーができます。
茶葉を煮出すのはレンジでもできますが、火の加減ができないので渋みが出やすい点に注意してください。

 

茶葉から作るミルクティーのコツ

茶葉から作るミルクティーのコツ

茶葉からミルクティーを作る場合、いくつかポイントがあります。
このポイントを抑えておくことで失敗なくミルクティーが作れるので、実践してみましょう。

 

茶葉は熱湯で開かせる

紅茶葉は水から煮出すと、茶葉の渋みや苦味が強く出てしまいます。
渋みや苦味が好きならば水から煮出しても大丈夫ですが、おもてなしなどで来客用に煮出すなら熱湯で茶葉を開かせる方法が無難です。
また水から煮出そうとして、ティーバッグタイプの茶葉を電子レンジで温めると危険です。
ティーバッグは封をするためにホッチキスが使われており、針のアルミに反応して火花を起こします。

 

沸騰させない

ミルクティーは、お湯で茶葉を煮出すときも牛乳を温めるときも沸騰させず、弱火で煮出すのが鉄則です。
沸騰させたまま茶葉を煮出すと渋み成分が多く出てしまいます。
また牛乳を沸騰させると脂肪の膜が出てしまい、コクも落ちるうえに見た目も美しくありません。

 

茶葉を使用したミルクティーにおすすめの紅茶

ミルクティーを作るときに重要なのが、茶葉の選び方です。
茶葉の種類は、ミルクティーの味や香りを左右します。
紅茶葉は生産される地方によって名前や品種が変わり、味や香りも全然違うものができます。
それぞれの特徴を踏まえて、好みのミルクティーを作ってみてください。

 

1.アッサム

アッサム

アッサムは北東インドのブラマプトラ河の両岸に広がる平原で、世界最大級の紅茶の名産地です。
世界3大紅茶のひとつで生産量が多く、甘みと味、コクの強さが世界中で愛されています。
芳醇で豊かな香りと強い味は牛乳にも負けないため、ミルクティーに適しています。
また色も出やすいので、白い牛乳と混ざってもきれいに発色します。
初めてミルクティーを作るなら、まずはアッサムを選んでおくのがおすすめです。

 

2.ディンブラ

ディンブラはスリランカの南西にある高地で、標高1100m~1600mのところで採れる茶葉のことを指します。
スリランカで採れる茶葉はセイロンと呼ばれますが、中でもディンブラ地方で採れた茶葉は渋みと甘みが強いのが特徴です。
渋みが強いとはいえ、ダイレクトに感じる渋みではなく、爽快感があります。
ミルクティーにして牛乳の甘みが混ざると、砂糖が少なくてもしっかりコクを味わえます。

 

3.ルフナ

ルフナ

スリランカで採れるセイロンの中でも、標高200m~700mほどの低地で採れるものをルフナといいます。
色、香り、味が強く、牛乳のコクに全く負けないパンチと色の濃さがあるのが魅力です。
品質の高いルフナは、お湯で煮出すときにキャラメルのような強い香りが出ます。
飲むときだけでなく、作る工程でも香りを楽しんでみてください。

 

4.ウバ

ウバ

ダージリン、キーマンとともに世界三大銘茶のひとつであるのがウバです。
スリランカのセイロン島南東部に位置する標高1,800mほどのウバ地方で栽培されてます。
ウバは紅茶の中でも特段強い香りがあり、メントール系のシャープな香りと渋みが特徴です。
煮出した水の色は透明感が強く、牛乳と混ぜるとアッサムやルフナと比べるとかなり控えめです。
ウバの紅茶の色を楽しむならストレートがおすすめですが、牛乳と混ぜても残る強い香りとコクがあるのでミルクティーにも適しています。

 

5.キーマン

5.キーマン

キーマンは中国の安徽省(あんきしょう)原産で、収穫期間は6~9月のみと非常に短く希少な紅茶です。
フローラル系かつエキゾチックで高貴な香り、フルーツのようなマイルドな甘みがあります。
渋みが全く無いので、ストレートで飲まれることが多いです。
好みが分かれますが、特徴的な香りなので他の茶葉にはないミルクティーに仕上がります。

 

6.アールグレイ

6.アールグレイ

アールグレイは茶葉の品種ではなく、紅茶葉にベルガモットの香りをつけたフレーバーティーです。
アールグレイに使われる茶葉に規定はありませんが、品質を一定にするためにブレンドされていることがほとんどです。
そのため味や渋みはバランス良く、安定しています。
独特のベルガモット(柑橘系)の香りが特徴で、こちらもミルクティーにするには好みが分かれます。
ストレートに向いていると言われますが、使われる茶葉に規定がない分、ものによってはミルクティー向きです。

 

7.番外編 キャラメル

7.番外編 キャラメル

キャラメルティーは、紅茶葉にキャラメルの香りをつけたフレーバーティーの一種です。
焦がした砂糖のような香ばしい香りが、鼻をくすぐります。
渋みが弱い茶葉を使用している事が多いので、紅茶の苦味や渋みが苦手な人におすすめです。
キャラメル自体が牛乳を材料に使っているので、ミルクティーやチャイに適しています。
甘くて香ばしい香りは、スイーツやお菓子がなくてもミルクティーだけで満足感があります。

 

茶葉を使用したミルクティーの作り方【アレンジレシピ】

基本のミルクティーの作り方や茶葉の違いがわかったら、アレンジしてみましょう。
季節やそのときの気分に合わせて、色々なタイプのミルクティーが味わえます。

 

①アイスロイヤルミルクティー

①アイスロイヤルミルクティー
  • 水100ccを強火で沸かし、沸騰させる
  • 温めたポットに人数分の茶葉を多めに入れる
  • 沸騰したてのお湯をポットに注いで5分ほど蒸らす
  • 蒸らした後に好みに応じて砂糖を加える
  • グラスに氷をたくさん詰め、冷たい牛乳を150cc注ぐ
  • 紅茶葉を濾しながら氷に当たるようにグラスに注ぐ

「ロイヤルミルクティー」の「ロイヤル」は「王室風の」という意味ですが、この名称は日本発祥です。
日本の紅茶メーカーが、高級感あるリッチな味わいのミルクティーをそう名付けました。
そのため、今では半分以上がミルクであるミルクティーのことを「ロイヤルミルクティー」と呼ぶことが多いです。
「ロイヤルミルクティー」の明確な定義はありませんが、ここではミルク感の強いミルクティーとしてアイス版のレシピをご紹介します。
濃いめに煮出した紅茶は、しっかり氷に当てて一気に冷やしながら注ぐことでクリームダウン(紅茶が冷えることで色が濁る現象)が防げます。
氷の量は表記していませんが、一気に紅茶を冷やしてクリームダウンを防ぎましょう。

 

②アイスキャラメルティー

  • 水を強火で沸かし、温めたポットに人数分より多めの茶葉を入れる
  • 沸騰したてのお湯を注いで5分程蒸らす
  • グラスに氷を詰め、冷たいミルクをグラスの半分まで注ぐ
  • 茶葉を濾しながら氷に当たるように紅茶を注ぐ
  • バニラアイスやホイップクリームを乗せ、キャラメルソースをかける

アイスキャラメルティーは、それだけでスイーツのような満足感が味わえます。
最後にバニラアイスやホイップクリームを乗せれば、リッチなキャラメルティーが完成します。

 

③ジョリーミルクティー

③ジョリーミルクティー
  • 水を強火で沸かし、温めたポットに茶葉を入れる
  • 沸騰したお湯を注ぎ、4分程蒸らす
  • 温めた牛乳を加え、さらに2分蒸らす
  • 茶葉を濾しながらカップに注ぎ、ブランデーと砂糖を好みで加える

ジョリーミルクティーはブランデーを加えた大人向けの味わいで、夕食後のおもてなしに使えます。
紅茶をブランデーの味を引き立てるため、お湯と牛乳の割合は2:1で作るのがおすすめです。

 

④キャンブリックティー

④キャンブリックティー
  • 水を強火で沸かし、温めたポットに茶葉とアニスシード、しょうが(スライス)を入れる
  • 沸騰したお湯を注ぎ、4分程蒸らす
  • 温めた牛乳を加え、さらに2分蒸らす
  • 茶葉を濾しながらカップに注ぎ、はちみつを好みで加える

キャンブリックティーとは、はちみつを加えることで亜麻色に発色したミルクティーのことです。
紅茶にはちみつを入れるとタンニンと鉄が反応して黒っぽい色に変わりますが、そこに牛乳を加えることで亜麻のような柔らかなベージュカラーになります。
なお、アニスと呼ばれるセリ科の一年草は、個性的な甘い香りを持ち、咳止めにも効きます。
しょうがと合わせ、風邪気味のときに免疫力を上げる飲み物としても飲んでみてください。

 

茶葉を使用したミルクティーの作り方で本格的なティータイムを楽しもう!

カフェやコンビニで買えるミルクティーも手軽で美味しいですが、自分で作った本格ミルクティーは格別です。
手間はかかりますが、そのぶん自分にあった味にしやすく、アレンジも無限に楽しめます。
茶葉だけでなく、砂糖をはちみつやアガベシロップにしたり、牛乳を低脂肪タイプにするなどこだわり始めたらキリがありません。
茶葉から作るミルクティーの作り方をマスターして、リラックスタイムを楽しみましょう。

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