クラフトコーラ作り方やオススメのスパイスなどについて解説

クラフトコーラはハーブやスパイス、柑橘系のフルーツを使用した手作りのコーラです。
最近では市販品が多数登場しており「スパイシーな味わいがクセになる」と話題になっています。
そんなクラフトコーラですが、実はおうちでも簡単に作れるのです。
今回は美味しいクラフトコーラの作り方やおすすめのスパイスについて解説します。
アレンジ例も紹介するので、クラフトコーラを自宅で作ってみたいという方はぜひ参考にしてください。
クラフトコーラ作り方
上記の動画でもクラフトコーラの作り方を知ることができます。
作る前にあらかじめ視聴しておくと、イメージを掴みやすくなるでしょう。
必要な材料
- 砂糖 400g
- 水 400ml
- レモン 2個
- シナモンスティック 3本
- バニラビーンズ 1/2本
- カルダモン ホール20個
- クローブ ホール20個
- ナツメグパウダー 小さじ1/4
クラフトコーラ作りに必要な材料は上記の通りです。
可能であれば、レモンは国産のノーワックスのものを選びましょう。
シナモンスティックはパウダーでも可、バニラビーンズはバニラエッセンスでも代用できます。
作り方
それでは早速、クラフトコーラの作り方の手順を説明していきます。
ちょっとのひと手間で風味が変わることもあるので、しっかりチェックしておきましょう。
①保存用の瓶を煮沸消毒する
煮沸消毒は瓶やプラスチックなどの殺菌方法の一種で、洗剤を使用せずに菌を減らせます。
鍋に瓶と水を入れ、80℃で10分以上煮込みましょう。
②レモンを輪切りにする
レモン1個を5mm幅で輪切りにカットします。
もう1個のレモンは半分に切ってから、絞り器などを使用して果汁を絞ってください。
余った皮は厚さ5mmほどの細切りにします。
③バニラビーンズをカットしてシードを取り出す
バニラビーンズは縦に切り開き、中のシードは包丁の背を使って取り出します。
取り出したシードも皮も煮込むので、どちらも捨てないようにしてください。
④カルダモンを潰す
カルダモンは中に種が入っています。
風味を出すために、包丁などを使用して軽く潰しておきましょう。
⑤シナモンスティックを2つに折る
シナモンスティックはラベルを剥がしてから、手で2つに折ります。
⑥鍋に砂糖・スパイス・レモン・水を入れ火にかける
砂糖、スパイス、レモン、水を鍋に入れて火にかけます。
鍋は容量1リットル以上で、酸に強いものを使用してください。
強火にかける場合は、砂糖が鍋の底にくっつかないよう適宜混ぜるようにしましょう。
⑦沸騰してから10分程度煮詰める
沸騰したら鍋がふつふつする程度の中火にして、しばらく煮詰めます。
煮詰める時間は10分ほどを目安としていますが、お好みの時間で大丈夫です。
シナモンパウダーやバニラエッセンスを使用する場合、火を止めて粗熱がとれたタイミングで入れてください。
レモン果汁もこのタイミングで加えます。
⑧保存用の瓶に入れる
鍋の中身を保存用の瓶に移す工程に入ります。
この段階で茶こしなどを使って濾してもOKです。
スパイスやレモンの欠片を取り除きながら、瓶に移したら完成。
冷蔵庫に入れれば、約2週間ほど保存できます。
クラフトコーラ作りにおすすめのスパイス6つを紹介

ここでは、クラフトコーラとの相性が良いおすすめのスパイスを6つ紹介します。
色々なスパイスを試してみて、自分好みのクラフトコーラを作りましょう。
①シナモン
シナモンは甘みを引き立てる香りがあり、パンやスイーツから煮込み料理までさまざまなメニューに使われます。
クラフトコーラに入れる場合は、スティックタイプのシナモンを使うのがおすすめです。
スティックを半分に折ってから入れることで、シナモンの香りをより楽しむことができます。
ちょっとの量でもしっかりと香るので、入れすぎには注意しましょう。
②クローブ
クローブもクラフトコーラに加えるのにおすすめのスパイスです。
ほんのり甘い香りと舌をピリッと刺激するような味が特徴で、料理の調味料や香り付けに使われます。
苦みがあるので、シナモンと同じように入れすぎには注意が必要です。
③カルダモン
爽快感のある香りやほろ苦さ、程よい辛みが特徴のカルダモンもクラフトコーラに入れたいスパイスのひとつです。
カルダモン入りのコーラを飲むと身体が温まり、冷え性が改善されるといわれています。
胃液の分泌を促して消化をサポートする働きもあり、胃腸トラブルの改善にも効果的です。
④バニラビーンズ
ラン科の植物であるバニラビーンズは、お菓子作りに欠かせないものです。
油性の香料であることから、油脂の多い生地との馴染みが良く、焼き菓子作りに適しています。
クラフトコーラとの相性も良く、バニラビーンズ特有の甘い香りが引き立つでしょう。
⑤ナツメグ
代表的なスパイスのひとつ、ナツメグは甘い香りとほろ苦い味が特徴です。
食材本来の旨みを引き立てたり、臭みを消したりなどの働きがあり、あらゆる料理に使われています。
クラフトコーラに入れる際はパウダー状のものでOKです。
⑥コリアンダーシード
コリアンダーシードは、柑橘系の香りと甘みのある味わいが特徴です。
カレーに使われることが多いですが、スイーツやハーブティーなどに入れることもあります。
フルーティーな香りを付けられるので、普段飲んでいるドリンクにアクセントを効かせたい時にもおすすめです。
コーラに入れる際は、軽く潰すことでより風味が引き立ちます。
クラフトコーラのアレンジ

オーソドックスな炭酸割りも美味しいですが、たまには別のドリンクで割ってみるのもおすすめです。
ここでは、クラフトコーラのおすすめアレンジ3選を紹介します。
さまざまなバリエーションでクラフトコーラを楽しみましょう。
牛乳割り
「コーラに牛乳って合うの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
スパイス感のあるクラフトコーラを牛乳で割ることで、まろやかなコクがプラスされ、チャイのような味わいになります。
仕上げにシナモンパウダーを振りかけると、よりチャイらしい味わいになるでしょいう。
冬場などの寒いシーズンは、温かい牛乳で割って飲むのもおすすめです。
紅茶割り
おやつの時間やホッとひと息つきたい時におすすめなのが、紅茶で割ったクラフトコーラです。
柑橘系の香りが引き立ち、レモンティーのような爽快感のある味わいを楽しめます。
暑い時期はアイスで、寒い時期はホットで飲めるのも嬉しいポイントです。
ウィスキー割り
通常のコーラをウィスキーで割るとコークハイになりますが、スパイシーなクラフトコーラとの相性も抜群です。
ウィスキーだけで割るとかなり濃くなるので、お酒にあまり強くない方は炭酸水と一緒に割ると良いでしょう。
甘みのあるクラフトコーラに、ウィスキーの豊かな香りや苦みがマッチします。
スパイスを使ったオリジナルのクラフトコーラ作りに挑戦してみよう!

スパイスをふんだんに使用した、クラフトコーラの作り方を紹介しました。
クラフトコーラにはシナモンをはじめ、クローブやカルダモン、ナツメグなど色々なスパイスを使用できます。
シンプルに炭酸水で楽しむのはもちろん、牛乳やカクテルなどのドリンクで割って飲むのもおすすめです。
おうちで簡単にできるオリジナルのクラフトコーラ作り、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
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