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ローリエの効果効能7選!1日の摂取量やメリットデメリットも解説!

ローリエの効果効能は?摂取量やメリット・デメリットも紹介

カレーなどの煮込み料理には欠かせないローリエ、実は幅広い効果効能があることをご存知ですか?
数枚でも香りが立つローリエですが、その香りの成分には健康に役立つ効果効能がいくつもあるんです。
この記事では、ローリエの効果効能について解説、1日の摂取量目安やメリット・デメリットについてもまとめました。

ローリエとは?

ローリエとは?

  • クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木の葉
  • 丈夫で耐寒性が強い
  • 煮込み料理には欠かせない香辛料

ローリエはクスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木の葉のことで、乾燥させて料理などに使います。
ローリエの他にも、ローレル、ベイリーフ、月桂樹などさまざまな呼び名があります。
このローリエの木は耐寒性が強く、丈夫でよく育つことが特徴です。
たった数枚でも香りが立つほどで、香辛料として煮込み料理によく使われます。
とくにカレーやポトフ、ミートソースなど肉と一緒に煮込む料理の鉄板で、臭みを消して味を引き立ててくれます。
ハーブティーやピクルスにも使え、洋食であれば幅広い使い道があります。

ローリエの効果効能7選

それでは、ローリエの効果効能について主に7つ見ていきましょう!

1.消化を助ける

消化を助ける

  • シネオールやオイゲノールが消化液を分泌
  • 消化がスムーズになって内臓の負担減

ローリエには、シネオールやオイゲノールといった消化を助ける作用がある香り成分が多く含まれています。
これらの香り成分は、胃液などの消化液の分泌を促してくれます
胃もたれや食欲不振が続いているときは、胃液が少ないため消化があまりできていないサインです。
ローリエの香り成分によって消化液が分泌されると、食べ物がスムーズに消化されて内臓の負担が減り、胃の不快感を軽減してくれます。

2.抗酸化作用

抗酸化作用

  • 香り成分には抗酸化作用がある
  • 活性酸素を撃退して老化を防ぐ

ローリエの香り成分、シネオール、オイゲノール、リナロールは高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは活性酸素を撃退してくれる作用のことで、血流を改善してくれます。
この活性酸素は、体内の健康な細胞を攻撃し、肌のシミやシワを作ったり生活習慣病を引き起こすなどの悪影響もあります。
活性酸素を撃退する抗酸化作用があるので、若々しい肌や血管をキープしてくれるんです。

3.抗菌防腐効果

抗菌防腐効果

  • シネオールが抗菌効果
  • 食材の臭み消しにも使える

ローリエにはたくさんの香り成分が含まれていますが、その約半分はシネオールです。
このシネオールは菌を撃退する抗菌効果があり、食材の腐敗を遅くする役割もあります。
この抗菌防腐効果は食材の臭み消しにも使えるので、肉や魚の脂っぽい匂いやエグみを軽減するので煮込みや下ごしらえによく使われます。
また、抗菌効果を使い、ローリエを煮出したお水でうがいをすれば喉のウイルスを撃退してくれます。

4.リラックス効果

リラックス効果

  • 交感神経の働きを抑える
  • 副交感神経優位になることでリラックス

ローリエの香り成分の多くを占めるシネオールは、リラックス効果もあります。
交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にするのでイライラを抑えて心を落ち着かせてくれます
香りを嗅ぐだけでも十分効果が得られますが、白湯にローリエを入れたりハーブティーの茶葉に混ぜるとより香りが立って効果的です。

5.炎症緩和

炎症緩和

  • 消化器官や呼吸器の炎症を抑える
  • 咳止めによく使われている

シネオールにはまだまだたくさんの効果があります。
そのひとつが抗炎症作用、とくに胃や腸などの消化器官やのどや鼻といった呼吸器に効果を発揮します。
たとえば、咳が出て喉が苦しいときは、気道粘膜が炎症を起こしていることがあります。
このとき気道粘膜の炎症が抑えられれば、咳は自然と治まります。
そのため、ローリエは咳止めに使われることが多いです。

6.美肌効果

美肌効果

  • 抗酸化作用が美肌に導く
  • 栄養素が隅々までいきわたる
  • 乾燥やテカリを防いで健康的な肌に

体の酸化を防いでくれるローリエは、美容にもうってつけです。
2.抗酸化作用でも解説しましたが、肌の老化の原因の一つは活性酸素です。
この活性酸素を取り除くことで、肌のシミやシワを防いで若々しい肌をキープしてくれます。
また、ローリエに含まれるオイゲノールは血管拡張作用があり、血の巡りを良くして栄養素を体のすみずみまで運んでくれます。
栄養価が体全体に行き渡れば肌の乾燥や油分の過剰分泌も防げるので、美肌へと繋がります。

7.デトックス効果

デトックス効果

  • 血行促進によって老廃物が排泄
  • 利尿作用があるのでむくみ防止にも

ここまで解説してきた効果効能は、体内の余計な老廃物を排泄してくれるデトックス作用にも繋がります。
血流が良くなって血の巡りが促されると、老廃物は排泄しやすくなり栄養価が行き渡りやすくなります。
またシネオールやオイゲノールには利尿作用があるため、体内の余計な水分を排泄してむくみを防止します。
ローリエの利尿作用を活かすためにも、料理だとスープや煮込み、お茶など水分と一緒に摂りましょう。

ローリエの1日の摂取量目安は?

ローリエの1日の摂取量目安は?

  • 数枚程度しか使わないので気にしすぎなくてOK
  • お茶の場合は3~5g
  • 美味しく摂取できる量が目安

ローリエは精油成分が全体量の数%ほどしかないため、通常摂取するぶんには量をそこまで気にする必要はありません。
少量でもしっかり香りが出るので、料理を作りたいならローリエを想定以上に入れない方が良いです。
料理に使う場合はローリエ数枚程度を一緒に煮込むくらいでしか使用しないので、気にしすぎなくてもOKです。

お茶で飲むなら1日3〜5g程度

料理と比べて量をたくさん使うのが、お茶でローリエを煎じるときです。
その場合は3~5gが目安、それ以上だとかなり大きな急須やポットが必要になるので、これも気にしすぎる必要はないでしょう。
ローリエは、厳密に決められた摂取量はありません。
数値を気にするよりは、料理でもお茶でも美味しく摂取できる程度を目安に摂りましょう

ローリエのメリットとデメリット

メリットデメリット
・料理の香り付けに使える
・入手が簡単
・お風呂に入れて入浴剤にもできる
・腹痛や下痢などの副作用
・妊娠中や授乳中の女性は注意

ここでは、ローリエの効果効能以外のメリットやデメリットについて紹介します。

ローリエのメリット

ローリエの大きなメリットは、手に入れるのが簡単なことと日常的に取り入れやすいことです。

料理の香り付けに使える

ローリエは健康効果はもちろんですが、料理の香り付けとしても優秀です。
香りが強いので刻む必要もなく、パキっと折って入れるだけでいいお手軽さもすぐれています。

入手が簡単

ローリエはスーパーのスパイス売り場で買うのが一般的です。
基本的にどのスーパーにもありますが、月桂樹を鉢植えやプランターで育てて入手することもできます。
寒さに強く、陽が当たらなくても育つので栽培も簡単です。

お風呂に入れて入浴剤にもできる

ローリエの香り成分は、お風呂に入れても効果を発揮します。
乾燥させたローリエの葉をお茶パックやストッキングに入れて湯船に入れるだけで完成です。
香りを楽しめる上、血行促進や疲労回復にももってこいです。

ローリエのデメリット

ローリエは摂取量に制限はありませんが、一部の人は摂りすぎに注意しましょう

腹痛や下痢などの副作用

ローリエは消化を促す作用がありますが、逆に言えば消化液が出すぎて胃が荒れることもあります。
ローリエを摂取して腹痛や下痢が起こった場合は、摂取を控えましょう。

妊娠中や授乳中の女性は注意

多くのハーブやスパイスは月経を促す作用があり、妊娠中は摂りすぎに注意しなければなりません。
ローリエの場合は一度に多く使うことが稀なので多少は問題ありませんが、精油の使いすぎには十分注意しましょう。

ローリエの効果効能はお茶や料理で簡単に取り入れられる!

ローリエは入手も簡単で、料理するときに一緒に煮込むだけなので取り入れやすいです。
お茶やお風呂にも活用できるので、ローリエの効果効能をめいっぱい活用しましょう!

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